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「日本語・日本文化」考

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日本語や日本文化についての私見です
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記事一覧

「悪魔の証明」考

「悪魔の証明」考

今日は「悪魔の証明」について、考察します。



<<悪魔の証明とは>>「悪魔の証明」とは、否定するなら、無い事を証明しろ!
という、無理難題です。
いままで、いくつか陰謀論などを検証してきました。
しかし、陰謀論が絶対に間違いと言い切るのは不可能に近いです。
限りなくデマである可能性が高くても、絶対に無かったと証明するのは難しいのです。

今回は、いくつか「悪魔の証明」の例を挙げたいと思います

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「覆水盆に返らず」

「覆水盆に返らず」



<<はじめに>>このマガジンは、
「情報の大切さと、怖さ」
を理解してもらうべく、執筆しています。

毎回、記事冒頭に、批判覚悟で訴えます。
・「情報はすべての行動の基本になる」
・「考えることなく、情報を鵜呑みにしたら、知的生物ではない」
コロナ禍で露呈した、マスメディアと視聴者の関係、情報の大切さを考察します。



<<対象となる記事>>「自宅飲みで感染させた」 20代女性が“後悔”

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「鏡開きと成人式」考

「鏡開きと成人式」考

今日は古来から伝わる、正月の恒例儀式「鏡開き」。
そして、偶然にも重なった「成人式」。

<<鏡開き>>年末に餅を搗き、鏡餅として祀っていた物をいただくのが「鏡開き」。
よく勘違いされているのが、上に載っている柑橘類。
冬みかん(温州みかん)ではなく、橙(だいだい)です。
これは、代々にひっかけて、家の繁栄を願っての物です。
最近は、便利になってプラスチックの型に入っている物。
そして、その中に切

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「日本語を楽しむ」考

「日本語を楽しむ」考

年が明け、令和三年。
昨年はコロナ禍で、ほぼ記憶がない一年。
今年は牛の歩みで、一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。

日本語には、多くの方言があり、またアイヌ語や琉球語なども混じっています。それはそれで、面白い文化であると思っています。

<<標準語>>明治期に入って、言葉が通じないと困るという事で標準語が作られました。山手線内の地域の言葉を標準語にしたようです。
新聞・ラジオ・テレビなどで

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「年賀状と名刺」考

「年賀状と名刺」考

年が明け、令和三年。
昨年はコロナ禍で、ほぼ記憶がない一年。
今年は牛の歩みで、一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。

筆者は割とITに造詣がありますので、Eメールを多用するのですが、たまには紙媒体+手文字も良いものです。

さて、今日は年賀状と名刺についてです。
年賀状は本来、年始の挨拶周りにいけず手紙にて挨拶を行うのが始まりの様です。筆者は、その説を採り毎年一月二日に出していたのですが・・

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NGワード「すいません」

NGワード「すいません」

日本語でのコミュニケーションでよく利用される言葉「すいません」。
この言葉をNGワードにして生活してみませんか?

<<お礼の時:「ありがとう」>>簡単なお礼の時、例えばちょっとした物を取ってもらった時に
「すいません」
と良く使われます。
その時は「ありがとう」
と言いましょう。

<<迷惑の謝罪:「ごめんなさい」>>何か悪さや、自分の失態で迷惑をかけた時に
「すいません」
とよく使われます。

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「初○○」考

「初○○」考

年が明け、令和三年。
昨年はコロナ禍で、ほぼ記憶がない一年。
今年は牛の歩みで、一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。

さて、年初めの「初○○」
一月一日に行うものと、一月二日に行う物が有ります。

初日の出は、元旦に昇った太陽です。
一方、初夢、書初めや挨拶周りなどは二日です。
初詣は、一月中旬まで。
そして、初売りは四日から。

今は時代が代わって何でもありですね。
正月から営業しているお

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