私の身体は美味しいで、できている。
私には口がひとつしかないから
朝からたくさん歌いたい気持ちや身体のために
ひとつの歌をこのひとつしかない口の中から紡ぐのは
幸せであり
ちょっと慌てることもある。
まるでお蚕さんが糸を出すように
まるでお夕が鶴の我が身から紡ぐように。
歌いたくて歌いたくて歌いたくてたまらない気持ちや身体が
どこからやってくるのか分からないけれど
止まること無くそれらに答えたいこの身を保つことも
また真剣に真摯に向き合うのです。
だから。
食べる。 歌う。食べる。歌う。
美しいもの見る。