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イタリアンならトラットリア ダ ジャコモに行け。大阪市福島区JR福島駅徒歩2分にある至高の空間はYouTubeプレミアムお試し期間のオレがランチAセットをワンサカ頼み続けても優しく接してくれた。

生物学的人類は2つにしか分けられない。
Trattoria da giacomトラットリア ダ ジャコモに行く人類と、それ以外だ。

大阪の淀屋橋から北新地、ひいては福島区につらなるエリアはランチ激戦区。
かねてより1000円ランチが覇を競い、安さと美味しさの二律背反など何するものぞである。

中でもJR福島駅の目と鼻の先にたたずむ、「トラットリア ダ ジャコモ」、はそれ雰囲気まで極上の至れるかな紅茶以外はパーフェクトだ。
今朝はここらあたりを掘り下げてみよう。



1000円ランチという救世主

原価の急騰から飲食店が、軒並みバショクを切りに切って値上げを断行している。
だから、1000円ランチがめっきり少なくなった。
しかし、美味いと安いの両立を堅守するトラットリアはある。
大阪市福島区界隈では、トラットリア ダ ジャコモ、と相場がきまっとろおが。

Trattoria da giacomo
4.3(194) ‧ ¥1,000~2,000 ‧ ¥5,000~6,000 ‧ イタリア料理店 
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島5丁目6−12 シュエット吉本
9.5 km
席を予約します

蛇足かもしれないが、
JR福島駅徒歩2分という好立地も白眉である。


美味い、空間いずっといたい、安い、の三者鼎立

美味い、安い、までならば、まあそれなりにある。
だが居心地がよく、その空間にずっといたいと想わせる店はきわめて少ない。
ジャコモは、
美味い、空間いずっといたい、安い、をみごとに三者鼎立させている。


美味い

ランチタイムはAランチ、Bランチ、Cランチからなる。

Aランチはなんと驚きの、1000円。
Bランチは、前菜とか色々ついて、1600円。

Cランチは、食ったことねえからわかんねえ、すまん。

これは余談だが、コロナにビビってたオレはずっとAランチばっかバカスカ食ってサッサッと店を後にするのがルーティンになっていた。時間にして23分ピタリという精密機械ばり。しかし、なんの拍子か、天の配剤か、昨日Bランチを初めて食った。
この配剤が大吉と出る。
このBランチは大当たり。センターバックスクリーン直撃級の大当たりだ。

なんたって、前菜が、とにかく、美味い。トリビアーン
芳醇であり、珍味であり、芳ばしく、芳醇であり、とにかく口福を得られること請け合い。


紅茶がない

だが、天下のジャコモさんだからといって、手放しで誉め続けると想ったら間違いだ。

紅茶が一種類しかない。

これは痛い、痛すぎる。
紅茶なんて、
ダージリンないしアールグレイさえメニューに置いておけばなんとかなる、利益率の高いワインを呑みやがれ、なんだったらワインを昼間っからボトルでいっちまえ、ホラいきなよヘイッいまでしょ、というドグマに陥った店は案外もろい。


思考停止を客は見逃さない。

土日だから昼間っからワイン飲みたい(oゝД・)b、、だけど、飲めない客だっているんだってば。

やはり、昼休みといえば、
「紅茶を一杯」。
一生において一番に生が輝く瞬間である。

そういえば、小さなお菓子がカップの脇についてたよね(oゝД・)b
心憎い気配り、ありがとう。



空間いずっといたい

これはもはや天性のものといってもよいだろう。

ずっといたい、と想わせる空間。

………………落ち着いた照明、お客さんをこれでもかと慮った動線、静かだが荘厳なBGM、洗練されたトーク術、お喋りなオバチャン達を片隅に予約させるスーパーインテリジェンス台風の時かならず吹っ飛ばされてるメニュー盤、女性店員さんがたまにカミ、なおかつちょっと間違ってるんじゃね系のイタリア語、店員さん自身が微かにだが確実にウケてるよね、オレは眠ってるふりしているが絶対に聴き逃さない、デビルマン世代舐めんな…………………


すこぶるグラツィエだ。


美味い、空間い、安いの絶対条件みんな、ディナーにいこう

まあ、最低でランチBぐらい頼まんと、ダメじゃねえか。



再会の挨拶にかえて

2024年3月24日(日) 
11時半~13時
Trattoria da giacomトラットリア ダ ジャコモ
にて、半年ぶりの再会を祝し、ひそかにだが確実に記す。

みんな、ありがとう。
では、また、逢いましょう。

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