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積読しかない本棚

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

私は本棚を2つ持っている。ひとつは一人暮らしの住まいにある中サイズの本棚。もうひとつは、実家にあるベット2つ分くらいはある大きめの本棚。

ルールではないが、基本的に床置きにはせず、本は本棚に収納できる冊数に納めている。読み終えた本は実家に持って帰り、空いたスペースに新しく本を入れる感じ。

それ故に、なるべく積読は早めに解消したいのが心情。でも小説ばかり読んでいるこの頃、なかなか本腰を入れて読むような本に取りかかれない。

隣りの本棚を眺めても、去年からずっと積みっぱなしだなって思う本もある。例えば…

  • ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」上下巻 草思社

  • 池谷裕二「世界史は化学でできている」ダイヤモンド社

  • 玉井茂「西洋思想史の人びと」理論社

  • ヘルマン・ヘッセ「ヘッセの読書術」草思社

  • 池田晶子「14歳からの哲学」トランスビュー

こんな感じの、読むのにちょっと集中力を必要とするタイプの本。なんというか、じっくり時間を掛けて紐解きたい書籍たち。

だけど、こういうマインドがあまり良くないのかもしれない。世の中には、歴史や哲学の本を気軽に読める人もいて、それこそ小説のように所構わずスラスラ読めて当然だって人も多い。

おそらく、文体や単語の意味がよく分からないから、余計なのだろう。

私自身、文体が似たような作品は続けて読む方がスラスラ入る。村上春樹さん翻訳の「グレート・ギャツビー」と「ロング・グッドバイ」を同じ時期に読んだように。

では積んでいるのは、そういう哲学や歴史に関わる本ばかりなのかと言えば、もちろんそんなことはない。

  • 宮部みゆき「理由」新潮社

  • 朝井リョウ「何者」新潮社

  • 三島由紀夫「金閣寺」新潮社

  • 阿部智里「烏は主を選ばない」文藝春秋

  • 有川浩「ストーリー・セラー」幻冬舎

東京読書倶楽部の読書会でも、紹介者が欲しい人いたら差し上げますと言われたら、遠慮なく頂いてしまう。

それに、日本人作家でさえ積んでいるのに、海外の作家を含めたらもっと大変である。

  • ブノワ・デュトゥールトゥル「幼女と煙草」早川書房

  • フィリップ・グランベール「ある秘密」新潮社

  • フランチェスカ・リア・ブロック「ヴァイオレット&クレア」主婦の友社

  • ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」創元社

  • リチャード・バック「かもめのジョナサン」新潮社

そんな感じで、他にも積みっぱなしの本はたくさんある。読書会で勧められた本を片っ端から読みたくなるの。

本当、よくマイルール内に本が納まっているなと、自分でも感心する。

ただこれだけ積読が多いにも関わらず、幸いなことに、これらの本はどこで買ったか、あるいは貰ったかを覚えている。

買った時の風景が思い出せないと、それはもうその本に対する興味を失ったことだと考えている。何でこの本を買ったんだっけという理由がなくなると、紐解くのも億劫になってしまいかねない。

だから、本は積読せずに、その理由やモチベーションが高いうちに読むべきなのは分かる。でもほら、熟成するほど旨味が増すものもあるわけで。賞味期限が切れることもあるけれども。

私の積読のモットー。一つは死ぬまでには読み切る。もう一つは、私が読まなくても、他の誰かが読むだろう。

ここで連ねた本くらいは、流石に今年中には紐解きたいけれどもね。それではまた次回!

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