見出し画像

暮らしを豊かにするコツ

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

今日は雨模様。午後から神保町散策と読書会を予定しているが、どこへ行こう。最近移転した@ワンダーの古本市にでも行こうか。

雨の日は静かだ。いつもは騒々しい近所(お陰で朝寝坊することは少ないのだが)も、今日はひっそりとしている。時折電車の通る音が聞こえるほか、ポツポツと雨の音が響くのみ。幸せである。

先日、松浦弥太郎さんの「自分で考えて生きよう」中央公論新社 (2017)を紐解いた。てっきり思考力を身につける本かと思ったら、日々の暮らしをしあわせにするコツや工夫を考えるシェアであった。

第4章は〈もの選びの工夫・コツ〉として、おしゃれやプレゼントに関する”丁度良いもの”を見つける工夫が記されている。

私事であるが、あまりファッションに興味がない方である。GUで安くなっていた単色のパーカーと兄貴のお古のジーパンを履く。ジャンパーもワークマンで充分である。

ただ、雨具はこだわっている。たまにしか使わないからこそ、傘ぐらいは少しいいものを使う。雨が降ったらこの傘が使えるぞと、すこし嬉しくなる。

そういうモノって、おそらくみんなも1つや2つはあるだろう。カメラのレンズをいくつも使っていたり、お酒の種類によってグラスを変えたり。

たまに使うから幸せなのであって、毎日使うとなると大変である。私は兄貴のようにおしゃれにお金をかけないが、こだわりのあるものには少しだけ高いものを選ぶ。

どっちが正解というわけではない。どちらも良い選び方である。

ただ、何でもかんでも周りと合わせたような、みんな持っているものばかりに囲まれるよりは、きっと良い。

それが、自分で考えて生きていくことなんだな。

いつの間にか雨が小降りになってきた。雨の匂いを感じながら、神保町へ向かおう。それではまた次回!

この記事が参加している募集

読書感想文

雨の日をたのしく

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。