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11月26日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

11月26日夜に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が4名とリピーターの方が6名の合計11名でお酒を飲みながら読書会 その名もBOOK & BOOZE!

以前参加していただいた方の口コミで参加する方がいたり、告知サイトをご覧になって遠く静岡県からいらっしゃったりと、様々な方にお越しいただきました!

毎月のようにいらっしゃるリピーターのからは「どんな本を持ってきても良いのがこの読書会の魅力」だと嬉しいお言葉も頂きました。毎週のように開催できるのは皆様のおかげだとしみじみ思う会でした。

読書会終了後に撮影
電気ブランとワインで乾杯

・紹介して頂いた本

おかざき真里「阿・吽」小学館
比叡山延暦寺の開祖 最澄と"弘法大師"で有名な空海 二人の生涯をレディースコミックの著者が描く。歴史作品としても漫画としても細部の作り込みが素晴らしい。仏教の成り立ちは何だろうかと手に取ったところ、知れば知るほど宗教の奥深さを感じる。

悠木碧 他「ユリイカ 2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を」青土社
「何でも願い事を一つ叶える代わりに魔法少女として戦う少女たち」の物語。紹介者の青春は"魔法少女まどか☆マギカ"と共にあり。高校生の頃に表紙買いをした本だが全く理解が出来ず、大学時代に改めて紐解いたところ、よりアニメの奥深さを感じた書籍。

ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引書」講談社
1970年代 家元はお嬢様だがアメリカの下町で掃除婦として働く著者の私小説。カソリックの学校に入学したプロテスタント系のルシアさんだが、教育のために入った学校で"宗教"の違いからいじめを受ける。当時の時代背景としてなぜ白人が掃除婦として働いたのか気になる作品。

サマセット・モーム「月と六ペンス」新潮社
ストリックランドは株式の仲介人として家庭を養っていたが、ある日突然家族を捨て、絵を描くためにパリへに出る。だが主人公は絵がド下手で当時の世間は見向きもしなかった。それでも絵を書き続ける主人公に、やりたいことを貫き通す生き方に憧れた作品。

丸谷才一「思考のレッスン」文藝春秋
学生時代に読書の大切さに気付かされた本著。読書を通じて思考を広げるために、①仮説を持つこと ②比較と検証を行うこと ③アウトプットをすること を学ぶ。

大村大次郎「信長の経済戦略」秀和システム
織田信長と言えば戦好きとして有名であるが、その戦の下には信長の優れた経済戦略があった。尾張は元より経済基盤があり、天下統一して新しい経済を作ることを本気で目指した男。当時の戦や宗教組織の関係などの裏話も面白い作品。

衿沢世衣子「1年1組 うちのクラスの女子がヤバい」リイド社
突発性の(役に立たない)超能力 "無用力"を持った女子高生たちが集まるクラス。自分たちもどうでもいいような個性に悩み、そして周囲の人達に助けられたなとしみじみと感じた作品。クラスメイトひとりひとりの名前が個性的で好き。

次回の読書会は、2023年1月15日の朝活✕読書会です!
ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

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