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職業:WEBライター
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
ふと気づく。今週末が終わればもう4月、新年度なのかと。
去年の2月からWEBライターとして働き始めて1年2ヶ月。歳を重ねたってのもあるが、この1年間はあっという間に過ぎていったなとしみじみ思う。
ありがたいことに、仕事でも多少なりとも成果は出しているし、今のところ「もう君には全然期待してないから」と言われるほどの失態は犯していない。今のところね。
しかし、現状は仕事が楽しいで過ごしているけれども、時折、30歳を過ぎてもこのままなのかなと思わなくもない。
そんなこんな会社の図書スペースにあった、越川慎司さんの「29歳の教科書」プレジデント社 (2022) を紐解いた次第。
これからのキャリア構築は「ロールプレイング(以下、RPG)型」になると考えているのです。自分が目指すキャリアゴールに向けて何をすべきか、オープンワールドの”冒険”の旅を続けながら、自分自身で探索していきます。
本著を要約すると、テクノロジーの進歩により世界はどんどん「オープンワールド」になっているため、今後は大企業に勤めれば一生安泰ではなく、自ら能力やキャリアを築いて戦えるようにならねばならないという。
平素より将来のことを考えない生き方をしているけれども(鬼が笑うと言うし)、自分の価値を高めるべきという思考は分かる。
実際に一番最初に転職をはじめたのも、自分で稼げるような人間になりたいという動機だった。営業系の仕事で個人として稼げるようになるんだって。
結果的に2ヶ月半で撃沈して、営業職(特にテレアポ)は向いてないと結論付けたけれども、転職の前提は変わらない。現状、ライターとしての個人の価値を高めているとも言えなくもない。
話を本の内容に戻すが、ではこのオープンワールド化しつつある世界で、どう立ち向かっていくべきかという点に対し、越川さんは「魔法が使える戦士」が強いと述べる。
RPGでも、戦士が途中で魔法使いに職業転生して魔法が使える戦士になっていく、ということがあります。現実のビジネスの世界でも、このようにマルチなスキルを持っていれば、「一緒に組みたい」と考える人が増えます。
ゲームでも度々見受けられることだが、最初にパーティを組んだ仲間よりも、旅の後半で出会う仲間のほうが上位互換の技が使えることが多い。結果として、最初の仲間は控えに回されてしまう。
もちろん、適材適所というものがあるから、通常戦闘とボス戦で使い分けることもある。雑魚キャラの一掃に向いているキャラもいれば、属性効果を軽減するサポートが重要視される局面もある。
その役割が一人で担えるのならば、両方の局面で活躍できる。経験値も多いだろうし、何より目立つ(カッコよく言うならば、セルフブランディングができている)。
そのためにもいくつか力をつけておくべきだと語るが、越川さん曰く、オープンワールドで必要とされる”7つの力”のうち、最も重要なのは「学習継続力」だと言う。
激しい変化の中で、身につけたスキルは時間とともにどんどん陳腐化していきます。せっかく身につけたスキルが、すぐに有効ではなくなってしまうのです。
そうよね。できることから地道にコツコツ学び続けるしかないのよね。
分析ツールは日に日に進歩しているし、いつの日か文章生成AIに代替されるかもしれない。先に進めば進むほど敵も手強くなっていくのは、リアルもゲームも同じなわけで。
RPG風に言うならば「職業:WEBライター」のレベルを上げていく必要がある。
私にしか書けない記事を書けるようになるために。卓越するという点でも、マルチなスキルを身につけるという点でも。
もとより、まだまだライターとして修行中の身ではあるけれどもね。新年度になることだし、ちょっと頑張ってみますか。それではまた次回!
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