読書記録「タタール人の砂漠」
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
今回読んだのは、ブッツァーティ 脇 功訳「タタール人の砂漠」岩波書店 (2013) です!
・あらすじ
士官学校を卒業し、将校に任官したばかりのジョヴァンニ・ドローゴ。20代の彼にとって、これからの日々は輝かしいものになると思っていた。
だが赴任先の「バスティアニーニ砦」に到着して、早くもドローゴは幻滅することになる。北の国との国境近く、町から隔離されたこの場所は、砦と言うよりは牢獄に近しかった。
彼らの任務は国境線の警護。目の