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読書記録

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本を読んで思ったこと、考えたことなどをつらつらと書いてます。読む本に一貫性はありません。
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#読書感想文

読書記録「ペンギン・ハイウェイ」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、森見登美彦さんの「ペンギン・ハイ…

読書記録「百年と一日」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、柴崎友香さんの「百年と一日」筑摩…

読書記録「水底のスピカ」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、乾ルカさんの「水底のスピカ」中央…

読書記録「僕の狂ったフェミ彼女」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、ミン・ジヒョンの「僕の狂ったフェ…

物語をおいしく味わう

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 映画や漫画、小説などの物語を紐解いていく中で、「…

「働いていると本が読めなくなる社会」について

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 最近巷で噂の話題作、三宅香帆さんの「なぜ働いてい…

読書記録「タタール人の砂漠」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、ブッツァーティ 脇 功訳「タタール人の砂漠」岩波書店 (2013) です! ・あらすじ 士官学校を卒業し、将校に任官したばかりのジョヴァンニ・ドローゴ。20代の彼にとって、これからの日々は輝かしいものになると思っていた。 だが赴任先の「バスティアニーニ砦」に到着して、早くもドローゴは幻滅することになる。北の国との国境近く、町から隔離されたこの場所は、砦と言うよりは牢獄に近しかった。 彼らの任務は国境線の警護。目の

センス・オブ・ワンダー

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今週末は久々に実家に帰省。電車で1時間程度といつで…

読書記録「優しい死神の飼い方」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、知念実希人さんの「優しい死神の飼…

読書記録「世界でいちばん透きとおった物語」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、杉井光さんの「世界でいちばん透き…

読書記録「太陽のパスタ、豆のスープ」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆…

読書記録「天国の本屋」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、松久淳さん+田中渉さんの「天国の…

読書記録「シアター!2」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、有川浩さんの「シアター!2」アスキ…

読書記録「シアター!」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、有川浩さんの「シアター!」アスキー・メディアワークス (2009) です! ・あらすじ 春川兄弟の父は劇団の役者だった。役者と言っても小劇団の無名な役者であって、日銭をアルバイトで稼ぐような有り様だった。 兄・春川司にとって、父は叶わぬ夢を追い続けた駄目な男という印象だった。役者なんて安定しない仕事は、目指すべきではないと。 逆に、弟・春川巧にとって父は、当時イジメられっ子だった自分が、自己実現できる場所を教えて