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3月は言いたい(めぐみ)

私はフェミニストってこと!


3/31

「印象派展に行きたい」と言うので、それ整君じゃーん!と興奮して行ってきた。

とても混んでいたし、喋ってはいけないムード強めだったので、それぞれ個人的に見た。
後でどの絵が好きだったか聞こう~♪ と思いながら見るのが楽しかった。

ゴーギャンの未開を求める衝動って原色にそのまま表れてるよなーって思って圧倒される。
でもあーいうのじゃないタッチの絵もあった。暑い夏の空の色が上手かった。

私はユーリイという人の都市の絵が好きだなーとおもった。
この絵。
雨とアスファルトとネオン。

絵のバッチ

ユーリイは今回人気だったようで、グッズはほぼ完売。
そしたらお店の隅っこに置いてあったガチャガチャで出たー!わー!
欲しいのがちゃんと出るね。
すぐに着ていたコートに付けた。

🌂

神社で新しい時間割について祈った。

🌸

『ミーツ・ザ・ワールド』に憧れて、焼き肉に行った。
これがおいしかったのなんのって!
チューハイレモン、ハイボール、骨付きカルビ、バラ、ハラミ、塩タン、キャベツ、大根キムチ、焼酎 芋、クッパ、ビビンバ。

よく焼いてよく噛んで食べるのが最高だった。

大人ってすてきだ💫

焼き肉屋さんの名前だいたい最高説


3/28

今の職場には感謝してるけど、圧倒的に正規雇用が少なく、非正規や有期雇用が多くて、会社としては狡猾な組織だなと思っている。
特に「3年雇用」については私にも当てはまるから不服のような気持ちも沸く。
個人的には、「悔しい」というより、自分もこのグロテスクな社会構造に組み込まれる形になっていることが嫌だな。

--スッキリ✨
--自分の感情超納得✴️

…という理解にまで至ったのには、上野千鶴子の見事な解説がありまして、千鶴子にはいつもほんとにありがとうだよ🎀
賢くなるのってほんと大事。

やっぱり、この社会は人を使い捨てにする構造をしていたんだね。

こういうことは今まで一人で知って、一人で猛烈に憤っていたけど、最近こういうものを読む時に思うのは、

で、私は一人で怒るんじゃなくて人と一緒に何かがしたいのであって、いったいそれは何なのか? 

ってことなのよ~。

どういう働き方をして、暮らしていきたいのか、一人で? 誰かと? ってお話ですね🌸


3/27


先週の日曜日はYくんとその子どもと一緒に公園に行ったんだった。
Yくんは妹のパートナー。
ひょんなことから、3人で散歩に出た。

私が妹の人生だったら普段からこういう週末を過ごしていたのだろうか、と想像したりしながら歩いた。それはとても変な想像だったし、誰がどの役割とかつい考えちゃって不自由になったからすぐにやめた。私は妹じゃないしな。
(ドラマ『ミステリと言う勿かれ』で、ライカさん(門脇麦ちゃん)が「~だよな」とか「~だからな」というしゃべり方をするのとても好き。ほとんど性別不詳のしゃべり方。)

2人の写真や動画をたくさん撮ってあげて、一緒にシーソーに乗ったりシャボン玉を吹いたりブランコをこいだりした。
疲れたから、一人でぶらっと公園を出て、車道や歩道橋の辺りをぐるっと歩いた。タバコ吸う夫って、こういう自由不可欠だし認められてる系オレ的気分で好きにぶらついてるんだろうなそれでよく育児してるって言えるよな! と想像したら当てもなくムカつきすぎたから、自分はちょっとおかしいのではないかと思った。

すごい色の山すぎる


いい道

さっき長い文章を書いた。
自分の気持ちとしても距離としても熱量としてもちょうどいい書き方ができたなと思った。
少し整えたら載せるので、読んでもらえたらうれしいなと思う。


3/26②

かよちゃんと夜電話で話していて、「BIG BOSS(新庄)の番組見ました! めちゃくちゃよかった~」と言われたので、翌朝もう一回見た。

私は、番組の最初の最初のワンシーンを見逃していたらしく、それがもうすばらしかった。

北海道の街(函館かな?)が見渡せる高台で、新庄が、「すばらしいね! この街を元気にしたい。この街の人達を笑顔にしたい。『昨日のファイターズ、どうだったかな? 』って言ってもらえる存在になりたい」と大笑顔で言う。
言葉自体は普通かもしれないけど、地形さえもわかるほどの「北海道」を見渡して、「この街と人のために働きたい。みんなを幸せにしたい」って、もう王か神かスターの発想だよ👑
でもわかる。私もそう思うから。
愛と光をどうやって送ろうか? っていうことの違いにすぎない。

この冒頭シーンが見られてよかった。これがすべて。
きっと新庄のどこを切り取ってもこうなのだろう。

すべては、勘と経験と度胸。

だって。

そういう人の振る舞いをわれわれは見ることができるんだね。

(芦屋に住む社長の話もよかった。)

何年か前の修学旅行北海道

3/26

3日間寝た。

後悔も罪悪感もない。
体は多少痛くなったがヨガに支障もなく、この体は強いなと思った。

起きたら桜が咲いていた。
春ってほんとに来るんだなと思った。

🌧️

昼には無言でビールを飲んだ。
大戸屋は定食ごはん無し(-120円)にできるし、ビールは小グラス(190円だよ!)から選べるし(結局中ジョッキなんだけど)、きれいで大好きだよ。

桜庭一樹の『少女を埋める』を読みきった。
ものすごい作品。
書いて世に出してくれてありがとうすぎるけど、作者が得るものと失うものも大きく、もしかしたら半々ぐらいなのではないかと思い、心配になる。
あらゆる意味で、作者が守られるべきだと思う。

でも、年表に載るぐらいの作品!
エポックメーキング!
みんな読むべき。
いろいろいろいろ、人と話したい。

プルコギ+サラダ


実家の鏡で見ていた自分は前髪がちっとも伸びずにちんちくりんだなとずっと思っていた。
その時の写真に写った自分もなんか変で、やってることも含めて道化🤡って思った。

帰って自分の家の鏡で見たら悪くなかった。
つまりかわいかった。
顔って変わるよね?

別の日。起きて鏡で見たら、家用のプルオーバーがめちゃくちゃかわいかった。
オフホワイト、無地、ざっくり大きい、後ろ裾長。
ZARAとユニクロの間みたいな店。と友達に連れて行かれたお店で買った。
これ、外用にしよかな?!
春は白い服。やっぱり春来たよね。

🌸

あの2週間は、みんなよくやったと思う。
ある意味祭りのようなものだったけど、あらがわず、素直に流れに乗った。
祭りらしく、終わった後もいつもの自分の生活を貫きすぎずその場にいる人に合わせた。
特に、母が柔軟によくしていたと思う。ほめたげたい。

3/22


出発間際のバス。隣の列のシートに、若い男の子が銘菓のせんべいの袋を持って乗り込んできたのが可笑しかった。
白いシャツにフードのコート、パンツも白。
なんかかわいいな。
とても身軽。
長い道中、スマホじゃなくて本読んでる。前に流行った夢を叶えるゾウの本だった。

サービスエリアでビニール袋に入った四角い箱をぶら下げて戻ってきたから、夕飯かな、立派なことだよ…と何も食べようとしない自分と比べて思っていたところ、開け始めたらお土産…!よくある箱入り個包装のお菓子の!かわいい~

好きなもの買って食べたらいいよね。

ヒコーキ雲


4回見た夕方



3/20

これめっちゃくっちゃよかったから、みんな見て!!


新庄剛志BIGBOSS 5ヶ月の密着取材…素顔と苦悩1時間SP

見ながら、何度もニンマリしちゃったよ。
新庄が言ってることよくわかる。
超かしこい~

少年時代、自分で野球チームを作ったらしい。
メンバーは、野球に限らず運動ができる人を選んだ。
打順も全部自分が決めなければいけない。
その時点でもう、自分のことより人のことをよく見なさいって教わったという。
最初、ピッチャーをしてたけどあまりに球が速いので相手チームは全く打つことができなかった。すると、チームメイトが「お前一人で野球やってるわけじゃないんだぞ」。それで外野に行った。すると試合全体のことがよく見えた。自分の場所はここだとわかった。
自分に何が向いてるかは人が教えてくれる。

守備にも定評のある新庄。
守備を頑張っていたのは、ピッチャーを助けたいから。チームのために働きたい。

などなど、徹底してる。


3/19

伯父さんの孫に当たる中学生がお葬式で大泣きしたと聞いてほっとした。

泣く人は必要で、私は雰囲気にのまれてそんな時には泣いてしまうと思うしそれが仕事のような気もするからそうなったらそれでいいのだが、他に誰かいればそれがいいと思う。(全部私がする必要はない。)

「泣き女」って外国の映画のお葬式のシーンで見たことがある。プロの泣く人。必要だよな。

って思うのは、人の父の臨終の描写を読んでいても容易に泣いてしまったから。
桜庭一樹の『少女を埋める』がとてもよかった。

ちなみに、くだんの中学生は火葬場で伯父さんの骨をこっそり拾ってポケットに入れてきたらしい。
いいじゃん。友達になれそう。
(ポケットに入れる前、隣にいたマイ母に「ちょっとこれ持ってて」と渡したという逸話あり。母は骨と知らずに持ってあげて、中学生が骨を持って帰っていたことを後で知らされて、「もしかして……あれは骨?!😱」)

💧

様々なことにやっと目処がたってきた。

それで、朝から一人でスタバと本屋をうろうろして本を買った。

夜にはまた人が集まることになっているから、買い出しに行く母についていった方がいいか聞いたら、「ちょっと考える」という返事の後、「一人で行けそうだから行ってくる☺️」というLINE。

私はすっかり付き添う気でいたから、少し拍子抜けと、母はもしかして私を解放した方がいいと判断したのかなと解釈した。
私は母の休息と自由な時間が守られるべきだと思うので、お互いの気遣いとしてもしその両方があったとしたらいいと思う。

というのは、ガストでグラスワインとミートドリアを食べながら読んだこの本がそんな話だったから。


筆者とおぼしき主人公が、父の死に目に際し、7年ぶりに帰郷して、田舎と家族にまつわる事象に翻弄されながら必死に奔走する話。主人公は、東京での20年にわたる暮らしの中で自力で身に付けた知識や現代風の考え方を「正論」と呼び、それを田舎の親に振りかざすことに慎重であろうとしていた(しかし内面で激しく葛藤)。とても立派だと思った。

ガストで唐揚げテイクアウトして帰ろうかな。


3/15

妹の子どもの言葉の教室についていった。
「教室の様子を見てみてほしい」と妹に頼まれて一緒に行った。
若い保健師さんがインナーカラー!✨
情勢により、付き添い人は入室できないことを恐縮しながら目を見てしっかり説明される。
ショックもあり、少し(ほんの少し)ぶっすい態度になってしまった。

終わりの時間に迎えに行ったら、外の待合室で、言語聴覚士の人が子どもを膝にのせ、絵本を指して
「これは? ママ? ワンワン?」
って調子で一生懸命尋ねていた。
その子どもの家庭が、「ママ」とか「ワンワン」っていう言葉を使わない族かもしれないことへの想像や余白は、あんまり無さそうだった。

私は少し離れたところに座り、子どもに手を振った。
子どもは頑張って絵本を指差していたけど、途中で自分のオーバーオールのポケットから輪ゴムが見つかり「あー!」と嬉しそうに言ったからみんなが笑った。言語聴覚士さんも笑い、二人で輪ゴムで遊んでいた。

朝、子どもが食卓で見つけた輪ゴムを嬉しそうにポケットに入れるのを私は見ていたよ。
相手の枠に付き合うだけでなく、和やかに自分のモードに持っていくことってできるんだね。

すぐ大きくなるな~

3/13

私、喪主になる!

伯母の家に泊まりに行った。
窓から港が見えた。
明るくてカウンターキッチンのきれいな部屋。

夜と、翌日も頼まれた用事をしながら話していた。
将来のお葬式の話も出た。
「私は喪主になりたい」と言ったら、伯母は「えらいね! 」と褒めてくれたのに、「そして明るい色の服を着てスピーチしたいんだ! 」と言うと、「お葬式は喪服じゃないとダメだよ」なんて言う。
喪服だって……なんとつまらない。

🧚

好きな本の話をしていて、柚木麻子の『らんたん』を推したら、伯母が「どんな話?」と聞くから、

私:「シスターフッドの話」
伯母:「シスターフッドって何?」
私:「女性たちの連帯ってこと」
伯母:(私やその辺りの空間と自分のことを指差して)
「……今じゃん!」
私:「そういうこと」

伯母の目には、きっと私の他にこの部屋に来ている娘や妹達の姿も見えていたに違いない。

「めぐちゃん、深いね!」

そういうこと🙄

3/12

駆け付けるし、私にできることは何でもするよ

いろいろとあって、自分にとっても人々にとっても、一緒にいた方がいいだろうということで、場所を移りながら人といる。

誰かとずっと話し込んだりしているわけではないのだが、しなくてはいけない話が多い。性格上、自分ではわりといつもそのつもりだけど、今ばかりは私だけが頑張らなくてもみんながそのモードなのはなんかいいなって感じ。

しかし少し疲れたな…と思う。
ごはんも寝るところも部屋もすべてが清潔かつ簡潔で快適だ。みんな真面目に生活している人たちなので、全部まるっと私の日常を軽く超えるクオリティー。寂しさや不安も解消されている。役割も果たせている気がする。次の任務も決まっている。
しかし疲れた……。

それは、役割が見えすぎて辛いということでもあった。
私に見える速度と世の時間の流れは違うので(世のスピードの方がまっとうだとは思う)、こうしたらいいのではないか…ということが明確に思い浮かぶのだがとりあえず待機…ということは多い。

そのうえ、すべきこととしたいことが混在している。
今回は傷付いた人や忙しい人の意に合わせることを主な目的に設定したことも、自分を疲れさせる要因となった。分析終了。

今日は母と散歩して喫茶店に行き、サラダとパンケーキを食べた。とてもおいしくて感動し、二人とも、「ホラ、来てよかったでしょ!」と自分が提案したかのように鼻を高くしたのがおもしろだった。

突然暖かくなったが桜はまだ少しも咲いておらず、しかし今年は梅を十分に見られないでままなのが悔しいと思った。
スーパーでイチゴとセロリと大葉と甘酒と豆乳を買ってもらった。
CDをレンタルし、セリアでナイトキャップを探したけど無くて、店内放送でミモザのカフェカーテンの存在を知り見つけて買った。新しく引っ越した人にあげたいと思った。


マツコ会議とてもよかったからみんな見て!


・(コロナに感染し)自分の関わっているコミュニティーとの関係を遮断された時の圧倒的孤独と自由について(直太朗)
・その社会的な意味ではなく自分にとっての個人的な意味を考えたい。生物としての!(直太朗)
・自由には孤独が伴う(マツコ)
・究極的な孤独の恐怖の話(マツコ)

直太朗の言葉も切り出しもよいが、マツコはいよいよ迫力だった。


3/8

祈りましょう。

伯父が亡くなった。詳しくはよくわからないが突然のことらしい。

母から電話がかかってきて、最初に「びっくりしないでね」と言うから、「うん」と答えつつ心臓が縮んだ。

私よりも、母やもちろん伯母がショックなのだと思う。
本当に厳密な家族葬をするからめぐちゃんたちは来なくて大丈夫と言われたそうだ。

人が死ぬこと。
こういうこともあるのだろうし、これから年を取るから身近にどんどん起きるのだろう。

事情があって疎遠になり、長いこと会っていない従姉妹達のことを思った。
疎遠になるということは、直接心配したり気遣いの声を掛けることができないということなんだなと痛感した。
私は声を掛けたいようだった。

母に、「伯母さんについていてあげてね」と言って電話を切った。

私は祈るしかないな。

「祈りましょう」は偶然昨日学校で言った。
そろそろ学年末にさしかかる時期で、最後の授業の際、「来年も先生が担当がいいです」と言ってくれた子達がいた。
「私もです」と答えた後、ひとりでに口からこぼれて出ていった。

祈りましょう。

スタバに行ったら、「今日は国際女性デーです」ってインスタントコーヒーくれた




3/6

久しぶりに友達から来たLINEで、

「観てないなら観て!」

と言われて、映画『バトルオブザセクシーズ』を観た。NHK「今月は多様性特集です」らしい。
多様性特集ですって言われると見世物的でなんかイヤですね。

セクシーズってカタカナ語変だけど、映画はとてもよかった。

全米女子テニスチャンピオンのビリー・ジーン・キングは怒りに燃えていた。全米テニス協会が発表した次期大会の女子の優勝賞金が、男子の1/8だったのだ。仲間の選手たちと“女子テニス協会”を立ち上げるビリー・ジーン。資金もなく不安だらけの船出だったが、著名なジャーナリストで友人のグラディス・ヘルドマンがすぐにスポンサーを見つけ出し、女子だけの選手権の開催が決まる。時は1973年、男女平等を訴える運動があちこちで起こっていた。女子テニス協会もその機運に乗り、自分たちでチケットを売り、宣伝活動に励む。トーナメントの初日を快勝で飾ったビリー・ジーンのもとへ、記者会見の前に髪を切ってくれた美容師のマリリンが訪ねてくる。夫のラリーを愛するビリー・ジーンは彼女に惹かれる自分に戸惑うが、ときめきに抗うことはできなかった。その夜、かつての世界王者のボビー・リッグスから電話が入り、「対決だ!男性至上主義のブタ対フェミニスト!」と一方的にまくしたてられ…。

ボビーは55歳だよ! かたやビリーは現役選手。
ホームページのビジュアル↑の通りってわけ。
それでも試合は拮抗するし、誰もがやむなしという反応。男女の体力的な性差ってそんなに…? ということに愕然とする。
ボビーの止まらぬ放言(女性差別)にはムカつくけど、ビリー:「ボビーはクラウン(道化)🤡。本当の悪党はその支持者」と全米テニス協会のおじさんを指摘。それが……本当に、石原慎太郎にしか見えないの!!終始。ボビーを応援する数多のおじさんも全員石原慎太郎(か、森喜朗)。ぜったいやだーー!けど、年齢的にもまあドンピシャでその世代だったりもしてすごく納得した。こういうやつらによって価値観は作られていた。

ビリーが美容師のマリリンと親密になるのをひやひやしながらもちょっとワカルー。
美容師、女性、門外漢、奔放さ……。
真面目なビリーがのめりこむのわかるよ。

シスターフッドとレズビアン関係は分けられない(分ける必要がない)のだな。

苦しい戦況もありながら、最後はビリーが勝利するのだが、直後に二人はそれぞれロッカールームで静かに涙を流す。絶対に負けるわけにはいかないのだが、勝っても孤独。すばらしいシーン。
ロッカーから出てきたビリーに最初に声をかけるのが、夫でもマリリンでもなく、ゲイのデザイナー(ビリー達のチームのオシャレなウェアを開発)だったのがよかった。

3/5②

とっても疲れた!

津田梅子のドラマを見る元気は無く、録画して後で2倍速で見よう、じゃあまず容量を空けなくては。

それで、何年も前に録画して未鑑賞のドラマ『捨ててよ、安達さん』を見ることにした。2倍速で。

「捨ててよ」とモノの方から言ってくるという設定。
最初の数話は、溜め込んだ輪ゴムやビニール袋、昔のスマホ……などのほほんゆるめ。
流し見できるし、少し飛ばして見るぐらいがちょうどいい。
一方でじろじろ見てしまうのは、安達祐実演じる安達さんの素か演技かわからないすべてが目を奪うから。家族構成(ほとんど安達祐実しか出てこない)、国民全員が知ってる結婚歴も本人のものを踏襲していて、そしてすっぴんの肌の色やリアルなてかり。
メイク後のお姿も挿し込まれる。
安達祐実が何をしていても見てしまうんだな。台所でもソファーでもベットでも。PV。それがただよかった。
家もざっくりしてるけど抑制があるリアルなかわいい。

私はただ見ている。それだけで癒えていく。

はいりは安達さんのおばさんが送ってきた手作り時計
時計を見る2人。右の子は安達さんとモノの仲介者

しだいに、手作りの(いらない)贈りもの、みんなに好かれたいという気持ち、1回目の結婚の婚約指輪…など、回を追うごとに核心をつくモノに。

通常は、安達さんの夢の中に仲介者とモノが現れて、モノが「私を捨ててよ」と言ってくる流れ。
のはずなのだが、ある日安達さんは撮影時の人間関係でどうしようもない気持ちを味わう。家に帰っても夫は海外。寝ることにした安達さんは、仲介者を夢に召還して、子ども用ビールと紅しょうがを揚げたのを用意して話を聴いてもらおうとする…
というとこがいい!

捨てたいものは「みんなに好かれたいという気持ち…?」の回

そして仲介者はだいたいもう知ってるのよ。
こういうの羨ましすぎる。
私も、とっても疲れたってすぐに言いたい。

仲介者の存在とか、脳内会話みたいな感じで映画『私をくいとめて』と少し似てる。監督同じ。大九明子。


オープニングもエンディングもたまらん……

そして、見たら私もポイポイ消去した(全部じゃない)。
本当に、捨てるのがよかったーー。

3/5

伝えに来てくれてありがとう🧚

テスト監督をした別の教科の人が、「いい問題ですね」ってわざわざ言いに来てくれた。

問題【この一年間の中で「古典」について考えたことや、授業以外で「古典」に関わったエピソードを書きなさい。🌟古典難しかったから頑張りたい、とかじゃなくて、もうちょっとなんか…なんか…🌟】

それだけで本当によかった。
見てくれる人がいるもんだな。
しかもその立場の、それが仕事の人がしてくれた。

たとえ、

・前から後ろにかけて赤い水玉の降る中、水色の口紅をつけたでっかい女の子達がヒョウ柄の犬をつれてショッピングしてる絵の服で、
・7人の聖人がぶらさがってカチャカチャ鳴る青、ピンク、紫、水色、白のメキシコのブレスレットをしており、
・めちゃくちゃ短いうえにカールしすぎてもはや無いみたいな前髪……

という、自分で言うのも何だが、ちょっと異様な風体の相手(自分で言うのも何だが私のこと)であっても、恐れたり警戒したり忌避したりせず、普通に言いに来てくれた。

声掛けられないことは多いし、私だって、そんな変な人に伝えに行くかな?🤔
行く人でありたいな!

その後に、同じ空間で別のおじさんが発した空前絶後の失言(家か飲み屋と勘違いしてるとしか思えない不可解さ)が相殺になるわけじゃない。
だが、ここに書かれるのがそれじゃなくてこっちの宝のようなお話で、私が今いちばん救われてる🕊️

買ってしまった🎎

3/4

おもんないおもんないおもんないってーー!!

これ美容師さんの言葉。
言いたかった言葉が人から出てくる不思議。

「おもんない」って、いやー角が立つね~。でももうそういうことなの!
つまらない質問に毎回付き合って考えてあげたり、くだらない発言を浴びた際の「ぎょっ!」という、瞬間で反射で正直な反応を別の言葉に置き換えてあげたり……しなーいもうしない。めんどくさーーい。
何より時間がない。
もうない。

でも、ケンカしたいわけでもなく、また相手と建設的な関係を構築したい(場合もある)わけでもないから、顔の前で手をバタバタさせて同時に首を振りながらこうして「おもんないおもんないおもんないってーーー!」って言い、去る。
説明なんかしてあげなくてもよくて適当でいいめんどくさい。

きっと、笑いの文化っていう地の利を生かした解釈適宜してくれるんじゃないかなー。

しらねー。

スタバで本読む。これ大事な時間だったー!

3/2

私は未来から来た未来人。ってこと!

人に対して、「その考え方古いね」って言うとめっちゃ角が立つ。別にディスりたいわけでも、ケンカを売りたいわけでもない。でも、何も言わないのももうやめたい。
どうしたらいいのかお風呂で考えていて、やむを得ないが、やはり出身(未来)を明かしていくしかない……という結論に至った。
(だいたいのアイディアは風呂場で浮かぶ説…。)

そうすれば、目の前の相手に対して、個人の責任を追及しすぎず、私は言いたいことを言える気がする。

嘘は言わないけど、気まずくなるのも嫌で本当に思ったことも控えている時がある。
もし、他意無く本音を言えたら、相手との関係も、ひいては社会も変わらないかなって希望を持ちたい。

そういえば力士も取り組みの際、出身をコールされるもんな。
性別より年齢よりずっとフラットな情報なんじゃないかな。
応援される可能性もあるじゃん🤩

最新刊。久々買ったらどんどん最高になってた

3/1

昨日の『恋せぬふたり』第5話、なんか変だったな。

ドラマの始まりで、主人公咲子は友達の千鶴とルームシェアする予定だった。でも、千鶴は突然、前の彼氏と一緒に住むことにしたからと咲子とのルームシェアをドタキャン。それで咲子はアロマンティックアセクシャルの高橋さんと住むことになり…。

ところが、それは千鶴の嘘だった。

千鶴は咲子のことを「恋愛的な意味の「好き」」だと気付いたから離れたんだって。

咲子は元彼のカズ君にもアプローチされ続けているのだが(こちらはアロマンティックアセクシャルについて真摯に反省的に勉強中)、そんなに咲子がもてるんかーい…!

友達まで咲子を恋愛的な意味で好きな展開にしなくてよいよ~。
ドラマ自体が異性愛を意識しすぎたことによる不自然を感じさせるよー。
咲子の魅力に説得力がほしーよー。
(高橋さんはけっこう魅力的です。発言や行動、意外に柔軟なところ。)

チェリまほの安達だって黒沢にしかモテてなかったよー!
モテ期は来てたけど、そこに『恋するふたり』風に言うとアロマンティックアセクシャルかもしれない藤崎さんを配置して、「安達君ってやっぱりいいな♥️」の意味を「人として♥️」で、藤崎さん自身の「恋愛」には持っていかなかった。『恋するふたり』がやりたかったのもこういう方向だったのでは…。

私は安達が好きだけど、咲子のことはあんまり魅力的に思わないからそんな風に思うのだろうか。

もやもやするう~~

https://cherimaho-movie.com/

から、赤楚君の愛らしさを愛でることにしよ~






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