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【#028】課題整理

こんにちは。

30代、技術系会社員のquu-です。(休職中)

休職期間も一月を切り、7月からの復職を目指しています。

復職には、次の診察時に復職許可を主治医にもらう必要があるため、実質残り2週間です。

あまり無理せず、日々の調子に一喜一憂することなく淡々と調整していければと思います。

・これまでの課題の振り返り

復職に当たり、主治医の許可後、社内の産業医や保健指導員の復職最終判断の後、復職となります。

私は過去の記事にも記載しているとおり、何度かメンタル不調で休職を経験しているため、その都度、会社や働き方、自分自身について課題を整理してきたつもりでしたが、現況を踏まえると、上手く課題克服が出来ておらず、場当たり的な対応になっていたと考えます。

特に20代のころは、自分自身の気持ちを強く持っていれば、苦しくても必ずメンタル不調の波は打ち消せる、と強く信じてきました。
また、書籍等でメンタルコントロールや自己啓発本、病気に関する書籍を読み込み、自分なりに整理・実践をしていましたが、克服できませんでした。

ここで分かったことは、決してマイナスなものに抗ったところで、エネルギーを消費するだけだということでした。特に学校を卒業してすぐは、社会人として気持ちも高ぶっており、根拠のない勢いもありました。そして自分を強くもとうと考えることで、不安や緊張に対して心が対立することで、余計に苦しくなっていたと考えます。

しかし、決してデメリットだけではなく、そうした反骨精神が今の自分居場所に導いてくれたこと、そして、次々に現れるハードルをぎこちないながらも最低限超えることが出来たことについてはプラスであったと考えます。

・経験から少し学んだこと

メンタル不調は体力の消耗と異なり、脳疲労の蓄積であるため、いくらリフレッシュで休暇しようと、好きな趣味に浸ろうと解消しないということです。(むしろ、蓄積が進むと、こうしたリフレッシュもできなくなりますが…)

よって、日々の体調コントロールや、食事、睡眠といった健康バランスを保つことでストレスをその都度解消することが必要不可欠になります。

そして、不安や心配、恐怖に抗うことを継続していると、いずれ脳疲労が蓄積した際、反発するエネルギーを喪失し、戦意不能となってしまし、余計に大きなダメージを被ることになります。

つまり、不安や心配などの悩み事は、それは多少人間の性格で前後するもののすべての人がもっており、共存しているということです。
よって、30代になり自分に強くなることを止めるようにしました。マイナスで苦しい状況を嫌々ながら受け入れるようになりました。

その結果、弱くて自信のない時の自分に寄り添うことが徐々に出来るようになり、できない自分も私であると、辛い時に自分を励ませるようになりました。

・慢心に気づく

社会人になるまで大きな失敗はありませんでした。
地方の国立大大学院を卒業し、東証一部の上場企業に就職し、研究職を希望し、上京しました。また、学会表彰や国際学会参加など学生時代の評価が認められ、大学院時代に借りた奨学金はすべて免除となりました。

そうした状況のなかで、自分ならどんな困難も乗り越えられる、他者と比較しても絶対勝てるんだといった、自分の能力を過信していました。
しかし、楽観的な推測は虚しく、社会人半年で崩れ去りました。

学歴に比例して仕事ができるとは限りませんが、理系の分野においては卒論や修論でなにかしら研究をとりまとめた経験者は、業務のアプローチや思考プロセスなど相対的に優位にはたらく傾向があります。

私の場合、地方では就職先で期待されることも多く、逆に学歴のプライドから、これくらいの業務をそつなくこなさなければ、そして完璧でないといけない、失敗は許されない、と自分を追い詰めるようになりました。

そして、難易度の高い業務を幾度かクリアすることができた一方で、常にできる自分、評価される自分でないといけないと考えるようになりました。

結局、自分に慢心の気持ちがありました。不必要に高いプライドがありました。こうしたものは多少必要かもしれませんが、それよりも与えられたことを評価の有無に関係なく、成功や失敗にとらわれず精一杯こなす、このことに尽きると思います。

・経験に勝るものはないと思う

”百聞は一見に如かず”ではありませんが、知識を充実させる以上に、経験を積み上げる方が、圧倒的に武器になると考えます。

私は10数年同業種ですが、途中休職や転職、一部ブランクを繰り返してきました。結果、同年代の技術者と比較し、経験値では大きな差が生じています。そして技術力も劣っているでしょう。

結局、課題解決に基礎力や知識は必要ですが、それを最適に導くかは経験値にゆだねられると考えます。知識をもとによい技術提案を10個しようとも、異なる各条件下では経験がなければ現場で最適な答えは導けません。
逆に新しい業務でも経験があれば少なからず近い業務経験を組み合わせて、合格点でクリアすることが出来ると思います。

それは技術系でなかろうと同じだと思います。つまり、社会人にとって経験に勝るものはないと思います。一方で、より深い経験値を得るには基礎力と知識を充実させることも不可欠です。

私のおかれた状況は知識30代選手、経験20代選手だと考えています。決して自分を悲観していませんし、これまでの社会人経験上、仕方ないと考えています。
これから経験値を同業種で急激に増やすことは体力的にも時間的にもできません。なのでやれることは、知識を増やしつつ、それが間接的に活きそうな新しい分野にチャレンジすること(築くこと)、それであれば、経験のハードルは解消されると考えます。

話は変わりますが、休職やブランクでダウンした経験についても同様にメンタル不調の解消といった課題を解決していく上でも、いろいろと改善に向けたチャレンジをし、そのときどきの思いや変化を大切に記録、そして反映できればと考えます。
その結果、人生が少し豊かになる明るい兆しが表れることを願っています。

まとめ

だらだらと記述してしまいましたが、以下を課題に頑張ります。

・弱い自分も好きになる、そして辛い時こそより自分に寄り添う。

・過去や未来にとらわれず、今に最善を尽くす。

・新しいチャレンジを増やし、選択肢を広げる、想像する。

・メンタル不調解消のマニュアルはどこにも存在しない、
 だから最適解を追求しつづける。

・どんなときも、あいさつや笑顔を忘れないようにする。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました☺

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