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本当に信用できる仲間、友達。

2011年頃、ある理由で海外駐在してた会社を辞めた時、帰国前にストレス発散の為、ヨーロッパに3ヶ月ほど行った。回った国、地域はルーマニア(ブカレスト)、イタリア(モンテカティーニ)、スイス(チューリッヒ)、フランス(パリ)、スペイン(バルセロナ、ブルゴス、サンタンデール)。

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ルーマニア(ブカレスト)は以前にも行った事があり、あまり何も無いところだか、程よく都会で日本ほどでは無いが、ある程度便利だったので、ただリラックスの為に行っただけ。
イタリアは日本で知り合ったルーマニア人(2008年頃)と、アメリカ居住(1988〜2002)していた時に知り合ったイタリア人を訪ねるためだった。
ルーマニア人はそれまでこれといって大したコンタクトは殆どしてなかったが、会いたいと話をしたら心良く会ってくれて、宿泊所の手配もしてくた。その時、友人のお姉さんも一緒にいて、一緒に食事してくれたり、フィレンツェまで、観光案内してくれた。今思えばもっと感謝の意を伝えるべきだったと思っている。社交的で無い自分はそういう所が鈍感なので、次会った時はちゃんと感謝の気持ちを込めてお礼を言おうと思う。(勿論当時はお礼は言いましたが、相手に伝わったかどうかわからないです。)
イタリア人の方は他の人と会うから時間が無いと冷たくあしらわれました。アメリカ居住時代はイタリアに来たら寄るように言われていましたが、いざとなったらこんな感じなので、ああ、あの時言ったのははただの社交辞令だったんだなぁと、表面上はいい人だっただけに、残念な気持ちになった。

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イタリアの後、チューリッヒ(スイス)の友人に会いに行った。会いたいと言ったら快く即返事してくれた。彼の奥さんと3人でレストランで夕食を取った。これといって込み入った話をした訳ではなかったが、とても楽しい時を過ごした気分になったのを覚えている。

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チューリッヒの後はアメリカ居住時代に知り合ったアルジェリア人に会いにパリに行き行く前に連絡したら、泊まるところの手配までしてくれた。1日経って余り良くない所を手配してしまったからと、その人の友人が出払ったアパートで未だ契約期限が経っていないからと、そのアパートに寝泊まりさせてもらった。しかも良くない所を手配してしまった詫びと言う事で、気持ちで幾らか渡してくれた。パリ滞在中は友人の家で夕食をとったり、友達と、友達の娘と、3人で昼食をとったり、夜はサルサクラブや、親戚の結婚式に連れて行ってくれたりと。相当なおもてなしをしてもらった。今は何もしてあげる事が無いけど、日本に来たらお返しをするから必ず連絡してほしいと、その人に話したが、未だ日本に来ると言う連絡はない。その人は、アメリカ居住時代、知り合ってそんなに時間を共にしたわけではないが、快く会ってくれた。

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最後に、ブラジルに住んでいた時に知り合ったブラジル人に会いに、バルセロナ、ブルゴス経由でサンタンデールに行った。会いたいと言ったらこちらも快く迎えてくれた。

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この旅を得てわかった事は、殆どコンタクトもなく、時を経ても(アメリカ居住時代の友人はその当時10年近く)あの時と変わらず接してくれたり、助けてくれる人が関係を続けていくべき人達と言う事をこの旅で改めて実感した。友情や愛情は一緒に過ごした時間の長さではなく、例え一瞬でもどうその人達と関わってどんな時間を過ごしたかという事が大事だと感じた。その人の人柄もあるが…
自分は相手に気持ちを伝えるのは得意ではないので、また会う時はちゃんと感謝の気持ちを伝えるようにしたい。

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