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ワンショット消費について考える

はじめに

今朝見たテレビで『ワンショット消費』について特集されていた。『ワンショット消費』とは、購入した商品を数回着ただけで売るというモノ。場合によっては、写真を撮ってSNSに上げただけで売る人も居るという。私個人としては、インスタ女子界隈で良くある行為の様に感じた。

善悪について

そのテレビでは、40,50代のおばさま方にインタビューしたとして、次の様な意見のみが放送されていた。「もう少し物を大切にして欲しい」「私の場合、4~5年は使う」。まぁ、テレビの構成として『物を大切にしない若者 VS 物を大切にするおばさま』としたいのだろう。そもそも『捨てる』のではなく『売る』ので、物を粗末にしている訳ではない。また、4~5年使える様な高級・高品質な物でも無いと思うのだが、まぁどうでもよい。

私個人としては『どちらかといえば善い』と思う。まず、善いと思う点は以下の通り。

①おカネが流れるので、経済の活性化に一役買っていると思われる

②社会勉強・自身の目利き力を高められる

③必要の無い物は流して行くという考えは良い

①に関して私の知識が乏しいのだが、たぶん、おそらく、経済の活性化に一役買っているはずである。


③に関しては、ミニマリスト的な見解である。物を持たない・必要な物だけ持つという考え方で、以前に誰かが言っていたのだが、ある人で「春物の服は夏に売る」という様に、来年に持ち越さない人もいるようだ。また「売る」事で、欲しかったが高くて諦めていた人が、安い値段で買う事ができ、Win-Winである、とも言われていた。

以上の3点を持って、私個人としては善いと感じる。ただ『どちらかといえば』と付けたのは次の悪い点の所為でもある。

それは「計画性が足りない」という事だ。これは前述の「②社会勉強・自身の目利き力を高められる」に反する事で、何も考えずにネットショッピングに失敗し続けるのであれば、悪いと言えるだろう。いつまでも失敗し続け、売ってもお金にならず散財していく様な人であれば、今すぐ止めた方がいいだろう。

以上を踏まえてまとめると、計画性を持った上での『ワンショット消費』は善い、と私は思う。

将来

最後に少し余談だが、ロコンドというサービスがある。(CMの知識だが、)ネットで買った商品を家で試着できるという。おそらく、気に入らなければ返品も可能なはず。『ワンショット消費』として、試着した写真をSNSに上げ返品、という事をしても採算の合うサービスになっているのだろうか。もしくは、既にそこに目を付け、利益を生み出しているのだろうか。

『ワンショット消費』に目を付け、若者をターゲットにしたサービスが出れば、『ワンショット消費』の見方や考え方が変わるかもしれない。もしくは「買わなくてもレンタルでいい」みたいになれば、『ワンショット消費』という言葉自体が無くなるかもしれない。

どうなるか、楽しみでもある。

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