40代で管理職を断って覚悟した会社員が、SNS発信のリスキングで学んだこと
すこし前に書いた記事、「40歳すぎて転職して思ったこと」の中で、どこまでも不安はなくならないということに気づきネットで発信を始めたと書いたのですが、今回はネットで発信を始めて学んだことをお話ししたいと思います。
前回の記事をまだ読んでいないよ、という方はこちらをどうぞ↓
すこしだけ、自己紹介しますと、
広告畑で20年以上のキャリアを持ち、
SNSやブログ、noteで発信しているカツママと申します。
この記事を読むと、会社員がネットで発信するメリット、がわかりますので最後までお付き合いいただけたらと思います。
40代で管理職を断ったこと
ネットで発信をするようになったきっかけは、
「いつまで会社員で働けるんだろう」と不安に思ったこと。
私は名前を聞けばわかるような日本の大企業の子会社に40歳過ぎてから転職、幸か不幸かすぐに管理職オファーを受けました。
出世したい!と思う人にはありがたい話なのでしょうが、私にとってはせっかくいただいた話ですが正直迷惑な話でした。
というのも、プロジェクトリーダーを任されることは多く、プロジェクトごとの案件を仕切っている時に気づいたことが「上層部が機能していない」ということ。
仕事を作れる人が上の方にいない。やったらやった分だけ損する構造になっている。プレイングマネージャーとは、今では日本の主流にはなっていますが、そんなに器用な人が会社員やり続けるような世の中でもない。
ゼロイチの仕事が作れて、世の中俯瞰できてマーケティングできれば
いくらでも個人が稼げる時代になってるんですよね。
現場仕事ができてもマネージメントができない人はザラにいる。もっとひどいのは、マネージメントもできないのに現場仕事もできない管理職が多いこと。
これ、大企業病のような気がしています。
年齢を重ねれば管理職になって給料上がる、のような意識がなぜかいまだに根強い。だから出世に闘志を燃やしている人も実は多く、小さな世界のゴタゴタのようなものが繰り広げられていることもある。「なんであいつが先に部長になって」的な世界。ひと昔前のような話ですが、日本の大企業はまだまだそんな感じです。
だからこそ感じてしまった・・・、
管理職を受けることで、犠牲にすることの方が多いな。
具体的にいうと、現場の仕事量も変わらずにマネージメントの仕事も降ってきて(ますます管理職というだけでデーーーんと居座る経営層の仕事までふってくることになる)
そこで管理職オファーを断りました。けれど断るからには腹をくくる必要がある。ベンチャーでもない限り会社の構造はいまだに出世を是にしたもの。
そこで管理職を断るということは、プレーヤーで私はいきます!と宣言することになる、と同時に、管理職にならないってことは、会社でこれ以上上昇思考を持ってがんばるつもりない、と思われかねない。
私は会社とは利用するもの、だと思ってます。
自分の暮らしをよくするための、逆サブスクのようなもの。給料をいただける分だけ働いていれば、毎月決まった額が入ってくる。こんな便利な仕組み、ないです。「会社員なんて」という風潮もよく耳にしますが、
会社員という生き方は、考えようによってはとても賢い選択です。この逆サブスクモデル?を長続きさせるためには、それなりの戦略が必要です。私が考える、かしこい会社員のあり方は、
自分のペースで働ける一般社員
上司の顔色を伺うこともなく、部下の育成にヤキモキすることもない、このスタンスを築けたらサイコーです。もちろん会社員として出世して会社単位のビジネスをまわしてみたいという人には全く理解できない考えです。
自分のペースで働く会社員ばかりが増えたら「会社」という組織は成り立たなくなってしまいます。子育てしながらでも出世したいと考える方には全くおすすめしません。
けれど子育てをしながらフルタイムでほどほどに働きたい方にとっては、
『自分のペースで働ける一般社員』て、とても心地よい。
このスタンスを保つためには、現場仕事でいきるスキルを磨き続けなければいけない。いわゆる「職人」である必要があると思うんですよね。主義主張だけしてやるべきことやってないって、あり得ないですよね。
だけど40代以降になって、会社から与えられる学びの機会に頼っているぐらいじゃ、必要なスキルは更新できない。
大体会社の教育システムは、20代、30代を目安に作られています。今でこリスキング(学び直し)といったことも聞かれるようになりましたが、会社で待っているだけの40代を過ごしていたら、おそらくお荷物社員化を自分で招いているようなもの。
事実、年取ってるだけで、仕事できない人、って残念ながら多くないですか。そうなりたくないなあと思って始めたのが、SNSでした。
40代からSNS発信を通したリスキングで学べること
SNSはいろんな発信の仕方があるけれど、リスキングを目的にした運用なら、ぜひ収益化を目的にした発信をおすすめします。いい暮らしとか、ほどほどの暮らしとかいい感じの発信を目指すにしても、です。
私は”売り”が曖昧なままに発信を走らせた結果、学んだこともあれば、ちょっと遠回りしたな、と思うこともあります。
ただ「リスキング」という観点でまとめると、本当にやってよかったの一言に尽きます。
学べること1・マーケティングのイロハ
私はもともと広告業界ということもあり、SNS発信を通してモノを売る、ということを通して実践したアレコレがまさにダイレクトに本業に役立った。
どんな発信をしたらどう人が反応するのか、何を分析することでアカウントを伸ばすことができるか、などリアルタイムで反応が返ってくるので、実践的なマーケティングのスキルを学ぶにはもってこいです。
自分はマーケティングではないよ、という人も今時デジタル抜きで企業活動なんてあり得ないのでやってみて損することはないです。
学べること2・ライティングのスキル
どんな発信をするにしてもライティングは欠かせません。書くチカラはある意味筋トレに似ています。書いてないと鈍るし、書けば書くほど、コツのようなものがわかって書くチカラがつきます。
会社ライフだけでなく子育てシーンにおいても書くチカラがあるとスムースにいくことは多いです。
学べること3・リアルな交流を広げる
長く同じ会社にいると、どうしても思考が狭まることがありますよね。ましてや会社と家の往復だけ、となってくると自然と自分では思ってもいないほど、今いるところ、環境に寄せた思考になってくることがあります。
こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないってことは今いる場所でのスタンダードであって、目を他にむければ、まったく違う常識が働いていることがある。
SNSを本気で発信するようになると、リアルな場での人脈にもつながっていきます。臆せずいろんな人と関わるようにすると、年齢や職業、今いる場所を超えて今まで出会ったことのないような人に出会えてリアルな交流が広がる。それがきっかけで、自分の思考の固まりにも気づくことができます。
学べること4・会社員を心地よくする復業意識
SNSを「副業」になんて考えて、フォロワー数などにとらわれて躍起になるとカラダを壊しちゃったりするので要注意ですが、
「SNSで発信していずれ稼げるようになること」を戦略的に考えて計画的に走らせることで、復業意識をつけることができると会社仕事もうまくいくな、と実感しました。
大きく稼ぐというよりも「小さな稼ぐステージをいくつか作る」という感覚でSNSを走らせると、会社員生活までバランスよく楽しめるようになる。収入の柱がいくつかできることで、精神的な余裕が保てるようになります。
というわけでSNSを発信することは、リスキングにもつながるのでおすすめです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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