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40歳すぎて転職して思ったこと、「会社員である限り、不安はなくならない」という話

私は40歳のときに子持ちで転職をしました。


なんとなく転職というと、30代までかなあ、
なんて昔は思っていたもんですが、自分がやってみると、
とくに女性は40歳からもまだまだ転職のニーズがあると言えます。


もちろん、それまでやってきたこと、そして転職先でやってきたことを上手に言語化することができてこそ、ですが。

そのテクニックはまた別の機会にお話しするとして、
今日は40歳で転職した時の話と、その後感じたことから、
子育てママに特におすすめしたいことについてお話します。


多少、自己紹介しますと、
広告畑で20年以上のキャリアを持ち、
SNSやブログ、noteで発信しているカツママと申します。


▶️フィジカルは「体温」
▶️メンタルは「言葉」
心身両方の軸のアプローチで働く日々をラクにする
『はた楽』をととのえるをコンセプトにnoteでは発信をしています。

この記事を読むと、なぜ私が会社員のあなたにSNSをおすすめするか、がわかりますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。


40歳すぎて転職した私


ずーっと広告のブラック現場で働いてきた私、
10年前にとった産休、育休も会社で初めての取得者でした。


令和になり時代は変わったとはいえ、
大企業でもない限り、会社や業種によっては働くママや
パパが働きやすい状況かというとまだまだそうでもない状態だと思います。


厚生労働省の調査によると、
ぐーんと男性の育休取得者の割合は増えていますが↓

<厚生労働省「雇用均等基本調査」/令和4年度>

男性がガッツリ1年や2年単位で育休を取れる会社って
やっぱりまだまだ限られているのではないでしょうか。


先日私のいる職場でも、「子供が生まれたので育休をとります!」
と言ってた男性社員が2週間もしたら復帰してて、違和感を覚えました。


私も夫婦共働きを当たり前のように走らせてきて、
夫は協力的ではあったとはいえ、息子が保育園に通い始めた頃の記憶って、どっかにすっ飛んでしまったぐらい忙しく毎日をこなすのが精一杯でした。

人出不足で育休も1年に満たずに復帰しなきゃならず、そこから実家の母のヘルプも受けながら、フルタイムワーママとして走り続けてきました。


当時会社では広告ライターの仕事をしていたのですが、
子供がいるからと仕事を減らしてもらえるわけでもなく、
むしろママライターの仕事というのは、本当に需要があって、
次から次へと仕事が舞い込む始末・・・。


母乳をあげながらの仕事復帰で平日の持ち帰り仕事がどんどんたまり、
毎日子供を寝かしつけた後、深夜にかけて家で持ち帰り仕事をこなす
日々でした。

いつかこの生活をやめなければ、と思いながら、目の前の仕事をする毎日。だけど、このまま自分の子供の成長を見逃していいのかな、とふと思う出来事が多くありました。


・土日に夫に預けて仕事に向かったり、
・子供と一緒に寝落ちてしてしまった自分にがっかりしたり、
・お迎えが夜遅くなって、ポツンと一人で遊んでる息子をみたとき、


このままじゃまずいという思いが大きくなって、スキ間をみて始めた転職活動。最初はどこかいいところがあればいいかな、ぐらいで。


だけど当時会社からの要求がどんどん増していき、会社の経営も少し傾きつつあったところから、立て直しに尽力してほしい、という高度な要求もきて、もはやこれは逃げなくてはまずい!


と一気にお尻に火がついて、エージェントに相談したところ、縁あってホワイト企業に転職できました。

今までの常識がくつがえった転職面談


40歳過ぎての転職はかなり勇気のいるものでした。今までのキャリアの延長線上での転職ではあったけれど・・。具体的にどんな不安があったかというと


・子持ちで転職ってどうなんだろう、
・若い人ばかりだったらどうしよう、
・ライフスタイルがきちんとハマるのだろうか、
など。。


だけど、その不安は面接で呆気なく瓦解しました。
今までいかにおかしな現場で働いてきたかと思わされた出来事が、


転職先の最終面接の話・・

面「なにか質問はありますか」
私「子供が小さいので時短勤務になると思うのですが」
面「何時に帰宅するのがご希望ですか」
私「保育園のお迎えがあるので18時には帰宅したいです」
面「・・・ほとんどの社員が18時には帰宅するので、それ時短でもなんでもないですよ笑」

と肩透かしを食らったような感じでした。
あ、今までいかに自分の常識が狂ってたんだなと思い知らされたんです。


自分のいる場所が正常かどうかって、
たまに疑う必要があると、学びになりました。


会社員としていつまで働けるんだ問題


世の中にはこんな会社もあるんだ、と転職を決めた私。
ほどなく新天地での勤務にもなれて、
今までとは一転した9時-18時の仕事。願ったり叶ったり・・のはずでした。


今までのキャリアを活かしプロジェクトリーダーもこなし・・、
けれどある日、女性上司に呼ばれ

「あなたもいい歳なんだし、腹括って会社のために管理職になりなさい」


むむっ?なんだこの違和感。


いい歳だからって??
会社のために??
同じ女性からこんな言葉が出るの??


しかも向こうは、
当然受けるだろう的なオーラを醸し出しての管理職オファー。


大名が、小姓取り立てる的な感じで・・。


フツーはこれ、喜ぶもんなんだろか、
マジ、ぜんぜん嬉しくないんだけど・・・。


と思ったら、やっぱり


株式会社識学「管理職に関する調査」調査期間は2023年1月6日~11日で、従業員数10名以上の企業に勤める20~59歳の会社員300名(管理職:150名/非管理職:150名)より回答をより抜粋


さらに「管理職になりたいと思う」としたのは男性が12%、女性はわずか4%だったということで私は多勢であったのです!


って誇ることでもないけれど、日本の現状の労働環境下において、管理職を受けることはマイナスイメージの方が大きいということでしょう。


さらに主観で見ても、転職して2年ほど経ってたその頃、周りにいるおじさまは一言でいえば使えない人・・・ばかり。


人はいいのだけど、仕事が作れない、与えられた仕事じゃないとこなせない。こんなんで管理職なんてなったら、もらっている給料以上に働かなきゃいけない。


ホワイトではあるけれど年功序列がありありと残るシステムでは、
下手に役職なんかついたら割に合わないだけ、と痛感してしまった。


そこで行き着いた考えが、


会社は利用するもの、お給料をいただいている分だけ働こう


と割り切ること。この考えを持つようになって、
とても働くのが楽になりました。


管理職オファーの一件は、自分がその器にないこと、子育て中を逆手に取りできない理由をパワポにまとめて上司と話し合い、円満に平社員の座を確保しました。ここに関してもフツーは会社のオファーって断ったら心象悪いので


それなりの理由と対策が必要と思います(この話もどこかでしたいな・・)


ゆるやかにキャリアシフトを目指して始めたSNS


管理職を断って、ゆるやか平社員となって働く決意をしても、
根っからの仕事好きなのか、やっぱり仕事で張り合いを感じたい。


自分で作った仕事が回るのは面白いし、
元々、企業様の悩みを聞いてそれをカタチにしていくことに
やりがいを感じていた私、ホワイトの職場に満足しつつも、


仕事に「ものたりなさ」を感じるように。


そんな時にコロナ禍になって、少し考える時間ができた。今まで馬車馬のように働いていた私、まだ小学校低学年だった息子とステイホームでもてた時間は、こんなこと言ってはある意味不謹慎を承知の上で言わせていただければ、私にとっては人生の有給でした。


そこから会社員としての「受け身の仕事」を脱却するべく始めたのが、当時のツイッターでした。最初は何していいのか全くわからず、文字ひとつ入れるのも恐る恐るでした。そして運用方法もわからず、数本ポストしたあとだいぶ寝かせて、2022年の秋、ハタと思い立って本格運用を始めました。


本業への思わぬ波及効果で気持ちが楽に


なぜ本格運用を始めたのかというと、
年々「会社員としていつまで働けるんだろう」という漠然とした
不安がムクムク育ってきたんです。


40代、50代、60代と「この先同じ会社で働き続けること」に
恐怖を感じました。30代までと違って、待っていても仕事は来ない。


けれどマネージメントに回らない会社員としては現場の仕事スキルも
更新していかなければいけない。


おそらく今までの延長線上で、自分の持っているスキルだけで仕事を回していても老害化する。たまにいますよね、


「昔はこうだったから」と自分の仕事スタイルを曲げない人。

もしくは自分のスキルややり方が古くなっていることに気づかない人。


こうなりたくないな、と思うシーンに会社ライフをしていると多く出会います。そうならないためにもSNS運用をしておくことはプラスになります。


自分で動かして、自分でビジネスを作り、自分で回す。

いつの間にか”会社での仕事作り”も難なくできるようになってました。
スキルアップの経験がいつでも積むことができる、SNSのいいところです。


会社員であり続けるかぎりつきまとう不安


会社員であることは、安定の一方で、不安定。というのも、
会社の方針や事業活動を推進するためのパフォーマンスを出せなくなる、


もしくは、
会社自体が社会に対してのニーズを満たせなくなったら潰れます。


今の時代、安定なんてどこにもないからこそ、
会社に飼い慣らされては怖い


そこにいれば安心、と会社仕事に一生懸命になっても、
それが外で通じるスキルなのか、は不明です。


だからこそ私は会社員こそ、
SNSでお金を稼ぐ術を身につけたらいいと思う。


ゼロイチを個人で達成するチカラを身につけることは何より自信になります。そして、会社という居場所を一つのお金を稼ぐ手段として客観視できると、イライラしたりクヨクヨしたり、会社内での評価に怯えて生きることがなくなります。


私は主にXとブログを通じてそれを学びました。


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