2022年12月のふりかえり|対面の機会と来年に向けたいくつか
これまでの月ごとのふりかえりnoteは翌月に書いているのだけど、今月は年末ということもあって、大晦日に書いてみる。(ギリギリ年内
三ヶ月(三回)書いてみたけど、自分の中で完結するふりかえりとは違って不特定多数の人の目に触れる場に公開するという外的要因の作用によって、また違う視点からふりかえることができて、言葉と想いが出てきているように思えるので、来年も続けていこうと思っている。
まぁ、まだ三回目だしね。
12月◯日
一部の方にはおなじみのアドベントカレンダー、今回参加したのは3つのアドベントカレンダーでした。
・YUMEMI Design Advent Calendar 2022
・MIMIGURI Advent Calendar 2022
・WSD Advent Calendar 2022
ゆめみとMIMIGURI、どちらも今年がはじめてのアドベントカレンダーだったのだけど、同じ組織のメンバーのアウトプットを読めるのは純粋に楽しい。
個々がそれぞれに仕事や興味・関心あることに取り組むのもいいのだけど、それを他者と共有する機会があってはじめて気がつくこともあるので、こういった機会は引き続きつくっていきたい。触発の場とでも言うのかな。
WSDはワークショップデザイナー育成プログラムの修了生メンバーが綴るアドベントカレンダー、こちらは修了以来毎年書いているので、継続しているなぁ。ワークショップやファシリテーションの記事はもっと書きたい気持ちはあるのだけど、最近その機会が得られていない感じもするので、来年は意識してその場をつくってみようと思っています。
ちなみにオレはそれぞれこんな記事を書きました。
(YUMEMI Design Advent Calendar 2022では3記事を書いていました
YUMEMI Design Advent Calendar 2022
MIMIGURI Advent Calendar 2022
WSD Advent Calendar 2022
12月◯日
今年も昨年に続き、DesignshipのExtra Stageに登壇させてもらいました。
Designship本編にもよさはあるのだけど、このExtra Stageでしか語られないい実践者の言葉や想いがあるので、とても学びがある場だと思っています。
デザイナーな人たちにはぜひExtra Stageに参加してほしい。
今年登壇させてもらったのは「伝えるデザイン」というテーマ。
「伝えるデザイン」は幅広さあると思うのだけど、個人的には伝播・伝承という意味合いで捉えている。
それについては前述しているnoteでも書いているのだけど、
Extra Stageではそれを個人に留めず、他の登壇者との対話の中で思考をつなげていく感覚があります。
今回はSun*の南さん、モリサワ梅山さんとその感覚を共有できたように思える。この登壇の前打ち合わせと本番の二回の機会だけでこれを共有できるのはすごいことな気がしているのだけど、他の登壇者の人たちがどう感じているのかを聞いてみたさあります。
そして、昨年に続きモリサワの方々とお話する機会を重ねるたびに想いが募っているので、来年こそは大阪のモリサワにお邪魔したいと思っているので、年明けに連絡しちゃいます。
12月◯日
今年最後の実験的な機会として、大規模スクラムのフレームワークであるScram@Scaleのトレーニングにゆめみのメンバー8人で参加しました。
オンラインでのトレーニングが大半である中で、対面で3日間という時間を同じ組織のメンバーで参加する(しかもそのうちの2人は海外から帰国しての参加)というのはそれだけで実験だし、挑戦だったと思える。
大規模スクラムというと、LeSSがメジャーな印象なのだけど、組織アジャイル、アジャイルを組織全体に拡大することを考えるとScrum@Scaleの方が適しているように思える。
同じ組織のメンバーで3日間、組織の変革について考え続けるってなかなかない機会だと思えるので、この3日間の熱量は半端なく、そして実際に年明けからこのアジャイルを組織全体に拡大する取り組みがゆめみ内で進められていく、この想いやパワーを他のゆめみメンバーにも伝えていきたいなぁ。
そして、Scrum@Scaleのプラクティショナーにもなったので、アジャイルを組織に導入、または拡大したいと考えている方のご相談もお待ちしています。きっとお力になることができると思います。
12月◯日
対面のイベントが続く12月、Specrum Tokyo Design Festにワークショップのファシリテーターとして登壇しました。
対面のイベントでのワークショップはとても久しぶりだったので、それはそれで緊張や不安感もあったものの、当日会場入りしてみると、そんな緊張や不安感よりも、文化祭的なイベントの雰囲気の中で高まっていく感じでファシリテーションを行うことができました。
(当日は変なテンションになっていた自覚あります
この時に行ったワークショップはかなり実験的な感じだったので、参加された方も周りから見ていた方々も不思議な体験になっていたのではないかと思っています。
(このワークショップについてはまた別の機会で開催したい
自分の出番が終わった後は会場内で数年ぶりに顔を合わせる人たちと再会を懐かしんだり、ゆるっとセッションに参加したりしていましたが、このゆるっとセッションに参加する、遠目に見ている、会場に来た人たちと話す、などなど、自分のスタイルで参加する機会こそがいまこれからの対面の機会に求められている一つのスタイルかもしれません。
現時点では他のイベントでは体験することができないと思うので、来年はもっと多くの人に参加してほしい。
(キャパ的な問題あるから参加人数の制限はあるだろうけども
この数年でオンラインでのイベント開催が増えた中で、対面で開催する意味があらためて問われていると考えています。以前と同じような対面の機会にするだけではなく、対面で開催する意味を問い直すことで、価値が再定義することができると思うので、イベントを主催する方々にはその問い直しをぜひ行ってほしいと思っています。
オンラインに慣れてしまった人たちを以前と同じような内容で集客したり、参加者体験を高めることは難しいのではないかなぁ。
12月◯日
ゆめみのメンバー向けにLCP(Leadership Circle Profile)を続けて提供する機会がありました。
このLCPは雑に言ってしまうと、組織内における360°フィードバックのサーベイなのですが、たんなるサーベイではなく、その結果をもとにプラクティショナーと呼ばれる有資格者がデブリーフィングという読み解きを一緒に行い、そして必要に応じてコーチングを行っていきます。
今年、この認定資格であるLCP認定プラクティショナー(Leadership Circle Certified Practitioner)となったのですが、実践する機会がこれまであまりありませんでした。ゆめみではこのLCPをシニア職位メンバーに受けることを推奨しているのですが、今月続けて提供する機会を得ることができたと共に、そのパワフルさをあらためて実感することができたので、来年はより多くの人に提供する機会をつくりたいと考えています。
360°フィードバックの結果はそのインパクトから一人で結果を受け止めることにつらみがありますが、LCPは結果だけではなく、上述のデブリーフィング+コーチングのプロセスを設けることでLCPを受けた人のリーダーシップの発揮や成長につなげる機会になり得ます。
他社でも導入が増えていると聞いていますので、興味・関心を持たれた方はお声がけいただければと思います。組織単位での導入支援も対応可能です💪
12月◯日
組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムであるCULTIBASE Schoolが、今月開講しました!
MIMIGURIではCULTIBASE事業に携わっているのですが、Schoolの今月の開講に向けていろいろやってきました。
開講前の説明会であったり、オリエンテーションであったり、その他諸々。
そして、現時点までに継続コースでは2日目、単発のコースも一回目を無事終えることができました。
毎回、参加者の方々の熱量がものすごく、運営側のSlackスレッドもすごい数になっているのですが、早速noteを書いていただいた方がいらっしゃいましたので、紹介できればと思います。(感謝!
一期目ということで、毎回参加者の皆さんの様子や声を聞きながら改善し続けていますが、自信を持って参加を推奨できる内容となっていますので、興味・関心を持たれている方々は、来月(2023年1月)の二期募集にお申し込みいただけたらと思います。
12月◯日
そして、来月からシステムコーチングの実践コースが始まります。
資格取得のための9ヶ月間のプログラム、そして100時間のシステムコーチングの実践が必要となります。
この100時間のシステムコーチングというのが、実際のコーチングセッションは100時間なのですが、システムコーチングは1on1で行うパーソナルコーチングとは異なり、コーチは二人、コーチングを受けるクライアントも二人以上になるため、コーチング前の準備やコーチングの日程調整にとても時間を要します。つまり、今年は(少なくとも9月までは)このシステムコーチングに多くの時間を要することになるのです。
パーソナルコーチングとは異なり、この調整を含めた時間を捻出することが至難なので、しばらくは他の学びは控えつつ、このシステムコーチングの実践に注力することを意識しないとならない。
多動な自分にそれができるかどうか、その点がとても不安。
今年やり残したこと、たくさんあります。
そのやり残したことをふりかえってみたけど、来年に持っていこうと思います。置いていくのではなく、持っていく。
それらは来年やるかもしれないし、さらにその先になるかもしれない。
先月と今月で久しぶりに実感した対面の力、以前のように対面でやっていくのではなくて、オンラインと対面の場を組み合わせながら実践していく、機会をつくっていくことが、「これから」に必要だと思っています。
まだ結論出せないけど、対面のみにするではなく、オンラインのみにするではなく、ハイブリッドにするのでもない。
目的とシーンによって使い分けるのがいまのところの最適解だと考えているので、来年はそれを実践していくことで確かめていくことができたらと思っています。