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11章 日本の強み 126. 日本のコアターゲット
日本の唯一無二のポジショニングである『微』に共感し、唯一無二のソリューションである日本の『美』に触れたい人たちをターゲットにモノづくりをすべき。
日本の企業が狙うべき日本製品のターゲット顧客は「ハイエンド顧客」、いわゆる富裕層。
日本はコモディティ化に対応するため、生産地を日本から賃金の安い外国へと移管することで価格競争に耐えようとし、自ら価格競争を促進していった。
こんにちは、マーケティン
11章 日本の強み 127. Made in Japan
過去日本はコスト競争力を増すために積極的に海外生産を行ってきたが、グローバルで見れば日本の賃金は相対的に下降している。
日本で日本の製品を日本人の手でつくることで、『微』や『美』という日本の強みをフルに活かすことができる。
誰をターゲットにしているのかをよく考え、日本の『美』を理解してくれる人にだけ価値は届けられればよい。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日
11章 日本の強み 128. 日本の強み『微』
『微』:日本人は微かな違いに気づき、微々たることにもこだわりをもち、他人の心の機微を捉えて理解する。
『微』の力をもつ日本人たちが日本企業で働き、日本の製品をつくっていることは、日本の大きな強みになっている。
日本製品の品質の高さとは、製品ひとつひとつに均一性があり、不良品が極小であること。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、Made in Japan、という
11章 日本の強み 129. 日本の強み『美』
日本の森林率が高さは長い歴史のなかで人が自然と和を保ち、共存してきた結果だろう。
日本人は日本人独自の美意識・美的センス・日本美と呼べるものを有している。
日本企業もまた『美』を追求しており、外国企業とは一線を画している。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本の強み『微』について述べた。
今回は、もうひとつの日本の強み『美』について述べたい。
『微』と『
11章 日本の強み 130. 長い歴史から生み出された『微』と『美』
『微』や『美』は長い年月をかけて日本の文化、思想として形成され、成熟を生み、深みを増し、いまも国民から国民へ、次の世代へと承継され続けている。
数千年という長い歴史を経て醸成された『微』や『美』という強みを日本以外の国が小手先で真似することはできない。
歴史を学び知ることが大切なのは歴史を学ぶことで現在をより深く理解できるようになるから。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです
11章 日本の強み 131. 日本のアニミズム的宗教 神道
アニミズム:生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。
日本人は自然の美しさを愛で、誰かがつくった造形物であってもその美しさを大切にし、自らもそのような美しさをつくり出してみたいと願っている。
神道は日本人の心のなかにあるアニミズムに近いなにか、と言ったほうがなんとなく納得感がある。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、長
11章 日本の強み 132. 和の国 日本
和という考え方、和の心は1000年以上経ったいまでも、日本・日本人・日本企業に継承されている。
和:人々が助け合い、幸せを拡げていくこと。
日本の製造業として日本の製品を世界に届けることで、日本・日本人・日本企業のもつ和の心を伝え、日本の思想や文化を世界に広めることができる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本のアニミズム的宗教、神道について説明した。
11章 日本の強み 133. 和魂洋才
和魂洋才:日本古来の精神を大切にしつつ西洋からの優れた学問、知識、技術などを摂取、活用し、両者を調和、発展させていくこと。
マーケターは過去の要素の新しい組み合わせを行うことにより、この世に価値を提供することが求められている。
和魂洋才は「他国の優れたもの x 日本の精神」。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、和の国日本、というテーマについて述べた。
今回は
11章 日本の強み 134. 強みを伸ばすか弱みを克服するか
日本・日本人・日本企業は強みを伸ばすべきか、それとも弱みを克服するべきかと聞かれれば、強みを徹底的に伸ばすべき、と答える。
その弱みを最低限改善しないと強みがどうしても活きないといった場合に限ってのみ、弱みを克服することには意味がある。
他人を軸に据え、人の心の機微を読み取れる日本人にとって、マーケティングは強みに転換することさえできる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです
11章 日本の強み 135. 日本ブランド
企業や製品だけでなく国などもブランドの対象に含まれる。
日本ブランドはごく一部の例外を除いてほとんどの場合ポジティブなイメージで占められている。
日本の『微』と『美』を感じてもらうには日本を体験してもらうのがもっとも手っ取り早い方法。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、強みを伸ばすか弱みを克服するか、というテーマについて述べた。
今回は、日本ブランド、という
11章 日本の強み 136. 日本のサブカルチャーを知る世代が増えてきた
サブカルチャー:アニメ・漫画・ゲーム・映画・アイドル・ポップミュージックなど大衆、若者文化。
インターネットの発達により、サブカルチャーの情報はマスコミを経由せずに個人から個人へと流れるようになった。
たくさんのアニメ・漫画・ゲームを生み出したことが日本のブランドとなっている。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本ブランド、というテーマについて述べた。
今
12章 日本人の強み 137. 日本人の強み 概論
『微』は日本人であれば誰もがもっている特徴のひとつで、その『微』から日本人独自の『美』が生み出されている。
『微』や『美』は、安定した日本という国から生み出され、長い時間をかけて醸成された。
『微』や『美』に始まり、挙げればキリがないほど日本人は多くの強みをもっている。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前章では、日本の強みについて『微』と『美』を中心に話をしてきた。
12章 日本人の強み 138. 日本人の『微』の力
日本人の『微』:日本人は微かな違いに気づき、微々たることにもこだわりをもち、他人の心の機微を捉えて理解する。
日本人は世界でもっともハイコンテクストな国民性に分類され、相手のことを意識の中心に据えてコミュニケーションを取る。
日本人は『美』を追求するがあまり『微』に入りすぎるなど、『微』の力は必ずしもすべての場面でプラスに働くわけではない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらで
12章 日本人の強み 139. おもてなしは「ホスピタリティ+20%」
日本人には他人を慮るコミュニケーションが当然の能力として備わっている。
ホスピタリティ:ゲストを迎える際にホストが相手の期待する100%の歓待をすること。
おもてなし:対価を求めず相手のことを慮り、相手が期待する120%の歓待をすること。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本人の『微』の力、というテーマについて述べた。
今回は、おもてなしは「ホスピタリティ