11章 日本の強み 134. 強みを伸ばすか弱みを克服するか
日本・日本人・日本企業は強みを伸ばすべきか、それとも弱みを克服するべきかと聞かれれば、強みを徹底的に伸ばすべき、と答える。
その弱みを最低限改善しないと強みがどうしても活きないといった場合に限ってのみ、弱みを克服することには意味がある。
他人を軸に据え、人の心の機微を読み取れる日本人にとって、マーケティングは強みに転換することさえできる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、和魂洋才というテーマについて述べた。
今回は、強みを伸ばすか弱みを克服するか、というテーマについて述べたい。
誰しも強みと弱みがある。日本・日本人・日本企業にも強みと弱みがある。あなたは「強みを伸ばすか、弱みを克服するか?」と聞かれたらどのように答えるだろうか。
いまでこそ日本においても「強みを伸ばすべき」、という論調も聞かれるようになってきた。
しかし、日本では元来強みよりも弱みに重きが置かれて家庭でしつけが行われたり、学校や企業でも同様に弱みをいかに克服するかに着目して評価が行われたりしている。
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