KATSU@ブランドマーケティングストラテジスト

三菱 トヨタ ケロッグ P&Gのブランド・商品企画・IMC・デジタル・PR戦略…

KATSU@ブランドマーケティングストラテジスト

三菱 トヨタ ケロッグ P&Gのブランド・商品企画・IMC・デジタル・PR戦略の経験をキャリアアップで積みグローバルスマホメーカー日韓CMOとして東アジアのシェア拡大をけん引し3年でシェアを約5倍に。その経験を活かして様々な人や企業や社会に貢献すべく活動を行っています。

マガジン

  • 内定の戦略ポイント~就活をブランドマーケティング戦略で考える

    スピードが速く変化の激しい時代に、ジョブ型キャリアをブランドマーケティング戦略の基本的な考え方で就活でチャンスをつかむ方法をまとめ、ご好評いただいている「内定の戦略」。そのポイントとなる考え方を紹介し、これから就活を行う人、就活がうまくいっていない人のヒントになればうれしいです。

最近の記事

内定の戦略ポイント16.ハイレベルなビジネス環境で必要なグループディスカッションの能力を理解していますか

就活のグループディスカッションのテクニックは様々なSNSや本に色々書いてありますが、そもそもビジネスの現場で頻繁に行なわれているグループディスカッションとはどんなものがあるのか。その中でも、どんなミーティングとディスカッションを行なえるようになる事が、ビジネスで結果を出すことができるのかを知ることで、小手先でない本質的な理解が深まります。 今回はそんなグループディスカッションを考えてみましょう。 新商品を市場に投入するための全体ミーティングであれば、商品企画、営業、宣伝、

    • 内定の戦略ポイント15.就活もビジネスも戦略と戦術の違いを理解せず、戦略が間違ってるのに戦術に踊らされ負け続けるケースが多い。

      戦略と戦術の違いを正しく理解し実効できている人はビジネスの世界でも、意外と少ない気がします。戦略を理解してないと、戦術に踊らされマーケットで負け続けます。 戦略は簡単に言うと、自分が戦うマーケットと競合を分析し、自分の実力と比較し、「誰をターゲットにどのライバルと何で戦うかを決め、勝つためにクリアすべき要件を上げること」です。それが正しいかどうかで勝負の6割以上は決まってしまうでしょう。 戦術は簡単に言えば、その勝つための要件をクリアするために「どう戦うか」の部分を具体策

      • 内定の戦略ポイント14.志望業界や企業は目先の人気や待遇だけでなく将来チャンスをつかむために何が必要かで見直してみると可能性は広がる

        就活で志望の業界や企業を選ぶのは、実はギャンブルと同じです。なぜなら、今、人気があったり待遇や業績のいい企業や職種が、10年後、20年後、30年後もそうであるとは限らないからです。だから、就活でどの企業に入れたから勝ち組だとか、そんなことを考えても意味がありません。それ自体が古い価値基準です。 例えば、2010年に世界の携帯市場で30%の圧倒的世界シェアを握っていたNOKIAが、その後、スマホ市場への移行とアップルやサムソンの台頭に対応できず携帯事業から撤退するなんて誰も想

        • 内定の戦略ポイント13.その弱みは本当にあなたの弱みですか

          就活では、「自分の強み」と同様に「自分の弱み」を理解する必要があります。きっとそれまでの人生の中で「自分の強み」や「自分の弱み」を真剣に考えるのは初めての人も多いと思います。 これから皆さんが社会に出て、会社に入ったり自分が立ち上げたビジネスで、商品やサービスを売るための戦略を立てる時も、常に自分の商品やブランドの強みと弱みを考えなければならないでしょう。 中でも「弱み」に関しては、あまり真剣に考えていない人がほとんどです。 「強み」ばかりにフォーカスしても、正しい判断

        内定の戦略ポイント16.ハイレベルなビジネス環境で必要なグループディスカッションの能力を理解していますか

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        • 内定の戦略ポイント~就活をブランドマーケティング戦略で考える
          KATSU@ブランドマーケティングストラテジスト

        記事

          「英語の戦略~はじめてのTOEIC(R)440点から900点ホルダーになってグローバルでビジネスができるようになるまでの勉強法~」をリリースしました。

          「ブランドマーケティングな生き方」をコンセプトに、大学生やビジネスマンが就活や転職など戦略的に将来のキャリアプランを考え、スピードが速く変化の激しいデジタルとグローバル時代に対応しながら、自分で必要な知識と経験を積み結果を出し、自分でキャリアアップしながら自分というブランドをマネージしていけるよう、「自分で未来をキリヒラク戦略を身につける」をコンセプトに作られた本になっています。 今回はその第三弾として、スピードが速く変化の激しいデジタルとグローバルの時代に対応するために、

          「英語の戦略~はじめてのTOEIC(R)440点から900点ホルダーになってグローバルでビジネスができるようになるまでの勉強法~」をリリースしました。

          内定の戦略ポイント12.その強みは本当にあなたの強みですか

          就活では、単刀直入にあなたの強みは何ですかと質問される事がよくあります。あなたは何て答えますか。 うまくいっていない時ほど早めに見直してみた方がいいのがこの「自分の強み」。自分が強みだと思っている点が、思い込みだけで、実は強みではないケースがあります。 「強み」は就活で自己PRや志望動機や面接の戦略を練る際に、「何を言うか」のもっとも重要な部分になります。経験者採用と違いそれまで経験してきた会社やブランドや売上げやシェアなど、目に見えてその難易度や実績や知識レベルが見えな

          内定の戦略ポイント12.その強みは本当にあなたの強みですか

          「転職の戦略 Part1 志望企業の選定・自己分析と強みの決定編」「転職の戦略 Part2 職務経歴書・自己PR・志望動機・面接編」を同時リリースしました。

          「ブランドマーケティングな生き方」をコンセプトに、大学生やビジネスマンが就活や転職など戦略的に将来のキャリアプランを考え、スピードが速く変化の激しいデジタルとグローバル時代に対応しながら、自分で必要な知識と経験を積み結果を出し、自分でキャリアアップしながら自分というブランドをマネージしていけるよう、「自分で未来をキリヒラク戦略を身につける」をコンセプトに作られた本になっています。 今回はその第二弾として、スピードが速く変化の激しい時代にビジネスマンが自分のブランドをマネージ

          「転職の戦略 Part1 志望企業の選定・自己分析と強みの決定編」「転職の戦略 Part2 職務経歴書・自己PR・志望動機・面接編」を同時リリースしました。

          内定の戦略ポイント11.志望動機も自己PRだということを認識して作っていますか

          「志望動機も実は自己PRです。自己PR同様、志望動機を通して「あなたの個性や能力がその会社の仕事で生かせそうだと思ってもらうこと」です。ただし、自己PRと言われているものとは、切り口が異なります。」 志望動機も実は自己PRです。自己PR同様、志望動機を通して「あなたの個性や能力がその会社の仕事で生かせそうだと思ってもらうこと」です。 ただし、自己PRと言われているものとは、切り口が異なります。自己PRは「あなたの過去の経験を通してあなたの強みを伝える」のに対して、志望動機

          内定の戦略ポイント11.志望動機も自己PRだということを認識して作っていますか

          内定の戦略編ポイント10.次の会話につながる自己PRのポイント

          「そしてもうひとつ、その自己PRの中に面接官が興味を持ち、深掘りの質問してみたい思うポイントをいくつか入れ込むことができているかも重要なポイントになってきます。」 自己PRとはただ単にあなたの強みを伝えれば良いということではありません。 A.自分の強みを絞り込んで明確に伝えること B.ターゲット(面接官)が聞いて理解しやすいコトバや連想しやすいシーンで共感しやすい内容になっていること を段階ごとにチェックしながら文章を書き直し、肉付けし、表現を磨いていくことで、ターゲ

          内定の戦略編ポイント10.次の会話につながる自己PRのポイント

          「内定の戦略 Part1 志望企業の選定・自己分析と強みの決定編」「内定の戦略 Part2 面接で与える印象の決定・自己PR・志望動機編」を大学生のために同時リリースしました。

          皆さんからのリクエストにお応えし、ご好評いただいた「内定の戦略~就活をブランドマーケティング戦略でチャンスをつかむ方法」をそれぞれの学生の就活の準備の段階に合わせて選んでいただけるよう、Part1と Part2を二つに分け、「 内定の戦略 Part1 志望企業の選定・自己分析と強みの決定編」と「内定の戦略 Part2 面接で与える印象の決定・自己PR・志望動機編」という形で同時リリースしました。 毎日1章ずつ読み進めながら、就活マーケットで自分というブランドのブランドマーケ

          「内定の戦略 Part1 志望企業の選定・自己分析と強みの決定編」「内定の戦略 Part2 面接で与える印象の決定・自己PR・志望動機編」を大学生のために同時リリースしました。

          内定の戦略編ポイント9.短い時間で面接官に強みを印象付けるための自己PRのブラッシュアップの考え方。

          新卒の就活のように短期間で面接を勝ち抜いていかなければならないようなケースでは、自己PRや志望動機で最終的に面接でどのような印象を面接官に与えるかという戦略を考えなければなりません。 商品ブランドを訴求する際にも、同様のことを考えます。まだその商品やブランドがよく知られていない初期段階では、少ない機会の限られた時間の中で、ターゲットに強みを印象づけることができなければ、マーケットでポジションを確保することはできません。 例えばあなたがスマホをPRする時間を1分与えられたと

          内定の戦略編ポイント9.短い時間で面接官に強みを印象付けるための自己PRのブラッシュアップの考え方。

          内定の戦略ポイント8.面接官が事前情報から候補者にどんなイメージを持って面接するのかを理解する

          「あなたの事前の印象を更に強めることができるのか。事前の情報では与えることのできなかった良いイメージを、実際に会って与えることができるか」 新卒は経験者採用と違い、それまで積み上げた経験や知識、結果としてのシェアや売上げ・利益など数字など目に見える実績がないため、経験者を採用するより評価は難しいと感じていました。 企業は書類選考、診断テストやインターンシップ、面接など様々な評価基準を組み合わせて人材を評価しようとはしていますが、結局、新卒を一括で採用する仕組みの中で、効率

          内定の戦略ポイント8.面接官が事前情報から候補者にどんなイメージを持って面接するのかを理解する

          内定の戦略ポイント7.うまく行かない時は早めに就活の戦略のプロセスをさかのぼり、問題点を見つけ修正する。

          「就活マーケットの分析・志望業界・企業の分析・ライバルの強みの分析・自己分析を行い、志望企業の合格の確率の理解と志望企業の組み合わせの決定、志望企業の求める人材ニーズ、ライバルと差別化するための自分の強みとイメージの決定、志望動機・自己PR・面接への落とし込みのプロセスでどこに問題があるのかを、早めに見直して修正してください」 就活では自己PRや志望動機の表現方法を考える前に、 1.就活マーケットのチャンスとリスクを分析し志望業界・志望企業群を決める。 2.志望企業が採

          内定の戦略ポイント7.うまく行かない時は早めに就活の戦略のプロセスをさかのぼり、問題点を見つけ修正する。

          内定の戦略ポイント6.面接で与えるイメージ=人物像を戦略的に考えどう志望動機や自己PRに落とし込むか

            「人材を選ぶ側が採用する人材に求める強みとイメージに合致していなければ、選択の候補に入れてもらうことは難しいことを理解しているだろうか」 あなたとあなたのライバルの能力で差がつかない時、重要になってくるのが、ブランドイメージ=人物像です。 強みと同様に自分の思い込みで自分のイメージを決めてしまうと、企業が採用する人材に求めるイメージに合致していなければ、選択の候補に入れてもらうことはできません。 では、どうしたらいいのか。 実は、企業が採用したい人材に求めるタイ

          内定の戦略ポイント6.面接で与えるイメージ=人物像を戦略的に考えどう志望動機や自己PRに落とし込むか

          内定の戦略ポイント5.自分より優れた相手に勝つために自分のどの強みを強調するのか。

          「将来スピードが速く変化の激しい時代に、やりたいことを実現できるチャンスをつかみとるために、就活で自分より優れた相手と戦って自分のポジショを勝ち取っていくための戦略を身につける。」 どんなに自分が優秀だと思っても、上には上がいます。ビジネスの世界でも皆さんのレベルが上がり、チャレンジするマーケットの規模や担当するブランドが大きくなればなるほど、それに比例して、戦わなければならないライバルのレベルも上がり、自分より優れた相手と戦ってチャンスを勝ち取らなければ、マーケットで自分

          内定の戦略ポイント5.自分より優れた相手に勝つために自分のどの強みを強調するのか。

          内定の戦略ポイント4.ライバルの強み・弱みをきちんと理解しているだろうか。

          就活マーケットで戦って自分のポジションを獲得するためには、自分というブランドの何を強みに戦っていくかを決めなければなりません。そしてそれをエントリーシートや自己PR・志望動機に落とし込み、面接の対策を練る必要があります。 そのためにあなたは最初に何をしますか。 自分の長所をノートに書き出したり、サークルやゼミやアルバイトや社会貢献活動や趣味や勉強など、学生時代に自分がやってきたことを書き出し、そこからアピールできそうな強みは何かを検討したりするでしょう。 どれも自己PR

          内定の戦略ポイント4.ライバルの強み・弱みをきちんと理解しているだろうか。