Katsuyoshi Iwaya

福島県いわき市に戻り家業で働いています。ウエディング事業。老人ホーム事業(私はここ)。…

Katsuyoshi Iwaya

福島県いわき市に戻り家業で働いています。ウエディング事業。老人ホーム事業(私はここ)。保育園事業。「関西学院大学→株式会社三越伊勢丹→社会福祉法人五彩会パライソごしき企画室(家業)」メガネラバー特にMOSCOT。https://twitter.com/paraisoiwaya

マガジン

  • 2021年度DOORプロジェクト受講記録

    2021年度アート×福祉DOORプロジェクトを受講しての、あくまで個人的感想や考えを記録しています。

  • 職員活動通信

    • 4本

最近の記事

  • 固定された記事

この業界に足りないのは腕のいい料理人だと思う。

※下記写真は世界一のレストランの称号を持つnomaの料理です。本文と関係はありません。ただ、比喩ですがこんなクリエイティブな料理人にパライソごしき(働いている老人ホーム)もなりたいと思いまして。そして業界を語っていますが、あくまでも個人の考えということをご理解ください。 はじめまして。これから、ブルーオーシャンな世界のお話をします。宜しくお願い致します。 早速ですが、みなさんは介護福祉業界に対してどんなイメージをお持ちでしょうか? 世の中全体から見れば、まだまだ伸びしろ

    • 現象の多面性を感じるための思考実験

      今回、京都にある児童養護施設の施設長の方に数回に渡るインタビューを実施しました。そのインタビューを通して感じたのは、現象の多面性でした。そして、その多面性を見ることが出来ない社会です。 ある虐待の事例です。
我が子を虐待してしまった母親は、実は自身も子供のころから長く親からの虐待を受けていました。親の愛とは何たるかを感じることが出来ないまま大人になり親となりました。 
ある母親は夫からの虐待を受けていて、その苦しみを相談する人が周りに誰もおらず、ただひたすらに耐えることしか

      • ここまでの意図

        この文章は、東京芸術大学のアート×福祉DOORプロジェクトの中の授業の一環でボク個人が作成した作品の一部です。これ単体ではよく分からないと思いますが、下記は事前に別のものがあり、そこから繋がっています。 このnoteだけ読んだ方にはなんのこっちゃか混乱させてしまうかと思います。申し訳ありません。 改めて、まずは本当に申し訳ありません。 ただ、今あなたが感じたことを日々感じているかもしれない人がいることを伝えたかったのです。 虐待した親と聞いて、その親にどんな印象を抱きま

        • ここまでの意図2

          この文章は、東京芸術大学のアート×福祉DOORプロジェクトの中の授業の一環でボク個人が作成した作品の一部です。これ単体ではよく分からないと思いますが、下記は事前に別のものがあり、そこから繋がっています。 このnoteだけ読んだ方にはなんのこっちゃか混乱させてしまうかと思います。申し訳ありません。 お疲れさまでした。 ちなみに指令に従って、素直に料理を作ろうと思えましたでしょうか? 少なくとも僕は全く思えませんでした。面と向かってこんなことを言われたらバカにされたと、いいか

        • 固定された記事

        この業界に足りないのは腕のいい料理人だと思う。

        マガジン

        • 2021年度DOORプロジェクト受講記録
          4本
        • 職員活動通信
          4本

        記事

          多様性って?ムズ。

          (画像参照元:https://door.geidai.ac.jp/) これは東京藝術大学が実施している21年度アート×福祉DOORプロジェクト(https://door.geidai.ac.jp/)を受講しての、あくまで個人的な感想をまとめたものです。 毎週の講義を通してぼく個人が何を感じ、何を考えたかをまとめています。記述内容に対する確かさは担保しておりません。あと、ものによっては講義の内容をまとめたり、個人的感想のみつらつら書いたりと、統一性も無いかと思います。 その点

          多様性って?ムズ。

          認知症について学びの記録 3−3

          (画像参照元:日中介護交流プラットフォーム Vol.5 https://peatix.com/event/1847161) 3−1、3−2では、佐々木淳さんと、加藤忠相さんの講演内容を自分の記憶をたどり、なるたけ忠実にまとめてきました。 ここでは、その学びを通して、自分個人の感想をまとめています。 認知症は病気ではないまずお二人の話に共通していたのは、認知症は病気ではないということです。ここにまず目鱗でした。僕はてっきり病気だと思っていたし、その解釈をしていて、これまで違

          認知症について学びの記録 3−3

          認知症について学びの記録 3−2

          (画像参照元:日中介護交流プラットフォーム Vol.5 https://peatix.com/event/1847161) これは、2021年4月7日に開かれたオンラインセミナー「日中介護交流プラットフォーム Vol.5」での、医師でもある佐々木淳さん(医療法人社団悠翔会理事長)http://www.yushoukai.jp、メディアでもよく取り上げられている加藤忠相さん(株式会社あおいけあ代表取締役)https://aoicare.co.jpの講演内容を個人的にまとめたも

          認知症について学びの記録 3−2

          認知症につてい学びの記録 3−1

          (画像参照元:日中介護交流プラットフォーム Vol.5 https://peatix.com/event/1847161) これは、2021年4月7日に開かれたオンラインセミナー「日中介護交流プラットフォーム Vol.5」での、医師でもある佐々木淳さん(医療法人社団悠翔会理事長)http://www.yushoukai.jp、メディアでもよく取り上げられている加藤忠相さん(株式会社あおいけあ代表取締役)https://aoicare.co.jpの講演内容を個人的にまとめたも

          認知症につてい学びの記録 3−1

          ひたすらに真っ直ぐな人にホレる。

          ※今回の投稿は若干「あさドラ!」という漫画のネタバレにもなっています。ご注意ください。 どんな状況下でも、自分が大事にすることを大事と言える。守れる。それが「強さ」だと思います。 先日、浦沢直樹さんが連載中の「あさドラ!」という漫画の最新刊が出ました。その中での主人公の浅田アサの言葉に、熱くなってしまい、今回はその熱くなったことの共有です。 簡単にあらすじを言うと、アサはすごく大事な極秘の任務を背負っているんですね。若干まだ17歳で。(両親を亡くし、下3人の弟妹を愛情深

          ひたすらに真っ直ぐな人にホレる。

          逆境に挑む仲間求む。

          福島県はいわき市に、パレスいわやという結婚式場があります。社会福祉法人五彩会パライソごしきという老人ホームがあります。パライソアネラ・パライソエンジェルという保育園があります。どれも僕からすると家業です。自分でいうのもなんですが、自慢の家業です。母体でもあるパレスいわやは今年で創業73年です。 パレスいわやHP 社会福祉法人五彩会パライソごしき そんな家業は今とてもチャレンジングな時期に来ています。 特にパレスいわや。新型コロナの影響で拍車がかかりましたが、相当に厳しい

          逆境に挑む仲間求む。

          細かいことなんてどうだってよくなる。

          介護の仕事に携わると、いろんな価値、やりがい、魅力があるわけですが、その中で今回は一つの魅力をお伝えします。 それが「細かいことなんてどうだってよくなる。」という価値観です。 言葉を変えれば取捨選択でしょうか。 どいうことかというと。 我々の仕事は、人の死と密接に関わる仕事です。 我々のお客様であるお年寄りの方々は、我々の施設が人生の最期の場所となります。 その最期をデザイン(設計)するのが我々の使命です。心安らかに、できる限り満足な最期を迎えられるよう日々の生活

          細かいことなんてどうだってよくなる。

          「#Black Lives Matter」から感じたこと。

          少し前の話題ですが、、絶賛過去ブログのnote移行期間でして。お付き合いください。 ここ数日のニュースでこの話題を目にしない日はないと思います。 アメリカでの出来事。黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人の警察官に首を押さえつけられて亡くなった事件。この事件が黒人差別問題であると全米各地でデモが過激化しています。日本でも毎日ニュースに取り上げられていると思います。 Wikipedia 個人も企業もこの差別に対する運動の一環で#Black Lives Matter運動が

          「#Black Lives Matter」から感じたこと。

          介護士はデザイナーだと思う。

          2019年に実家の福島県いわき市に戻りました。理由は2つありますね。自分の身体のこと。そして親の身体をきっかけに。(詳細はぶきます) で、仕事も辞めなければいけず、それでも家業があって、そこに入りました。恵まれています。そこはしっかり自覚して感謝を忘れないように。 今回の内容は、その家業(事業はいくつかありますが老人ホーム事業に入りました。)で働き始めて最初に取り掛かった新卒採用の仕事でのこと。 学生向けにお手紙的ビラを作りました。下記はその時書いたものですが、介護業界

          介護士はデザイナーだと思う。

          起業を志す。不安と熱狂の間で生きる。至るまで

          前回の投稿から日数もだいぶ空きました。そんな今、唐突ですが、ボクは起業を目指しています。じゃあ何を世の中に提供するか。そのサービスなりプロダクトはまだ決まってません。決まっているのは起業をするということだけです。こう書くと、ボクはこの時点では「その他大勢」枠の一人でしかないですね。よくいる若者の一人に過ぎないというか、甘さしか感じられない人というか。や、実際そうなんだと思います。まだ行動に移せていない時点で、ボクは明らかにそうです。 ただでも、起業したいと思ってしまったこと

          起業を志す。不安と熱狂の間で生きる。至るまで

          いつ死ぬかも分からぬ日を僕らは生きているんだ。という話。

          10m先に物陰が見えた。近づいてみると大人の男だとわかった。周りに4人大人がいる。どうやらその様子を伺っているようだ。最初は酔っ払いを開放しているのかと思った。 違う。口からは大量の血反吐が出ていて、それが地面に流れ出ている。真っ赤に染め上げている。周りの大人は二人は近くのビルの警備員。AEDの準備をしていた。もう二人はおそらくカップルで、第一目撃者だろうか。電話をしていた。 この光景を見れば誰だって一瞬でわかる。ただごとではない。そうこうすると、警官が向こうから走りやってく

          いつ死ぬかも分からぬ日を僕らは生きているんだ。という話。

          なぜ言語化がたいせつなのかな話。

          社内ミーティングでありがちかなと思うことの一つに、認識がずれている。ということがある。これはとても大変なことと思っている。なぜなら、少しのズレかもしれないそのズレをズレたままどんどんプロジェクトを進めてしまうからだ。結果、そのズレは大きなずれとなって最終着地をしてしまう。仕事として最悪な結果だ。そんな成果物が、サービスとなり、商品となり、世に広まる。人々は満足しない。なにも社会は良くならない。最悪だ。 これはひとえに、コミュニケーションの怠けが起こすと考える。怠けとは何かと

          なぜ言語化がたいせつなのかな話。