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第一次産業と外国人人材

日本の第一次産業はどんどん衰退しています。
要因はいくつかあると思います
・高齢化
・後継者がいない
・地方の過疎化
・3Kイメージ

高齢化

日本の高齢化は深刻なスピードで加速しています
現在、65歳以上の方が3619万人に上ります。
高齢化率は29%近い数値まで来ました。
日本人の4人に1人は65歳以上の方ということです。
令和35年には1億人を割り込み約9924万人になると予想されています。

後継者不足

農業の衰退を招く1つの理由は後継者不足です。
後継者がいなく放置された農地もよく見かけます。
農業において後継者を確保できていない割合は71%に上ります。

地方の過疎化

地方では18歳で1割・22歳で2割の方が都心部へ転出していくといわれています。
約3割の方が地方から転出していくだけではなく、少子化、晩婚化・非婚化が進んでいる影響が追い打ちをかけています。

3Kイメージ

第一次産業は3K「キツい・汚い・危険」といわれているようにイメージはいいものではないです。
最近では6K といわれるようになり「かっこ悪い・臭い・結婚できない」という項目まで追加されているようです。

第一次産業の救世主

第一次産業はなかなか日本の若者に選ばれる職業ではありません。
そんな第一次産業で働きたいと手を挙げている人たちがいます。
そう、外国人の方々です。
やはりアジア諸国に比べると給料が高く、日本に憧れて来日する外国人も多いです。
農業分野において約40000人もの外国人が働いています。
これからの日本は外国人労働者なしには日本経済が回らなくなります。

日本は彼らに選ばれる国でないといけないわけです。
平成元年世界時価総額ランキングベスト20に日本企業は14社
平成30年世界時価総額ランキングベスト20に日本企業は0社
「失われた30年」と言われている下りエスカレーターな日本が今もなお外国人に選ばれる理由は過去の栄光があるからです。JAPANブランドがあるからです。
そのJAPANブランドを繋いでいかないといけないと僕は思います。

日本に働きに来てくれている外国人に対して、残業三昧の低賃金。
更には日本語がうまく理解できない彼らに暴力をふるう。
技能実習生に対して、そんなことが日常的に起こっています。
そんなことをしていて選ばれる日本であり続けることはできません。
彼らに対しての対応を考え直すべきではないでしょうか。

我々の使命

日本の第一次産業の人手不足を解消していく。
具体的に農家さんの繁忙期に特定技能外国人を派遣し、1年通して複数農家さんの跨ぐコースを作成し、毎年毎年安定して繁忙期に人手が確保できる状況を作っていきます。
特定技能のメンバーは夢を持って日本の農業を経験に来ています。
我々NINAITEは彼らの夢を自社サービスを通して叶えていくことを目的としています。
彼らの滞在する拠点を各地に設置し地域交流の場として利用し、外国人のイメージと第一次産業の3Kイメージの払拭も並行して行っていき、地方創生につなげていきます。




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