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子育てに「男の子と女の子の違い」はあるのか?(性別ではなく性質で区分けする)

今回は、「男の子と女の子では、声の掛け方や褒め方でアプローチの仕方に気をつける点等は、ありますでしょうか? 」というご質問にお答えします。

子育てにおいては、「男の子だから」「女の子だから」というような、男女の性別で区別するような対応の仕方は、なるべくしない方が良いと思います。

あくまでも「わが子の性質」を観察して把握して、
その子の性質に合った接し方をすることをお勧めします。

ただ、そうは言っても、一般的な男女の性質の違いはあります。
その部分は一つの知識として入れておくと良いと思います。

以下、例を挙げておきます。

・男性はゴールを重視し、女性はプロセスを楽しむ。
・男性は「熱さ」や「こだわり」を重視し、女性は「純粋さ」や「思いやり」を大事にする
・男性は立てられるほど力を発揮し、女性は見てもらえるほど、輝く
・悪い癖としては、男性は自己顕示欲が強くなり、女性は隠蔽体質になりやすい

これらは「性別の区分け」ではなく、「人間の性質の区分け」です。
つまり、男性でもプロセスを楽しむ人もいれば、
女性でもこだわりを重視する人もいるというようなこともあります。

ですので、男女で区別するというよりも、
「わが子はどちらの性質が強いだろうか?」と考えて接するのが良いと思います。

あとは、“誰”が接するか?ということも、関係してきます。
お子さまが男の子であれば、同性のお父さんの話は納得しやすい部分があります。(威厳も関係しています)

それに対して、異性のお母さんは、甘えの対象でもあると思います。
基本的には、男の子もお母さんのことが大好きであり、甘えたい気持ちが強く、褒められたいと思っています。

ただ、3歳くらいからは、「男性」の自覚も出てきて、
異性であるお母さんに照れがでてきたり、お母さんに良いところを見せたいというプライドのようなものも出てくると思います。

ですので、そのような気持ちを理解してあげて、見守ってあげることも大切かと思います。

母親には母親の役割があり、父親には父親の役割があります。

どちらも大切な役割ですので、パートナーの方と相談しながら、どのように接するのが良いかなども決めていくのも良いと思います。

ではでは。

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