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自分の子どもを信じることができない時はどうすれば良い?

今回のお悩み相談は、「わが子を信じることができる時と、できない時がある」というテーマについて。

「お子さまを信じてあげましょう」と僕も親御さんに伝えます。
でも実際は、「信じることができる時、できない時がある」。

おそらくこの意見が、すべての親御さんの正直な答えだと思います。

ただ、親御さんの心の底には、わが子に対する深い愛情があることは確かです。

ですが、たとえば親御さん自身が、身体的に疲労している時や、精神的に落ち込んでいる時などの状況において、
わが子を信じることができない場合がありうるということです。

人間は完璧ではありません。
ですのでまずは、誰でもこのような状況であることを、親御さんはご理解いただけたらと思います。

それを踏まえて、
「わが子を信じる事が出来なくなってしまった場合、どうすれば良いか?」という対処法を考えましょう。

こちらについては、そもそも「わが子を信じる」ということに、固執しなくても良いと思います。

たとえば、わが子が何か悪いことをした場合、
「うちの子に限ってそんなことをするはずがない!」と信じることが、必ずしも正しいとは思いません。

なぜなら、人には個々それぞれの考え方や価値観があり、
状況に応じて、「世間的に悪い」と言われることを、してしまうこともあるからです。

わが子が何か悪いことをした時に、「そんな事をするはずがない」と思うのではなく、まずは、わが子の言う事を聞いてあげる。

そして、そのような行動をしてしまったのは、何が原因なのか?育て方や家庭環境のどこに原因があり、今後はどうすれば良いのか?という解決策を考えます。

このように、大切なのは、子供を理解し、将来、子供が幸せになるために、親がどのようにサポートしていけば良いのか?
ということを考え、行動することが大事なのです。

その過程の中に「わが子を信じる」ことが含まれるのですが、
「信じる」ことがすべてではありません。

ですので、「信じる」ことに固執するのではなく、
わが子の将来の幸せのサポートをすることに集中するようにしましょう。

そうすれば、自然とご自身の気持ちも立ち直っていくと思います。

正確には、前向きでポジティブな気持ちが大きくなり、ネガティブな気持ちが忘れていくような感覚になるということですね。

ではでは。

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