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私はラッキーな晴れ女

 完全に旬が過ぎた話だが、9月の頭に北海道へ2泊3日の旅行へ行ってきた。北海道なんて子供のころに行ったっきり。5日前にちゃんと決めたプランだったので、心の準備がないままに当日を迎えた。前日に無印良品でリュックを買ったくらい。

 旬を過ぎた話題なので1日ごとに追って書くことはしないけれど、連日雨に合うこともほとんどなく、かなり快適に過ごせた。初日が現地の人でも驚くくらいめちゃくちゃ寒くて、冬用のカーディガンを持って行ってよかったなと思うくらいだったけれど。

 ひたすら歩いて歩いてボロボロになった日もあったけれど、その分珍しいものを見られてよかった。
 一番印象的だったのがトップの画像で載せているトマムから見た雲海。テラスでは見れなかったけれど、予定してなかったトレッキングというか、山登りをして頂上から見た景色は格別だった。


 白金青い池も絶好の景色で拝めたし、

 旭山動物園ではアザラシやペンギンのモグモグタイムも見ることができた。

 うん、ラッキーラッキー。
 近くに来たからと寄ってみたラベンダー畑でも、ラベンダーではないにしても綺麗な花たちが迎えてくれた。

 うん、ラッキーラッキー。

 ラッキーラッキーとつぶやいていてふと思ったけれど、私昔はここまで幸運だ、なんて自分に思うことはなかったな。どちらかと言えば、ちょっとだけ不幸を呼んでるんじゃないかしら、と感じていたくらい。
 雨が降らずにずっと持ってくれてたことを「雨女だったから雲があったんだ」と感じるか「晴れ女のパワーで雨が降らなかった」と思うか。雲海も「テラスで見られなかったからアンラッキー」と思うか、「山登って見れたんだから超ラッキー」と思うか。どっちがどうとか一概には言えないんだろうけど、自分に都合よく幸福変換するようにした方が余計なストレスもたまらないし、都合よく自己中心的な考えをしてたって、よっぽどじゃなければ人から不快に思われることもないんだな、と学んだんだな。不思議だよね、自己肯定感が低いと、自分をよく思うことで周りに嫌われたり迷惑かけるって思考になるんだから。今になればどうしてそうなるんだろう、としか思わないけれどね。
 そしてうまいこといって、そこからさらに幸運を運んでくれたなら最高じゃあないの!

 ラッキーの連鎖はしばらく続き、旅行前後でスマホゲームのいろんなガチャで当たりを出しまくっていた。今の私の幸運の具現化の仕方としては、これくらいしかないのがちょっと寂しいところだけれど。それでもお目当て60%で引けるよ!ってものでもスルーし続けた私が、バンバン出しまくっていたのは前代未聞すぎてびっくりした。ガチャフィーバーは今は終わってしまったけど。

 そして私は旅行熱がついてしまった!また行きたいなぁ。計画や行動が遅いから実現までがひぃひぃ言いそうだけど、国内をいろいろ回ってみたい。元々「海外も行きたいけど、国内でも隅々回ってみたいし、過去に行ったことある場所でももう一度行ってみたい!」って言ってきたんだし。身近ないいところ再発見。うん、これはこれでラッキー!かしら?

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