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夢想家

マルクスの資本論でないけれど、やはり現在の環境破壊を見ると、資本主義経済は限界があるのかも。かと言って、現在の共産主義国家が、マルクスの理想とした本来の共産主義経済ではないのだと斉藤幸平さんの人新世の「資本論」にあった。現在の西側と、東側の対立は、資本主義と共産主義の対立
という単純なものではなく民主主義と専制国家の対立という要素もあるのかも。かつての太平洋戦争も、アメリカという民主国家と、日本という、専制国家の戦いだった。現在の、アメリカ、西側諸国とロシア、中国という大国間の対立は、根が深い複雑な対立のような気がする。哲学では、弁証法と
いう考え方があるが、現在のこの対立が、核兵器を使うことなく、弁証法的な解決に繋がることを祈っているのだが。もし、現在の危機を人類が切り抜けたら、資本主義でもなく、共産主義でもない、地球という限られた環境を侵すことのない新しい経済のあり方になるのが理想だが、、。ジョンレノ
ンの言うようにイマジンするだけでは、世界は一つにならないのか?僕も、彼が言うような夢想家なのか?

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