中国語習得に情熱を燃やす男
私が最盛期の性都東莞にいた時の話である。
当時勤めていた会社のサプライヤーで成形屋さんがいたのだが、一人日本人のマネージャーさんがいらっしゃった。
人柄も良く、優しいお方でよく食事したり、マッサージに連れて行ってもらった。
生活のベースが香港にあった彼は、広東語は普通に使いこなせており、若干の外人訛りはあるものの、私からしたら広東語の老師だった。
そんな彼も、深センの片田舎である鎮での仕事がスタートしてからは、広東語のみでは生きていけなくなった。仕方なく、中国語の勉強