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お金の基礎知識「動くお金」と「動かないお金」

 金は命よりも重い・・・!そんなこと教職員の私が言えませんが、豊かに暮らしていくために、やはりお金について学んでいくことはとても大切です。今日は「動くお金」と「動かないお金」の話をします。

 皆さんは、ファイナンシャルプランナーという仕事をご存知ですか。私たちの、生活設計や貯蓄計画、投資、保険など、総合的な資産設計(ファイナンシャル・プランニング)を企画立案し、その実行を支援してくださる方々です。
 我が家も地元のファイナンシャルプランナーさんにお世話になって、保険の契約や見直し、個人年金の積み立て等を行なってきました。
 そこで最初に覚えておきたい知識として「動くお金」と「動かないお金」という二つの言葉があることを学びました。

 「動くお金」とは、銀行や郵便貯金といった気軽に引き出せて使えるお金のことです。それに対して「動かないお金」とは、前回の記事でも触れたような【積み立てNISA】や【iDeCo】【個人年金】といった、簡単には引き出せないお金のことです。厳密には、引き出せないことはないのですが、長期的に預けることによって資産を増やすことを目的としているため、契約内容によっては引き出すと預けている額よりも減ってしまう場合があります。だから、「動かない」「動かせない」お金なのです。

 では、これが実生活にどう結びついてくるのでしょうか。それは、生活しているとたまに聞く「保険貧乏」という状態です。「保険」とは、もしもの時の備えであって、そこに収入を入れすぎると、使えるお金が減ってしまいます。「積み立て」にお金を入れすぎてしまっても、銀行の口座のお金が少なく、生活が不安・・・それでは安心して暮らせません。

 大切なのはバランスです。自分の収入に合わせて、「動くお金」と「動かないお金」を考えていきましょう。そのためにも、頼りにするファイナンシャルプランナーの方を探すというのはおすすめです。

 家庭科のほそ道、今日はこの辺で失礼いたします。