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riku
旅館ごはん「廃棄前提おじさん」が炎上した理由と各種反論の粗末さ
さてさて、お盆前にTwitterに素晴らしい燃料が投下されて、まだ延焼している。
Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては…… pic.twitter.com/hw3xsCQTfM
— よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) August 10, 2020
いろいろな炎上があるが、これほどまでに当人に非があり、そして反省していないのも珍しい。食に携わるものとして、こういう人はぜひこれから食に困ることになってほしいのだが、今回の炎上ポイントと、そしてそれに対する先方側の反論について、私なりの見解を述べておきたい。
① 旅館のごはんは多すぎるのか問題
もともと、地方では「食べきれないくらいのご馳走」でもてなすのが常識であった。それは旅館のごはんに受け継がれている。そしてそれが時代遅れで、適度な量を個別に事前確認して供するべきだというのが炎上元の主張である。
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