ぼくらが出会ったあの子の話「タテ、ヨコ、ナナメ」
▼前話「いい関係性ってなんだろう」
毎日放課後の時間になると地域の中高生たちが集う、カタリバホーム。
ここまで、カタリバホームという居場所や、そこに通う中学生たちにおこった変化・成長を紹介してきました。
今回焦点をあてるのは、中高生(ユース)たちの居場所で働く大人のスタッフ「ユースワーカー」の存在。
前話で、ふとした瞬間に、つむぎから「みずきさんに会いたいな(前任の担当者)」といわれてしまった学生ユースワーカーまりこ。自分の力不足に落ち込みながらも、目の前の彼女と向き合おうと、気持ちを新たに関わり方を模索していきます。
タテ、ヨコ、ナナメ
カタリバが大切にしている「ナナメの関係」。
先生や親など「タテの関係」、友達を「ヨコの関係」と考えたときに
その関係性には当てはまらない、ちょっと上の先輩、といった存在です。
もちろん誰しも他人に言いたくないことや、触れてほしくないことがあるけれど、ナナメだからこそ、打ち明けられることや、心を許せる瞬間が、きっとあるはず…
タイミングは人それぞれですが、一人ひとりにあった距離感とコミュニケーションで、少しずつよい関係を築いていけるよう、日々試行錯誤しています。
ナナメの関係、みなさんにもそんな存在がいましたか?
次回は、カタリバホームを飛び出して…
第5話もお楽しみに!
▼次話「このパソコン、こわれてます」
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漫画制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ