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「日本でも、わたしは消えてない」"外国ルーツを持つあの子"の話

子どもの居場所づくりや学び支援をおこなう認定NPO法人カタリバは、"居場所"で出会った子どもたちのエピソードや、スタッフの思いを描いた物語を「ぼくらが出会ったあの子の話」としてフィクションマンガでまとめています。居場所づくりや子ども支援に関心をお持ちの方に、こんな団体があるんだなと知っていただく機会になればうれしいです。

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「日本でも、わたしは消えてない」"外国ルーツを持つあの子"の話

データ出典:文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査結果の概要」(令和4年10月) をもとに作成

"話しても伝わらないと、どこかで思ってた"

言葉の壁、文化の壁、制度の壁……私たちが出会う外国ルーツを持つ子どもたちは、来日後にさまざま「できない」を経験し、自信を失ってしまっていることも少なくありません。

「環境の変化によって『できないこと』に向き合うことが多いけれど、母国で『積み重ねてきたこと』も思い出して、いまできることから一緒にはじめたい」

スタッフはそんな思いを持ちながら、日々子どもたちと向き合っています。

今回登場したスニーナは、学級委員長に立候補するくらい積極的だった自分を思い出したことが、前を向くきっかけになったようでしたね。

次回も「Roots(ルーツ)」で出会ったあの子の話をお届けする予定です。引き続き、外国ルーツを持つ子どもたちとスタッフの様子を、見守っていただけたらうれしいです。

▼次話「学べることは当たり前じゃない?!外国ルーツを持つ彼の歩み」

▼「ぼくらが出会ったあの子の話」全話を読みたい方はこちら

マンガ制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ

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