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これが私

びっくりするくらい、泣いている。

予約したクリスマスコフレのレビューを見るため、Youtubeを見ていたつもりだった。
早く届かないかな〜と上機嫌でメイク動画の一覧を眺めてたはずなのに。

サジェストでなぜか、この動画が目に入った。

「ヒュー・ジャックマンも感涙!映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子」






気づけば泣いていた。号泣だった。



今日の私は、落ち込んでいない。
お気に入りの雑誌の最新号を買って紅茶を飲みながらそれを読んでたし、自炊もして自己肯定感あげたし、アイスも食べてご機嫌もバッチリ。
最近は仕事がうまくいってるし、明後日は美容院の予定が入ってる。






なのに、涙が溢れて止まらなかった。




レティ役のキアラさんの歌、表情が、一歩ずつ一歩ずつ、立ち止まっていた人が勇気をだして歩みを進める、そんな生き様そのもので。
画面越しから見て取れる葛藤、喜び、そしてそんな彼女のハートを肌で感じた、周りのキャストたちの興奮までこちらに伝播してきて、途中から訳もわからず私は泣いていた。
特に「We are warriors!(私たちは戦士)」のところ。涙腺決壊。






もらい泣きという次元じゃない、「歌から伝わる想いってこれか」と、その強さに「襲われた」感覚。





この映画は一度だけ見たことがあって、歌も映像も美しく、観賞後はApple Musicでアルバムを聴いてた時期もある。ただそれは一時的なもので、特にどハマり!という感じではなかったのにな。今日も「懐かしいな〜」くらいで動画を見たら自分でも謎すぎる展開。

メンタルが弱いときならまだしも、
比較的メンタルが落ち着いてる時に泣くことはなかったから、本当にびっくり。
でも気付かないだけで私、どっか疲れてるのかな……? 






それにしても、動画の中では歌詞の日本語字幕も表示されていて、改めて名曲だなと。

「I am brave(勇気がある)
    I am bruised(傷もある)」

どちらも抱えながら生きてるんだよ。私たち。
ぜんぶひっくるめて「This is me」





はー……真実はここにあった。
 




劇中歌でもうひとつ印象的なものがあって、
「Never Enough」

初めて映画の中でこの曲を聞いた時、サビの力強さに目が離せなかった記憶がある。
日本語字幕だったのだけど、確か「虚しいだけ」という訳だったはず。

虚しい、ってもっと寂しい、何かを手放した無力感みたいなイメージがあったのに
「虚しいだけ」という日本語だけが映し出される画面から聞こえる、生命力みなぎる歌声のコントラストに、夢中になって画面を見てた。歌いあげる女優さんも美しすぎるんだな、これが。


ここまでくると、もう一度見直してみたくなった。
確か初めて見たのは、2年前?
今の私なら、もっと何か感じ取れるのかもしれない。


久しぶりのnote、書かせてくれてありがとう。
名曲よ。

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