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刀ブログやっていて良かった事 3選

刀ブログやっていて良かった事 3選

このブログもあと7日位で1400日連続更新になります。
1400日と書くと自分でも良く分からないのですが、3年9ヵ月位です。
よくまぁ自分でもここまで毎日更新出来たなと感慨深くなります^^;

この趣味の刀ブログでは、主に刀や刀装具にまつわる購入や鑑賞、展示会のレポ、自身の蒐集物の観察など自身の体験をベースにした内容の他、製作している刀展示ケースの事などついて日々気ままに書いています。
当ブログを

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人を信じる事がなかなか出来ない

人を信じる事がなかなか出来ない

基本私は人を信じる事が苦手です。
数分しか合っていない人を当然信じるなどできず、ましてやまして顔も見た事のないSNS上の人を信じるなど10000%出来ません。
何度も何度も会って話してようやくこの人は大丈夫そうかなと思うのですが、仮に裏切られても深くダメージを負わないように信じ切るという事はしていません。
なので裏切られたら裏切られたらで仕方ない、というスタンスで人と付き合っている気がします。

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縁が無いように感じる時(日本刀の話)

縁が無いように感じる時(日本刀の話)

ここ数年ひそかに気になっている拵。
値段も私にとっては高いものであり、なかなか手が出せずに気が付けば数年経ってしまった。
もう4~5回程目の前で見ている。
見る度にやはり良いなと思う。
大小にも関わらず同図柄で完全に揃えるわけでは無く、上手く崩すところは崩し、合わせる所は合わせつつ、その崩した所が見所となり「美」となっている。
このような拵は有りそうで意外にない。
全て同じで揃えると見た目は良いか

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銅の様々な色味(日本刀の鐔の話)

銅の様々な色味(日本刀の鐔の話)

古金工鐔や素銅の鐔を買ってみて手元で比較してみると素材そのものであっつたり時代の経年変化により様々な色味をしている事が分かった。
同じ「銅」なのになぜ…?
赤っぽい色から濃い茶色、赤黒い色から濃い緑など明らかに違う色味もあり実に奥深い素材が「銅」であったので簡単にであるがまとめてみる。

・刀装具で使われる銅は2種に大別まず刀装具で使われる銅は、「山銅(山金ともいう)」と「素銅」に大まかに分けられ

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2023霜剣堂さんの新春展示即売会に行ってきました

2023霜剣堂さんの新春展示即売会に行ってきました

新年といえば、という事で毎年恒例の霜剣堂さんの展示即売会に昨日今日と行ってきました。
毎年名刀が多く並ぶ展示即売会でもありとても楽しみです。
個人的には小太刀や剣を探しているので良い物があれば嬉しいなという気持ちも抱きつつ…。

11時頃到着しましたが、初日は特に混んでおり常連さんと見られる方が沢山。展示即売会の際にだけお会いする方もいらっしゃっており、元気な様子が伺えてなによりでした。

店内に

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この鐔ガラクタかそれとも(結論編)

この鐔ガラクタかそれとも(結論編)

昨日ブログに書いたメルカリ鐔について、あれからネットを調べていたら割と直ぐに結論が出ました。

まず鐔の画題について。
刀剣ワールドさんにそっくりな物がありました。
こちらは保存刀装具の鑑定が付いており、どうやら「枝菊透鐔」と呼ばれているようです。
この透かしと丸のデザインは菊だったようです。

こちらの鐔とメルカリ鐔を比較すると、櫃孔の形状をはじめ、菊透かし部の位置など異なっている事が分かります

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この鐔ガラクタかそれとも

この鐔ガラクタかそれとも

正月早々にメルカリで面白そうな鐔を発見したので購入してみました。
説明文には青銅製の鐔と書かれており緑青も沢山出ている様子。
青銅製の鐔は以前鎌倉期の物とされる物で材質的に似たような見た目の物を拝見した事がある位であり(それが青銅かは分からない)、それ以外見た事がありません。
1万円という事もありガラクタ覚悟で何かしら勉強になりそうに思い買ってみました。

届いてみた物を拝見するとこのような感じ。

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古刀の疵はあって当たり前と言うけれど、実際どの程度あるのか

古刀の疵はあって当たり前と言うけれど、実際どの程度あるのか

古刀は疵があって当たり前と言われますが、実際どの程度あるものなのでしょうか。
同価格帯の新刀と古刀を比較してみました。
疵の差(量や程度)を比較する事で、どの程度古刀に疵が付いているかの参考になれば嬉しく思います。(あくまで単純に刀身の表面に付いた疵の差のみの比較です)
今回比較するのは120万円の初代河内守国助(新刀)と、125万円の無銘(来国安)(古刀)。
時代で言えば両者には250年ほどの開

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買って後悔した蒐集品は買い方にあった気がする話

買って後悔した蒐集品は買い方にあった気がする話

2022年は刀装具に興味を持ち始め、勉強している内にあれもこれも興味が出てきてしまい、気が付けば様々なジャンルの物がどんどん増えていました。
購入する事でその刀装具について勉強する事になるのでそれはそれで良いのですが、中には勢いで買った物も多く、そうした物の中には直ぐに飽きてしまうような作もあり失敗したなと感じる事も。
一方で何度見ても良いなと思える作もありました。

思い返してみると、買ってから

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2023年 刀箱師としての目標

2023年 刀箱師としての目標

新年あけましておめでとうございます。
今年も元日は素晴らしい晴天で朝から清々しい気持ちになれました。
初日の出は見れなかったので、代わりに初鐔の出です。

新年になりましたので刀箱師としての2023年の目標を書こうと思います。
全て達成できるように精進したいと思います。

また、目標ではなくただの趣味ですが、これらに加えて刀の展示会や鑑賞会は可能な限り行きたいと考えています。
あと個人的に刀や刀装

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2022年ありがとうございました!   今年の振り返り(刀箱師)

2022年ありがとうございました!   今年の振り返り(刀箱師)

2022年本当にありがとうございました。
今年は刀箱師として4年前にスタートしてからずっと目標にしていた、 「大刀剣市」への出展という大目標を果たす事が出来た年でした。
大刀剣市を通して今まで以上に多くの愛刀家の皆様、刀剣店の皆様、職方の皆様と交流を持つ事が出来ました。
また愛刀家の方15名近くの方に展示ケースをお納めする事が出来ました。

刀展示ケースの製作面でいえば、卓上刀箱と卓上短刀箱の大幅

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寅年最後に刀装具沼に引き込んだ虎鐔を眺めて寝る

寅年最後に刀装具沼に引き込んだ虎鐔を眺めて寝る

12年に1度の寅年(当たり前)も明日で終わりです。
今年は一言で言えば刀装具にはまった年でした。
全くの無知な状態でしたが、刀と比較しても価格がお手頃という事もあり、取りあえず興味が引かれた物の中から気に入った物に手を出していた結果、気が付けば結構な量になっていました…。
塵も積もればなんとやらですね。。

中身についてはこちらで書いていますので暇な方はよろしければご覧下さい。
同時に刀装具の本も

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2022年の刀ブログ振り返り

2022年の刀ブログ振り返り

2022年も残りあと2日となりました。
この刀ブログも毎日更新を心がけて今日で早くも925日が経ちました。
今年は色々忙しい時もありましたが、何とか毎日更新出来そうです。

①刀ブログの2022年の記録さて今年1年を通しての当ブログですが、1年で大体40万PVでした。

投稿は毎日しているはずなのですが投稿時間などの影響なのか15本くらい少なく表示されているようです。
1記事あたりに換算すると大体

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