反抗期の思い出マガジン
『反抗期の思い出』企画にご参加いただきありがとうございました。また、たくさんの方に読んでいただけたことを何より嬉しく思っております。
企画を終えた後、どのようにまとめ記事を書こうか逡巡していました。
散々悩んだけれど、まとめることができないというか、その必要はないという結論にいたりました。
このまま『マガジン』として、いつか、だれかの「ああ、しんどいな」という時にぱらぱらとめくれるリビングのちょっとした棚に立てかけてある雑誌。
肩の力がふっと抜けるように、キリキリした感情を包むように、重たい腰を支えてくれるように、そんな存在としてこのnoteに置いておこうと思います。
そして、この反抗期企画を進行している間、私たち親子にも大きな変化がありました。
息子の主張を尊重しよう。
そのために、私は「のに」を手放したのです。
この「のに」が私をイライラさせていたのです。
だからやめました。
出さない水筒は洗わない
部屋が散らかっていたら掃除機をかけない
靴下もそのまんま
今までも「出さないなら自分で洗って」と言いつつ、どこかで私は(どうせ出さないんだろうな)と、息子は(結局やってくれるんだろうな)とお互い通じ合っていました(笑)
けれどそれを一切やめました。
怒りもしません。
ただ「やらない」だけ。
息子にも、「〇〇なのにと思うとイライラしちゃう、だからやめるね。」と伝えました。
それから・・・
今まで月に1度くらいしか出さなかった水筒は1ヶ月で3回しか忘れてません。その3回はもちろん自分で洗っています。
机の上に3つも4つも置きっぱなしのコップは毎晩下げてから寝ています。
ベッドフレームにバナナの皮はありません。
生活面だけではなく、学校に関することも一切口を出さず、朝も起こしません。私は、朝ごはんの時間を確認するだけです。
学習面は夫にすべて一任したので、この前の定期テストの結果も知りません。
これが非常に心地よいのです。
それは息子も同じように感じていると思います。
ここは、親だからわかる空気感ですね。
この先、彼がまた年齢を重ねたり、壁にぶつかったり、成長と共にいろんなことがあるかもしれません。
けれどそんな時は、noteを開いてこのマガジンをめくってコーヒーを飲んだらいいんだよねって思っています。
また、今回ご参加いただいた記事を一つずつご紹介することはしないことにしました。
その記事に対して感じたことはコメント欄で私なりにお伝えしていて、それ以上何も出てこなかったのです。
それよりも『みんなこんな素敵なnoteを書く大人になる』ということを残しておきたいと思ったのです。
ということで、ご参加いただきましたみなさまの記事を一つずつ『おススメ』し、この企画を締めさせていただきたいと思います。
それでは・・・どうぞ。
最初はどの記事にしようか悩むかなとちょっと不安だったのですが、途中から「わが子に読んでもらいたい」と強く感じたものを選んでいることに気づいてから迷いが消えたらワクワクで爆速でした。
息子や娘に届けたいnote・・・私は最高に過保護な親なんでしょうね(笑)
このnoteを完成させるのに、2週間かけていたら、今度は、中学校でいろいろ(先生の度を越えた暴言)ありまして、いや去年もいろいろ(いじめは犯罪)あったんですが、そのいろいろを仲間とともに踏ん張って、こちらが驚くほど素敵な乗り越え方を見せてくれています。
おしゃべり好きな彼がいつまで私におしゃべりしてくれるかはわかりませんが、今はそのおしゃべりを聴きながら、ナイスなタイミングで、大好物の餃子とおでんと唐揚げを提供したいと思います。
本当にありがとうございました。
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