藤原聖仁

クリエイティブファーム株式会社KASIKA代表。人の想いや誰もやったことがないものを可…

藤原聖仁

クリエイティブファーム株式会社KASIKA代表。人の想いや誰もやったことがないものを可視化し、この世に出現させることその事によって人に驚きと感動を感じてもらうことを信条とする会社。https://kasika.co.jp

マガジン

  • CREATIVE PASS【クリエイティブパス】

    人に心まで届くパスポート。それは時に、逆境にある人を奮い立たせ、楽しみの渦の中に連れていき、気がつくといつしか大きな壁を乗り越えている。人の記憶に残し、心に届くそんなクリエイティブの伝え方、やり方を書いていきます。

最近の記事

9/19に開催される新しい形のゴルフeSPORTS「PENDULUM」を考察する。

PENDULUM(ペンデュラム)とは一体何か? プレスリリースの本文からは シミュレーションゴルフで対決するイベント ライブハウスで行われる 音響と照明でエンタメな演出がある くらいの内容しか掴めない。正直よくわからない。けれどなぜわからないかの理由は、このイベントが「今までにまったくない0-1のイベント」だからなのだ。 時を同じくして海外ではこういうニュースが登場している。 そうなのだ、規模は違えど、全世界に対抗して日本でもこの動きが今生まれようとしている。な

    • 新時代のesports「ペンデュラム」

      彼(伊丹谷大介)はあの頃、狂ったようにゴルフばかりしていた。それは単に遊んでいるようでもあり、何かを掘り下げてリサーチしてるようでもあり、終始不思議な気持ちで僕はその姿を見守っていた。 僕は人生の中で、絶対にやらないであろうことの中に随分前からゴルフを掲げていた。曰く「年寄りくさい」「接待イヤ」「ダサい」「金かかる」 そんな時、彼から「キャディーでいいんで観に来てください」と誘われて「キャディーという名目で俺は飲んでるだけだからね」と言って一度限りのつもりで、そこに参加し

      • Butterfly Effect〜日本の未来に届く風〜

        2020年3月7日そのメッセージは届いた。 それは前年に「鴉」という我々が主催する書家のバトルイベントにスポンサーとして協賛いただいた大西京扇堂の大西さんからだった。 「これから、夏に向けて、アーティストさんとのコラボ商品なんかもチャレンジしたいなぁと思ってまして…ぜひまたお力お貸しいただけましたら幸いです」 その時はまだコロナ禍という悲壮感もなく、情報も薄い僕らは「単なる流行りの風邪かインフルエンザ」くらいのノリでこの出来事は終息し、また元の時間が流れていくものだと思

        • 誰よりも早く失敗する

          即断即決で思い立ったらやってみるというやり方には、とっても良い点がひとつあって、それは「誰よりも早く失敗できる」という点である。言い換えると「もしあれをやっていたら」「僕だってあれくらいできるんじゃないか」そういう気持ちが微塵もなくなる。さっぱりしたものだ。 そしてこのブログである。 このブログの本質は「果たして毎日2000文字書き続けられるのか」「毎日書くといった大人はその約束を守れるのか」である。中身よりチャレンジで、結局のところ毎日書くという約束を今まさにやめようと

        9/19に開催される新しい形のゴルフeSPORTS「PENDULUM」を考察する。

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        • CREATIVE PASS【クリエイティブパス】
          2本
          ¥300

        記事

          人生に迷った時は、周りの人をみる

          さっきまで使っていたSLACKのプロジェクトをみると、ざっと31くらいのプロジェクトが同時進行状態で、今はこれでも比較的閑散期である。なので自発的にここにさらにプロジェクトを作っていったり、望まれない企画をぶちあげてさらにプロジェクトは増えていく。 これは忙しい自慢をしたいのではなく、まったくもって今まで忙しいと感じたことがない。比較的ショートスリーパーなのが助かってるのかもしれないが、死ぬほど寝る時もあるし、「こんな状況最悪や」と思ったことは一度もない。むしろやりたい仕事

          人生に迷った時は、周りの人をみる

          AかBか

          デザインA案かB案か問題というのが古くからある。そしてそれはいまだに若い子にも聞かれたりするし、長らく解決をしていない問題なんだと感じると同時に、そんなことに頭を悩ましていた時期も確かに自分にもあったなと思うので少し書いてみたい。 デザインA案かB案か問題というのは簡単にいうと、提案やプレゼンなどの場面でもっていく提案は、1つに絞った最終のA案だけをもっていくべきなのか、提案として最低でも2案はもっていくべきなのか、いやいやAでもBでもないC案もいれた3案が妥当なのか、はた

          夜をぶっとばせ!

          先日、突然訃報を聞いた。大切な人が亡くなることは、いくつになっても悲しい。覚悟をしていても突然の訃報は、がっくりくるし、もっとこうできた、あ〜できたと過去を後悔してもはじまらない、ありきたりだが巻き戻せない時間を呪うしかない。けれどいつまでも悲しみに浸っていられない自分は、いつからか人の死に対してこうも思うようになった。 死は自分が死んだと意識するから死なのであり、生きていると思い続ける限り死はない。 詭弁であることは重々承知だけれど、人の出会いと別れとはこういうものなの

          夜をぶっとばせ!

          聞くコトの大切さ

          僕は食べ物のチクワを見ていると「コーチング」を思い出す。 コーチングをバカにしたいのではない。むしろ中には素晴らしい方もたくさんいらっしゃると思うし、本当に素晴らしい方が事業の並走などしてくれてコーチ役をかってくれれば、僕の事業も5倍くらい加速するのかもしれない。 チクワって、中が空洞になっていて周りからみた形や色は概ね同じもの。この形状がコーチングだったり世の中の「深掘り」「ディグる」ってものが似ている気がしているのだ。 POPLIFE THE PODCASTという僕

          聞くコトの大切さ

          エンターテインメントの本質と理解

          「人生はエンターテインメントだ。」 この言葉に違和感をもつ人はあまりいないと思うし、実際に僕もずっとそう思って生きてきたのだけれど(今も別の意味でそう思っているけれど)、最近この言葉に少し違った印象をもっている。 エンターテインメントという言葉の認識は、「派手で楽しくて表現活動でキラキラしていてみんな熱く盛り上がる」みたいなイメージがどこかまとわりついている。そしてそれが和製英語としてのエンタメの意味合いになっている。 そう考えるとこの一言のもつ納得感や説得力は強力だ。す

          エンターテインメントの本質と理解

          伝わる・伝わらない問題

          covid19によって対面でのコミュニケーションの数がめっきり減る事で、テレカンなどの遠隔でのコミュニケーションやSNSを通じた「文字・音声」のコミュニケーションが世の中の圧倒的主流になってきました。 人は本来、対面での言葉以外の情報(表情や、かもしだす空気感)などから実に多くの情報を得ているので、それが断たれることによるコミュニケーションエラーが多くおこってきているような気がするし、それは今後ますます加速していくと思っています。 特に140文字などで制限される言葉であっ

          伝わる・伝わらない問題

          100%のその先へ

          僕はKASIKAというクリエイティブの会社の代表をやっていて、僕からのメッセージとして社内のスタッフ向けにまったく世に出ない文章を書くことがよくある。 その中で「どうすれば人の心が動くのか」「どうすればまた選んでもらえるのか」という話をよく書いたりする。単純に人の心が動けば、感動すれば仕事はとどまることなく増えていく。「120%、200%相手の心を動かす」「心動させろ〜〜!」ということなのだけれど、言葉でいうのは簡単、けれどやってみるとそれがなかなかうまくいかない。 「自

          100%のその先へ

          人との出会いこそが人生の全てという時代

          コミュニティやつながりという言葉をここ1年で、今まで以上に多く聞くようになったと思います。なぜ、みんなこぞってこういうことを言い出したかなのですが、その理由は説明するまでもなくcovid-19の流行により、きっと多くの人に体感として伝わってきたのではないでしょうか。 「リアルなつながりを分断されたときに 人は気持ちの中で誰と繋がっていられるのか」 この問いがとっても重要になったんだと思います。今までも同じようなことって実はたくさんありました。自然災害もそうですし、個人単位

          人との出会いこそが人生の全てという時代

          投稿に反応がない時に考えたいこと

          投稿にはあきらかに2種類あるマスメディアが発信することよりも個人がニュースをつくっていると言われて久しいですが、今では何かを売ろう、誰かに見て欲しい、来て欲しいと思った時に人はSNSやYOUTUBEなど個人で発信できる媒体を使うようになりました。 で、いろんな投稿をみてきてそこに「投稿した途端にとても反応がある」ものと「投稿しても誰も反応しない」ものが、当たり前ですがあることに気がつきました。個人の投稿だからそれは個人の人気に紐づいているんでしょ?と言われたらそうかもしれま

          投稿に反応がない時に考えたいこと

          ❶服をずっと買わなくなっていた

          クリエイティブパスは、クリエイティブが人に届かない問題を9つのカテゴリーにわけて検証していこうというマガジンなんだけれど、今回は少しタイムリーなところからの「外見の問題」に切り込んでみたい。 ①外見の問題編その1 技術やセンスがあれば外見なんてどうでもいいというのは一部であっているが一部で間違っている。外見を気にしなくていいのは、ある程度、外見を気にしなくても、その人となりを多くの人が認知してからの話だ。見てくれで損をする可能性が100に1つでもあるのであれば、全力でそれを

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          ❶服をずっと買わなくなっていた

          CREATIVE PASSとは

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          値決めの魔法 PricingMagic

          価格を決めることの何が難しいのか値決めこそ経営といったのは、稲盛和夫さんだが、クリエイターから相談されることも値決めに関することが多い。 「値段が決められない」「相場がわからない」 「高すぎると買ってもらえない」「安くすると赤字になる」 このプライシングについて、僕は今まで「そんなの主観でつけて市場にだして判断してもらえばいい」という、乱暴なやり方、感覚的なやり方でやっていたんだけれど、その方法論を示すことができたら、多くのクリエイターが、救われるのではないかと考えをあら

          値決めの魔法 PricingMagic