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『絶版本』の情報まとめました

2022年9月下旬に柏書房から『絶版本』という名前の本が出版されました。

発売から何週間か経ち、読書メーターなどにも心のこもった感想をいただき始めています(SNSで呟いてくださった皆様も、本当にありがとうございます!)

他にもいくつか書評が出たり、本書の刊行を記念した書店イベントが決まったりと、来月以降も動きがありますので、現時点での情報を本稿にまとめておきたいと思います。よろしければ、チェックしてみてください。

イベント情報(2022年10月17日時点)

11月7日(月)〈藤原辰史、出版人と書店人と、「絶版本」を大いに語る〉@MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店

開催日:2022年11月7日(月)
時間:19:00~20:30(現地会場は30分前開場)
場所:MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 7F Salon de7(〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町)
登壇者:藤原辰史×福嶋聡(ジュンク堂書店)×天野潤平(柏書房)
参加費:1,650円(来店参加)、1,650円(オンライン参加)、2,860円(書籍付きオンライン参加 ※送料別途370円)

11月19日(土)〈絶版から探る本と言葉の未来〉@UNITÉ

開催日:2022年11月19日(土)
時間:19:30~21:00(延長の可能性あり)
場所:UNITÉ(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-17-10SMZビル1F)
登壇者:古田徹也×ドミニク・チェン
参加費:2,000円(来店参加)、1,500円(オンライン参加)

書評情報(2022年10月17日時点/最終更新10月19日)

10月2日(日)『読売新聞』「読書情報」

10月2日(日)『河北新報』「出版こぼれ話」

10月14日(金)『週刊エコノミストOnline』「話題の本」

10月15日(土)『東洋経済オンライン』「Book Review」

10月17日(月)『週刊東洋経済』10月22日号「Book Review」

10月19日(水)『東京新聞』「本音のコラム」(斎藤美奈子さん)

国立国会図書館の所蔵状況(2022年10月11日時点)

最後に、本書の出版を機に国立国会図書館を利用する人が増えたらいいな、とも思っておりまして、10月11日検索時点の所蔵状況を以下、目次順にまとめておきたいと思います。登録さえしてしまえばネットで閲覧可能な資料もありますので、使う際の参考にしてみてください。なお、選書そのものは、読んだ人のお楽しみということで伏せておきますね。

■古田徹也 なんのメッセージもない言葉
 →デジタル(館内限定)
■伊藤亜紗 わたしの思考のエンジン
 
→館内閲覧
■藤原辰史 ナチスの聖典は絶版にすべきか
 
→デジタル(ネット公開)
■佐藤卓己 よみがえる名著
 
→館内閲覧
■荒井裕樹 「絶版」になれない本たちへ
 
→館内閲覧
■小川さやか 人間性なるものへの問い
 
→デジタル(館内限定)
■隠岐さや香 「忘却されつつある歴史」に属する本
 
→デジタル(館内限定)
■原武史 日記だから書けること
 
→デジタル(館内限定)
■西田亮介 知の散逸を防げるか
 
→館内閲覧
■稲葉振一郎 内田善美の「隠遁」
 
→なし
■荒木優太 ファンと甦り
 
→館内閲覧
■辻田真佐憲 それでも手放さなかった一冊
 
→館内閲覧
■畑中章宏 忘れられた思想家
 
→デジタル化作業中
■工藤郁子 本をもらう、本をあげる
 
→デジタル化作業中
■榎木英介 自然科学における絶版本
 
→デジタル化作業中
■山本貴光+吉川浩満 「絶版」がモンダイなのだ
 
→吉川:デジタル化作業中
 →山本:デジタル(ネット公開)※版によっては個人送信利用可
■読書猿 なぜ本を読む猿は「復刊」をライフワークとしたのか
 
→デジタル(館内限定) ※復刊済み
■岸本佐知子 隅っこ者たちへの大きな愛
 
→館内閲覧
■森田真生 絶版本の贈り物
 
→館内閲覧
■ドミニク・チェン 混沌を愉しむ術
 
→いずれも館内閲覧
■赤坂憲雄 なにか、秘められた事情が
 
→要個別確認(一部の共著書が個人送信利用可)
■斎藤美奈子 「本がない!」からはじまる旅
 →デジタル化作業中
■鷲田清一 幻の本
 
→館内閲覧

それでは引き続き『絶版本』を応援いただけたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします!

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