2017年の1年間に呟いた3366ツイートを分析してわかった「クリックされるURL」と「僕の人となり」
前回のnoteではTwitterを活用したい方向けに、個人的にオススメな10名をご紹介しました。
「SNSを活用したい!」と思う人であれば絶対にフォローしておきたいTwitterアカウント10名|柏のひと🍣(@KashiwaOwner)|note
大変ありがたいことに多くの方に見ていただき、自分のフォロワーも50人ぐらい増えました。Twitterジャパンを始めとしたSNS運営企業の方々、広告代理店周りの方々からもフォローいただき、さらにはソーシャルナンパまでされるなど、本当に反響の多い記事となりました。
<ソーシャルナンパとは>
新しいお仕事とソーシャルナンパの偉大さ|小松 美貴 (こまみ)|note
そこで今回は、Twitterで自身の投稿を分析する方法をご紹介すると共に、僕個人の人となりを伝えることができるという一石二鳥なコンテンツをご用意しました。
自身のTwitterを分析するための「Twitterアナリティクス」
自身のTwitterアカウントを分析するためには、Twitterアナリティクスを活用することが必須となります。
前のフォローすべきアカウントでもご紹介したとみこさんのnoteでもTwitterアナリティクスについての内容が含まれていました。
Twitterの公式サイトでは、Twitterアナリティクスという無料の分析ツールがあるので、自分のアカウントの数字が気になる人は一度は見てみてほしい。(バズりたいならまず◯◯しろ!と思う話。|とみこ|note)
Twitterアナリティクスは管理画面だけでも分析が可能となっていますが、個人的にオススメなのがCSVデータを活用すること。
指定の期間(最大90日間)を選択し、CSVデータにて過去のツイート情報をエクスポートできるようになっています。
普通にエクスポートをすると、文字化けが発生してしまったり、英語の専門用語に四苦八苦してしまったりもするので、下の解説記事を参考に是非ともチャレンジしてみてください。
<CSVデータのエクスポートする方法はこちら>
よくクリックされるURLに共通していた2つのコト
クリック数をチェックするために、僕個人がオリジナルとしてやっていたこととして「URLクリック率」を出しています。
方程式としては「URLクリック数 ÷ インプレッション(IMP)」で算出することにしています。
要はインプレッションが「人の目に触れた回数」であるため、上記のように算出し、新たに1行列を追加してまとめてみました。
<URLクリック率を追加してみた図>
つまり、URLのクリック率が高い記事というのは、「目に触れたらよく押されているリンクである」というと言えるでしょう。
①URLをシェアする際にコメントを必ず入れること
URLクリック率が高い上位30記事を分析してみると、URLのシェア時にコメントを入れているツイートが9割以上という結果でした。
上のURLもクリック率の上位10ツイートに入ってくるものになりますが、「自分もオジサンなのではないか・・・。」と心配に思う人からのクリックが多かったように見受けられます。
また、自身のとは別のツイッターアカウントを運用している時にも気づいたのですが、「コンプレックスを刺激する内容」「もしかしたら自分だけ当てはまるかもしれない・・・。」といった内容のURLはクリックされやすい傾向にあります(ただし敵意や悪意のある内容は人を傷つけてしまう可能性もあるため、自虐ネタなどを盛り込むのもコツです)。
②よくクリックされるOGPのパターンを知ること
記事やWebページをシェアする際に、OGPが凝ってあるURLをツイートすることが大切です。
クリック率が高いすべてのツイートに当てはまるわけではなかったですが、比較的色が鮮やかなOGPを使うとクリック率が高くなる傾向がわかりました。
<参考:OGPの設定方法>
Facebook・TwitterのOGP設定方法まとめ|ferret [フェレット]
今回分析をした結果、実はもっともクリック率が高かったのは以下のツイートでした。
内容がショッキングという要素もありますが、3000以上のツイートにおいて最もクリック率が高かったという結果だけに、説得力のある説明であると思います。
<最もURLクリック率が高かったツイート>
また、他にもクリックされる回数が多かったツイートとして、OGPには「表やグラフ、図を用いる」「女性が写っている写真を使う」といったものが目立ちました。
<表を使っていたパターン>
<女性が写っているパターン>
上の2つのツイートはRTやシェアこそ少なかったものの、非常に高いクリック率を記録していました。
全てのツイートを分析してみた結果、リツイートが0のツイートであったとしても、10以上のリツイートを記録した場合よりも高いクリック数の場合もありました。
やはりOGPに用いる画像には、こだわり・戦略を持たせるだけで、URLのクリック数は大きく変わるのではないかと思われます。
ツイートを分析した結果わかった僕の「人となり」
「柏のひと」という名前でTwitterとnoteのアカウントを持っていますが、つぶやく内容に関しては、正直なところジャンルレスに話をしています。
時事ネタから地元柏の話、レイソルを含めたサッカーについて、マーケティング、SNS、メディア、音楽(DJも過去にやってたり)、その他なんでも広範囲につぶやいていますので、何かしら共通点が1つでもあればフォロー等してもらえると嬉しいです。
そのため、今回は昨年呟いた内容の中で各カテゴリで最も数値が高かったツイートを紹介します。
<最も「リツイート」と「いいね」が付いた投稿>
柏のネタツイートでした(笑)。このように柏のラーメン・グルメには強いこだわりを見せていますので、これからもニーズがあるということで積極的にツイートしていきたいと思います。
<最もプロフィールアイコンをクリックされたツイート>
こちらも柏関係ということで、柏出身の田中聖さんとのやり取りでした。
田中さんは地元の大津ヶ丘中学校出身ということもあり、普段から柏のことを気にかけてくださるので、柏のメディアを運営している身としては本当に嬉しい限りです。
<最もインプレッション(閲覧数)が多かったツイート>
地元の柏まつりのツイートでした。今回のTwitterの分析という観点から話をしていくと、動画投稿というのは実に高いエンゲージメント率を記録する傾向にあります。
エンゲージメントの多いツイートは、いいねのレコメンド、タイムラインでの上位表示などに影響を及ぼすと言われているため、インプレッションを伸ばす際には動画を投稿してみても良いでしょう。
また、Twitterのハッシュタグをつけることでその時期に注目のイベント参加者の目に触れるようにもなります。
Twitterを分析すると、「自分がどう振る舞ってきたのか」がわかる
Twitterアナリティクスを分析してみることにより、自分の発した1年間の内容を、改めて振り返ることができました。
どの分析結果も「数値から伝わる事実」をベースに導き出せたため、今回のnoteがTwitterを使う人にとって有意義なものになればと思っています。
そして、今回こうしたnoteが書けたのも「1年間Twitterを楽しんできたから」に他ならないと思っています。
Twitterでは「魅せ方」を意識してツイートしている方も少ないかと思います。
そうした自身の振る舞いが「どのように見られているのか?」「実際にちゃんと届けたい層に見られているのか?」をTwitterアナリティクスで是非とも分析してみてはいかがでしょうか?