「転生したらスライムだった件 15」感想・ネタバレ
どんな本?
“転生したらスライムだった件”とは、伏瀬 氏による日本のライトノベルで、異世界転生とファンタジーのジャンルに属す。
主人公は、通り魔に刺されて死んだ後、スライムとして異世界に転生。
そこで様々な出会いと冒険を繰り広げながら、魔物や人間との交流を深めていく。
小説は2014年からGCノベルズから刊行されており、現在は21巻まで発売されている。
また、小説を原作とした漫画やアニメ、ゲームなどのメディアミックスも展開されており。
小説のタイトルは「転生したらスライムだった件」だが、略称として「転スラ」と呼ばれることもある。
読んだ本のタイトル
転生したらスライムだった件 15
著者:伏瀬 氏
イラスト:みっつばー 氏
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あらすじ・内容
最強竜種の一柱VS魔王スライム
感想
ヴェルグリンドとの激しい戦いの末、敵に捕らわれた盟友ヴェルドラの解放を目指すリムルの激怒から始まる。リムルは「敵を殺しつくせ」と命じ、テンペストの幹部たちはこの命令に力を込めて応える。さらに、大量の悪魔を進化させ、テンペストと東の帝国との間で最終決戦が開始される。リムルはヴェルドラを救うため、新たな進化を遂げる。
この巻では、リムルとテンペストの幹部たちが、東の帝国とその精鋭部隊と熱い戦いを繰り広げる。特に、ヴェルグリンドとの戦いでは、リムルの新たな力、智慧之王がシエルに進化するなど、テンペスト側の戦力が一気に底上げされる。しかし、この戦いの中で、帝国の真の目的が明らかにされ、物語は新たな展開を迎える。
リムルとヴェルドラの姉弟竜の戦い、テンペスト幹部と帝国近衛部隊との激しい対決が描かれる一方で、ルドラの転生と正義之王(ミカエル)に体を乗っ取られる展開は、読者にさらなる驚きを提供する。そして、ヴェルグリンドが愛するルドラの魂を集め、時空を旅する結末は、物語に深い感動を与える。
読書感想としては、リムルの進化やテンペスト幹部たちの活躍が面白い一方で、登場キャラクターが多く、物語が複雑になっている点が挙げられる。また、戦闘シーンの連続は熱い展開を提供するが、テンペスト側の魔物たちが力を獲得する流れがワンパターン化しているとの声もある。それでも、帝国との戦いを通じて新たな脅威が明らかになり、物語が結末に向けて加速する展開は、読者の期待を高める。
結論として、この巻はリムルとテンペストの幹部たちの成長と進化、そして帝国との激しい戦いを描いており、物語の新たな展開につながる重要な転換点となっている。読者はリムルの激怒や新たな力の獲得、そして物語の深まりを楽しむことができるだろう。次巻に向けての期待がさらに膨らむ一冊である。
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