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「この素晴らしい世界に祝福を!8 アクシズ教団VSエリス教団」感想・ネタバレ
どんな本?
『この素晴らしい世界に祝福を!』は、暁なつめ 氏による日本のライトノベルで、イラストは三嶋くろね 氏が担当。
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、
交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。
「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」
RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!
さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまい―――!?
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?。
この作品は、異世界転生、ファンタジー、コメディといったジャンルに分類され、2012年から2020年までの間に全20巻(本編17巻+短編集3巻)が刊行された。
また、このライトノベルはアニメ化もされており、2023年4月より第三期が放送される。
この作品は、平凡な冒険者カズマが過ごす異世界ライフを描いている。
個人的には小説家になろうで公開されていた時に読み。
感想を送り、著者さんから返事を頂いて嬉しかったと記憶している。
読んだ本のタイトル
この素晴らしい世界に祝福を! 8 アクシズ教団VSエリス教団
著者: 暁なつめ 氏
イラスト: 三嶋くろね 氏
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あらすじ・内容
アクアとエリスがお祭りで全面対決!?
エリス祭りはあるのに自分のお祭りがないのは不公平なので、アクア祭りをやると言い出したアクア。しぶしぶ協力するカズマだったが、クリスまで手伝いに入れられてしまって――。街中を巻き込んだ大騒動が始まる!
感想
本巻は、アクシズ教団とエリス教団が共同で祭りを開催する物語である。
祭りの開催はアクアのわがままから始まる。
カズマはアクアの我儘に振り回されつつも、商店街の会長と協力して祭りを成功させようと努力する。
その背後で、クリスは女神エリスとしての正体を隠しながら、神器を回収するために奔走する。
物語の中心は、アクシズ教団とエリス教団の間の小競り合いと、それに伴う一連の騒動である。
カズマはアクアとクリスの間で板挟みになりながらも、彼らが祭りを通じて一致団結する様子を描いている。
一方で、祭りの準備中には多くのハプニングが発生する。
特に、アクアは祭りでの注目を集めようと奇抜なアイデアを次々と提案し、周囲を困惑させる。
しかし、カズマの機転と商店街の人々の協力により、祭りは大盛況に終わる。
クリスの物語は、神器を巡る冒険が中心である。
彼女はカズマと共に、アンダイン邸から神器を盗み出そうとするが、予想外の困難に直面する。
アイギスという鎧が持つ特殊な性質により、回収計画は複雑なものとなる。
カズマとクリスは、様々な障害を乗り越えながらも、互いの信頼を深めていく。
終章では、祭りの後の清算と、キャラクターたちの関係性の変化が描かれる。
カズマとアクア、クリス、ダクネス、めぐみんの間に生じた微妙な変化が、彼らの今後の冒険にどのような影響を与えるかが示唆される。
最後に、彼らは再び平穏な日常へと戻るが、新たな冒険への伏線が残される。
この物語は、シリーズの中でも特に日常と冒険が交錯する作品であり、キャラクターたちの人間関係の深さと成長が強調されている。
読者は、彼らのドタバタ劇を通じて、彼らの絆の強さと、時にはコミカルな彼らの姿に心温まることだろう。
また、次の巻への期待感も煽られる、一幕の終わりとして見事に仕上がっている。
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