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「魔王軍最強の魔術師は人間だった : 5」感想・ネタバレ

どんな本?

『魔王軍最強の魔術師は人間だった』は、羽田遼亮 氏によって書かれたライトノベルで、KUMA 氏がイラストを担当。
この作品は「小説家になろう」から始まり、大人気な魔界転生ファンタジーとなった。

物語は、魔王軍第七軍団に所属する不死旅団の団長、アイクを中心に展開する。
アイクは「魔王軍の懐刀」と呼ばれるほどの魔術師ですが、彼の正体は人間で、しかも日本人の転生者だった。
彼は大魔術師ロンベルクに気まぐれで拾われ、彼の知識と魔術を受け継。
普段は人間であることがバレないよう、仮面とローブを身につけている。

また、この作品は2024年夏にTVアニメ化される。

読んだ本のタイトル

魔王軍最強の魔術師は人間だった : 5
著者:#羽田遼亮 氏
イラスト:#KUMA  氏

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あらすじ・内容

「小説家になろう」発、大人気魔界転生ファンタジークライマックス!! ついにローザリア王国の王都リーザスを陥落させた魔王軍。ダイロクテン魔王は、大陸の統一を目指すために、ローザリアの中央部に新しい魔王城を建設するという。その城普請を任せられたアイクは第四軍団団長であるラミア族の美女ルトラーラとともに、遷都を魔族たちに納得させようとするが――。超巨大な地竜や諸王同盟の敏腕将軍も現れて、なぜか魔王軍の軍団長に昇進してしまった主人公(人間)は今回も大忙し!

魔王軍最強の魔術師は人間だった : 5

第一章  魔王城遷都

ローザリア王国の王都リーザスは、魔王軍によって陥落され、その軍旗が町中に掲げられている。
この状況を、魔王軍の一員である主人公アイクがメイドのサティと共に見下ろし、話し合っている。
サティは主人公の統治下で反乱が起きていない事実を述べるが、アイクは市民の反乱の可能性について懸念を抱く。

その後、セフィーロが登場し、魔王がローザリア中央部に新しい魔王城を建設する計画を告げる。
アイクとセフィーロはこの新しい任務に参加することになる。
アイクは中央への移動が魔王軍にとって最適だと考え、セフィーロもこの案に賛成するが、魔族たちの反対をどう説得するかが課題となる。

第二章  魔王様と視察の旅

魔王様が北方の戦線で戦っている間、アイクとセフィーロは新しい魔王城の建設地を視察することに決定する。
魔王様は村々を視察し、地竜討伐の計画を立てる。
彼らは地竜を討伐するために様々な準備を進め、地竜を討伐することに成功する。
この戦いの後、アズチ城の建設が本格的に進行し、セフィーロや他の幹部たちの協力を得ながら、城の完成を目指す。

第三章  地竜討伐

地竜討伐のために、アイクと魔王様は様々な準備を進める。
地竜を討伐する計画が立てられ、アイクと魔王様は地竜を討伐することに成功する。
地竜討伐の後、アズチ城の建設が本格的に進行し、魔王軍の資源を活用し、大型の魔族を重機代わりに使いながら、効率的に建設を進める。

第四章  つかの間の休息

アズチ城の建設が進む中、アイクは部下たちに十分な休息を与え、戦闘の準備を整える。
魔王様が滞在している間に、アイクは彼女との関係を深め、魔王様から感謝される。
アイクは部隊の結束を強め、地域社会に配慮した統治を行い、持続可能な発展を目指している。

第五章  ファルスの名将

エ・ルドレとの非公式会談が行われ、エ・ルドレは魔王軍への参加を拒否するが、アイクとの対決を約束する。
その後、諸王同盟との決戦が始まり、アイクは巧みな戦術を駆使して勝利を収める。
アズチ攻防戦が魔王軍の勝利で終わった後、アズチ城の建設が完了し、魔王様がその城に到着する。

最終章  魔王軍最強の魔術師は人間だった

アズチ攻防戦の勝利を収めた後、アイクは魔王様から感謝され、彼の功績が認められる。
魔王様はアイクが人間でありながら魔王軍で最高の魔術師としての地位を確立したことを強調し、これからも人間たちのために働くと宣言する。
物語は、アイクが新しい魔王城で新たな始まりを迎えることで締めくくられる。

感想

『魔王軍最強の魔術師は人間だった 5』は、シリーズの最終巻として、物語を見事にまとめている。ローザリア王国の王都陥落から始まり、新しい魔王城の建設、地竜討伐、そして諸王同盟との決戦まで、多彩なエピソードが描かれている。特にアイクの成長と、彼が人間でありながら魔王軍の重要な一員として活躍する姿が感動的である。

物語の進行はテンポよく進み、読者を飽きさせない。各キャラクターの個性もよく描かれており、特にルトラーラやセフィーロの存在感が際立っている。戦闘シーンの描写も迫力があり、引き込む力があった。

最終巻ということで、物語がやや駆け足で進む印象はあるが、それでも全体としてはうまくまとめられている。シリーズを通してのキャラクターの成長や、彼らの関係性が丁寧に描かれており、彼らの冒険を最後まで楽しむことができた。

リリスや他のキャラクターの掘り下げがもう少し欲しかったという声もあるが、それでも物語全体としては満足のいく結末を迎えている。シリーズの完結を惜しみつつも、アイクたちの新たな始まりに期待を寄せる読者も多いだろう。

『魔王軍最強の魔術師は人間だった 5』は、ファンタジー要素と戦術、そしてキャラクターの成長を楽しむことができる一冊である。シリーズを通して読んできた読者にとって、感動と満足感を与えてくれる作品である。

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