「魔法科高校の劣等生(18) 師族会議編<中>」感想・ネタバレ
どんな本?
『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。
物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。
主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。
この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。
さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。
読んだ本のタイトル
魔法科高校の劣等生 (18) 師族会議編〈中〉
著者:佐島勤 氏
イラスト: 石田可奈 氏
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あらすじ・内容
深雪に婚約を申し込んだ将輝。彼は想いを果たすため強引な手段にでる……!
感想
日本中の魔法師が注目する師族会議が、自爆テロによって中断させられる場面から始まる。
このテロは、死体を操る魔法によって引き起こされたもので、その背後には謎の組織とその黒幕がいることが明らかになる。
主人公の達也は、四葉真夜の命令でこの黒幕を追うことになる。
一方で、深雪に婚約を申し込んだ将輝は、彼女にアプローチを試みるが、その方法は強引なものであった。
一条剛毅からの発破を受け、『テロの黒幕』捜査メンバーとして東京へ向かう将輝は、達也に対抗心を燃やす。
テロの黒幕を追う達也の活躍と、深雪への思いを強くする将輝の姿を描きながら話は進行し。
テロの実行犯を追い詰める中で、達也たちはUSNA軍と遭遇し、彼らとの間で複雑な関係が展開される。そして、深雪は四葉家の次期当主として指名され、達也との関係にも変化が現れる。
しかし、物語のクライマックスでは、深雪たちにも危機が迫る。
反魔法師の一般人からの暴行に直面し、魔法師たちは社会からの非難の対象となってしまう。
魔法師を排斥する運動が活発化し、魔法科高校の生徒たちも被害を受ける中、達也と深雪の関係はさらに試練にさらされる。
結局、テロの黒幕は明らかになり、達也たちの活躍によって事件は解決に向かうが、魔法師たちが直面する社会的な問題は深刻であり、その解決にはまだ道のりがあることが示唆される。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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