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「リビルドワールド VI〈上〉 統治系管理人格 」感想・ネタバレ
どんな本?
リビルドワールドは、ナフセ氏によるライトノベルで、2017年2月から日本の小説投稿サイト「カクヨム」や「小説家になろう」での連載が開始されている。
2023年7月の時点で、累計発行部数は75万部を超えている。
物語は、高度な科学文明の旧世界が滅んでから長い時間が流れた時代が舞台。
その旧世界の遺跡には現在では再現不可能な先進技術の遺物があり、これらのアイテムは高価で取引されている。
しかし、その遺跡には旧世界からの危険な自律兵器、モンスターが徘徊しており、遺物を回収しに来る者たち、ハンターと呼ばれる人々は、命をかけてこれらの遺物を求めている。
物語の中心には、クガマヤマのスラム地区で生きる若いハンター、アキラがおり。
彼は装備が不十分な中、危険な遺跡での探索を始めるが、途中で諦めかけていた時、突如として現れた美しい女性、アルファと出会う。
彼女はアキラに、彼女の目的を果たす手助けをする代わりに、一流のハンターへと育て上げるという取引を提案。
アキラは彼女の提案を受け入れ、アルファが持つ先進技術の知識やサポートを受け取りながら、数々の危険を乗り越えて成長していく。
この物語は、綾村切人による漫画版として『電撃マオウ』 (KADOKAWA) で2019年9月から連載が始まり。
そして、2023年7月にはテレビアニメ化の発表もあった。
最初にこの本と出会ったのは、Amazonの日替わりセールで1巻が販売されており興味を引かれて購入。
読んでみるとマッドマックスのような世界観での遺跡探索の物語。
設定やキャラクターたちが魅力的で面白く。
続きのこの巻も購入して読む。
読んだ本のタイトル
リビルドワールド VI〈上〉 統治系管理人格
著者:#ナフセ 氏
イラスト:#わいっしゅ 氏
(PR)コチラのサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
旧世界の存在、そしてアキラとユミナの邂逅がもたらすものは――
ハンター稼業を再開したアキラは、アルファに案内されたクズスハラ街遺跡の奥部で、黒いドレスを身に纏った美女と出会う。
遺跡の管理人格を名乗るツバキは、アルファに対しても不機嫌な態度を隠すことなく……。
その後、アキラはクガマヤマ都市からハンターランク調整依頼を受けさせられるが、同行者としてユミナが選ばれ……!?
クガマヤマ都市、ドランカム、そして旧世界の存在であるアルファとツバキ。様々な者達の思惑は、より多くの者たちの望みと運命を巻き込んでいく。
怒涛の連続刊行で贈るシリーズ前半戦、クライマックス!
感想
アキラがアルファに導かれクズスハラ街遺跡で出会った管理人格のツバキとの邂逅。
彼女はアルファに対して明らかに不機嫌な態度を隠さず、アキラに対しても複雑な感情を抱いている。
メンのクレあいをするアルファとツバキ。
怖いよ、、、
この時からツバキはアキラに興味を持つ。
アキラはツバキから旧世界の情報端末を受け取り。
その情報端末はシェリルの遺物販売店で販売されることになり、それが原因でシェリルとクガヤマ都市の上役が情報屋ヴィオラの策略により混乱に巻き込まれる。
そして、大規模抗争の決戦兵器として、2つの重工業のデモンストレーションとしてスラムで暴れた人型兵器を個人で撃破したアキラには、
人型兵器を倒したハンターにしてはハンターランクが低く。
このままでは人型兵器は、低ランクハンター個人以下の装備だとレッテルを貼られてしまう。
そこで2社は、アキラをハンターランク詐欺だとクレームを付け。
それを受けたクガマヤマ都市からアキラへ、ハンターランク調整依頼が出された。
その依頼の護衛対象として、ドランカムが採用している強化服の営業も兼ねて選ばれたユミナがアキラと同行する。
だが、そこはアキラ、、
彼はまたやらかしてくれる。
物語は、アキラとユミナの関係深化、そしてユミナはアキラ(アルファ)のトレーニングを受けて強くなって行く。
アキラのハンターランク調整の過程での戦闘、そしてアルファとツバキの間の複雑な関係に焦点を当てている。
アキラは新たな装備を手に入れ、強敵に立ち向かいながらも、自身の立場と役割について深く考えるようになって行く。
結末では、アキラとユミナは任務を成功させ、アキラのハンターランクは適切な位置に調整される。
しかし、ツバキの存在やアルファとの関係、さらにはクガヤマ都市やスラム街での動きなど、解決すべき多くの問題が残されている。
物語は、「統治系管理人格」という新たな要素を投じることで、シリーズの物語をさらに深く、複雑にしている。
アキラの成長と彼を取り巻く人々の関係性、そして旧世界と現世界のつながりが、今後の展開において重要な鍵を握っている。
読者はアキラが次にどのような行動を取るのか、そして彼の運命がどうなるのかについて、続編に大いに期待を寄せている。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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