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「魔法科高校の劣等生 (26) インベージョン編」感想・ネタバレ

どんな本?

『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。

物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。

主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。

この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。

さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。

読んだ本のタイトル

魔法科高校の劣等生 (26)インベージョン編
著者:佐島勤 氏
イラスト: 石田可奈 氏

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あらすじ・内容

再び侵攻を開始するパラサイト。 全世界を巻き込むマギクスバトル勃発!?

 リーナが達也の許にたどり着く七十一時間前。ニューメキシコ州スターズ本部基地で起きた叛乱により、同隊ナンバー2のカノープスは窮地に追い込まれる。
 一方、リーナは達也と深雪の手引きにより、四葉家が実質的に支配する三宅島の東約五十キロの海上に浮かぶ『巳焼島』へと潜伏先を移す。
 そして、再度、水波を連れ出すために病院襲撃を開始する光宣。それに対峙する七草三姉妹は彼を阻止できるのか!?
 侵攻する脅威――、侵入する悪意――。
 全世界の魔法師たちがぶつかり合おうとする時、達也の力が試される!!

魔法科高校の劣等生(26) インベージョン編

感想

話のわりに明るい表紙。
invasion(侵入)という意味だと考えると、、
光宣が病院へ侵入。
USNAのパラサイ達が日本へ侵入。
光宣の旧第九研への侵入。
パラサイ達が暗躍してより一層混迷を深める。

リーナを保護した四葉家は軍から引渡しを要求されるが断る。

そのリーナにパラサイ化したスターズの処刑チームが派遣されるが、座間基地に着陸した途端に達也、幹比古、レオに強襲されて4体とも封印されてしまう。

その裏で横須賀基地にパラサイ化した3名の士官が日本に潜入する。

光宣は水波を攫おうと病院に向かうが七草家に発見され十文字にボコられて撤退。
助っ人にUSNAから来たパラサイ達に協力させ、さらにパラサイドールも旧第九研から強奪する。
その時に九島烈を殺害してしまう。

今回も各組織ごとの動きを列挙してみる。

十師族
四葉家(司波達也)の動き

九島光宣から桜井水波を護衛するため身辺警護をする。
101旅団の風間からリーナを引き渡すように要望されたが断る。

さらに達也は、パラサイトを封印する術を模索するが、イメージが出来ず九重八雲に相談しに行き、いきなり風精を仕掛けられ、それを撃退した魔法が「封玉」という術だと教えてもらい。
幹比古に修行を手伝ってもらったら良いとアドバイスを受けて実行する。
さらに、「トゥーマン・ボンバ」を2回も仕掛けられた事で解析をしたデータを流用して新しい戦略魔法作り、他の魔法師に覚えさせて戦略魔法師としての注目を減らす事を狙っている。(次巻の布石)

リーナの処刑チームが日本に派遣された事をUSNAの協力者から情報提供される。
その対処を達也に任される。
四葉家としては処分したかったが、政府の要望により生捕をする事にする。

座間基地に増援が来る事を知り幹比古とレオを助っ人にして、着陸したばかりの輸送機に達也が突入してパラサイトに封印用の護符(ナイフ)を刺して4体のパラサイトを幹比古が封印。
最後のパラサイトから幹比古に攻撃が来たがレオが防御して終わる。

七草家

光宣探索に水波の同級生の双子達を派遣してくる。
さらに長女も配置し、光宣を発見、拘束を試みるも撃退される。
光宣に殺意が無かった事で死者は出ていない。

九島家

光宣
水波に接触するため病院に向かうが、七草家に発見され捕縛されそうになるが反撃して撃退。
撃退した直後、十文字克人が現れ重傷を負い離脱。
その後、占いで示された関西空港へ赴きリーナ処刑チームの先遣隊、パラサイトになったレイモンド達と合流して水波を攫う手助けを依頼する。
レイモンドとの意識の共有争いで司波達也抹殺に協力的になる。

更なる戦力増強のため旧第九研に侵入してパラサイトドール15体を獲得する。
その際、防衛に出て来た九島烈を殺害。
世間での発表は九島烈は病死にされた。

十文字家

七草が病院で撃退され、それを引き継ぐように光宣の前に十文字克人が立ちはだかり傷を負わせるも逃亡される。

国内省庁
外務省

USNAからリーナを引き渡すように要請される。
秘密裏にUSNAの高級軍人を入国させた事に抗議する。

防衛省

同盟国USNAから戦略級魔法師、アンジー・シリウスを引き渡すように要請される。
その対応を第101旅団に丸投げ。

第101旅団の風間は国家公認戦略魔法師が脱走するハメになった事に疑問に思いつつ。
リーナを保護している達也を特尉としではなく、四葉家の達也として扱い、佐伯は部下の大黒特尉として扱う事で両者の達也に対する温度差が出てくる。

軍部からしたら民間組織が外国の軍人を保護する事は認められないので、リーナを引き渡すように風間から達也に要望されるが、達也は「本家に言って欲しい」と答えて突っぱねてしまう。

大黒特尉として命令しても契約外だと突っぱねる始末。
風間と達也は決定的な決裂を避けて、そこで交渉を中断する。

その後発生した、大亜連合と新ソ連の戦争で情報共有のため達也と話し合いを設ける。
そこで前回のベゾブラゾフとの対戦でCADとの接続を強制的に切断されたので復帰には1週間〜2週間は動けないだろうと予測。
さらにパラサイトがUSNAから侵入している事を伝える。

国外
USNA

スターズ
基地司令がパラサイトに憑依された状態暴で暴走状態になっている。
その流れで日本にリーナの処刑チームの先遣隊を派遣。
そこにパラサイトになったレイモンド・クラークが参加し主導していた。
ペンタゴンはそれを黙認。
関西空港から侵入するも、迂闊な行動で日本の警察にマークされてしまう。

そこを光宣が救出され水波を攫う手伝いをする。
ただレイモンドは光宣と自分達の判断基準が違う事に不信感を募らせ、意識の共有をした際に変異する。

リーナ処刑チーム本隊は7月1日に座間基地に到着。
着陸した直後、達也に襲撃されて4体のパラサイを封印される。

その同時刻、横須賀基地にパラサイ化した3名の女性士官が潜入に成功した。

カノープス
6月18日の早朝にリーナの逃亡を手助けする。
その後、アルゴル少尉やシャウラ少尉と共に捕らえられる。そして、基地司令のウォーカー(パラサイト)の略式裁判の時に司法取引をして、3人共にミッドウェー島の魔法師用軍事刑務所に送られることになった。

リーナ
四葉家に保護され、己焼島で厚遇を受け当初は戸惑っていた。
遂にCADも達也から支給された。
スターズから処刑チームを派遣される。

新ソ連

6月28日、大亜連合と戦争状態に突入。

ベゾブラゾフがCADとの接続を強制的に切断され復帰には1週間〜2週間は動けな状況。
現状、「トゥーマン・ボンバ」が使えないため大亜連合に苦戦中。

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