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小説「魔法科」「魔法科高校の劣等生(21)(22) 動乱の序章編 」感想・ネタバレ

どんな本?

『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。

物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。

主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。

この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。

さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。

読んだ本のタイトル

魔法科高校の劣等生 (21)(22) 動乱の序章編
著者:佐島勤 氏
イラスト:石田可奈 氏

あらすじ・内容

新入生は十師族直系とその幼馴染み! 『三年生の部』、堂々スタート!

 二〇九七年、三月。南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。
 それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。
 翌月。国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の下に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。
 十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合うための会議に二人を招待する正式な書状。
 それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。

魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉

変貌する達也を取り巻く状況。二十八家内の溝が動乱を呼ぶ!?

 二〇九七年、四月。横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。
 “全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす――特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。
 時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!? 彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。
 その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった――。 
 “人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。

魔法科高校の劣等生(22) 動乱の序章編〈下〉

感想

3年生となった達也達。
学校での立場は、生徒会書記長となり生徒会長である深雪より上の立場となり。
裏では魔王と呼ばれている。

十師族内では、四葉家の現当主、真夜が深雪を次期当主と指名し。
達也をその婚約者として魔法師界に発表。

その発表により、達也の国防軍の立場が微妙になるが、ロシアから日本への侵攻の兆しがあり、一条家当主自らロシアの工作船と思われる、船に接近したら。

イーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフのトゥマーン・ボンバを発動されてしまい、指揮をとっていた一条家の当主、剛毅がオーバーヒートで昏倒してしまう。

その治療を四葉家の夕歌を派遣して剛毅を治療。

達也が日本の戦略級魔法師たと知らない十師族は、達也に対する態度を決めかねていた。

そんな時、反魔法師達が二十八家の会議に達也を招待して反魔法師の人間主義者達に対抗するため、魔法師をアピールする案が上がる。

それを誰がやるのかとなったら、見た目が麗しい深雪が良いと七草から提案があり。
変な流れになる前に、達也が四葉家として次期当主が危険になるとにべもなく断る。

そして会議は白けた雰囲気で終わってしまい。
達也は七草智一が交流会をしようと言う誘いを後に当主である真夜との会談があるため断り、サッサと帰ってしまう。
徐々に達也は孤立して行く。

学校では、エリカは達也に八つ当たりしたいがため、三矢詩奈のガーディアンとなりたかった少年。矢車侍郎を強くするため、レオと共に鍛える。

そして、国防軍の情報部の十山家が、USNAの工作員と三矢家を巻き込んで達也を嵌めるが、、、反撃を食らって十文字家に助けられて終わり。

おかげで、十文字と達也に確執が出来てしまう。

動乱の序章開始時

深雪が四葉家の中枢に戻り、次期当主として世間に発表された。
達也も現当主の子息で次期当主の婚約者という立場を手に入れた。
それにより彼等兄妹の周りからの影響に変化が現れた。

魔法師界隈

魔術師の家達からは四葉家の次期当主とその婚約者と見られるようになり、魔法師界の世間の目も変わって来た。 
そこに十文字主催の二十八家の30歳以下の若手魔法師を集めての「反魔法主義運動対策」の会議に招待され達也が出席する。

会議では七草の長男、智一から、魔法擁護のアピールが足りないという流れになり、魔法協会に広報部門を創り映像を配信する案が出る。
そこで誰が被写体になるかとなり、次期四葉家当主の司波深雪の名前が上がる。
深雪が反魔法主義者のターゲットになる可能性があると達也が判断し、議長である十文字に噛み付いて会議の空気を凍らせて有耶無耶にする。
側から見ると、達也が孤立している状態になってしまうが。
彼を知る者たちが詳細を知ったら七草家の長男が迂闊だったと理解されてる。

国防軍

達也は国防軍の特務准尉だったが、四葉家当主の息子として四葉家に戻った事で国防軍との関係が変わって来た。

国防軍からしたら司波達也は戦略的に先制攻撃を出来る貴重な駒だったが。
情報部には司波達也は絶対的な愛国心が無い事を危険視する者が現れた。

それで情報部はテストと称して達也をUSNAの非合法工作員を外科的に操り人形にしたパペットを使い達也を襲わせ、同時に深雪の通うマナースクール襲撃させ撃退された。
更に三矢家の娘の協力の元、誘拐を演出して要人警護の演習と言って第一高校から三矢家の娘を連れ出し、軽井沢の別荘に軟禁して、千葉エリカ率いる警官隊が突入して三矢家の娘を救出。
それに対して四葉家は報復に出た。
達也にUSNAの工作員を収容している違法収容所を襲撃させて彼等を救出解放し、施設を破壊。
首謀者の十山家の者を抹殺しようとするが、十文字家当主が横槍を入れて止められる。
その時に、十文字家との確執が発生する。

新ソ連

佐渡沖で「トゥマーン・ボンバ」が使用されて一条家当主が負傷。
更に新ソ連軍が宗谷海峡付近に侵攻して来て、ベゾブラゾフが「トゥマーン・ボンバ」を発動。
そこに達也はサード・アイを使って「トゥマーン・ボンバ」を防ごうと解析をしてたら、知らない術式を視る。
それにより、「トゥマーン・ボンバ」の解析を進める事が出来たが、防ぐのが非常に難しい魔法だと認識する。
達也は「トゥマーン・ボンバ」の主要術式を「チェイン・キャスト」と仮称する。

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