小説【魔法科】魔法科高校の劣等生(14)(15)古都内乱編 感想・ネタバレ
どんな本?
『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。
物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。
主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。
この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。
さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。
読んだ本のタイトル
魔法科高校の劣等生 (14)(15)古都内乱編
著者:佐島勤 氏
イラスト: 石田可奈 氏
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あらすじ・内容
達也は天才魔法師、九島光宣と運命的な出会いをする。
『クリムゾン・プリンス』一条将輝、ついに参戦!!
感想
達也と深雪が四葉真夜から依頼された周公瑾の捕縛を目指す物語である。
京都を中心に暗躍する伝統派魔法師集団との対立を背景に、達也たちは新たな仲間とも出会い、共闘しながら事件の解決を目指す。
舞台は、全国高校生魔法学論文コンペティションが開かれる京都で展開する。
達也たちは、横浜事変から裏に逃げた周公瑾を捕まえるため、九島光宣という天才魔法師(ラスボス)と運命的な出会いを果たす。
光宣との出会いをきっかけに、達也たちは周公瑾の捜索を開始するが、手がかりはなかなか掴めない。
その中で、七草家の真由美のボディガードであった名倉の訃報が届き、達也たちはさらに行動を起こすことになる。
真由美も加わり、達也たちはついに周公瑾の潜伏先を突き止める。
そして、達也はライバルである一条将輝と連絡を取り、共闘することになる。
クライマックスでは、『クリムゾン・プリンス』一条将輝と『四葉の最終兵器』司波達也が共に周公瑾に立ち向かう。
この戦いでは、達也たちの強さと、それぞれの能力が際立つ。結果として、達也たちは周公瑾を倒すことに成功し、事件を解決へと導く。
本作は、ただの魔法バトルだけでなく、魔法師開発の歴史や伝統派という魔法師集団の背景にある因縁など、深いテーマも扱っている。
達也と深雪の異様に強い絆、新たな仲間との出会い、そして彼らが直面する困難とその克服の過程は感動を与えてくれる。
また、単純なバトルシーンだけでなく、謀略や裏切り、友情や信頼といった人間関係の複雑さを描いた部分に、仕事や日常生活での対人関係を思い起こさせる場面も多く、共感や学びを得ることができるでるかもしれない。
最後までお読み頂きありがとうございます。
魔法科高校の劣等生
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