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ラノベレビュー「薬屋のひとりごと 11巻」最新刊 ネタバレあり

西都編終わり!
最後は怒涛の展開でついて行くのがやっと。
蝗害によって乱れた治安を戻すために他国侵攻を目論む玉鶯。
何故、犬の一族が粛正されたのか?
その原因がまさか、、
中央に居る玉袁も罪作りだな、、

最後は後味が悪いが最悪ではない展開。

うん、全く予想していなかった展開だった。
面白い。


読んだ本のタイトル

薬屋のひとりごと 11
著者: #日向夏 氏 イラスト: #しのとうこ 氏

あらすじ・内容

シリーズ累計1250万部!! 謎が一気に明らかになる最新巻最速リリース。 
面白さ絶対保証。怒涛のクライマックスに刮目せよ! 

戌西州を襲った大蝗害。 
過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。 
西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。 
猫猫は何もできない自分を歯がゆく思いつつも、 
できる限りのことをやっていた。 
それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという 
名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、 
中央からの支援物資を早く受け取ることができた。 
だが、その手柄は壬氏ではなく 
西都の領主代行・玉鶯のものとして扱われてしまう。 
手柄の横取りに猫猫は腹を立てるが、当の壬氏はどこ吹く風で、 
皇弟という立場を最大限に利用して 
戌西州への支援要請を行う。 
また、物資が不足する中、 
猫猫にさまざまな問題が火の粉となって降りかかる。 
謎の腹痛に苦しむ玉鶯の孫娘。 
変人軍師・羅漢が連れてきた棋聖と呼ばれる老人。 
同僚の医官・天祐の奇行。 
そして、消息不明だったあの人が帰ってくる⁉ 
一方、西都では皇弟に対する不満が高まっていく。 
蝗害による飢えや病に苦しむ民衆は、 
とうとう皇族である壬氏へ怒りの矛先を向けることに。
守り支えていたはずの民衆に恨まれてしまった壬氏の決断は? 
不審な動きを続ける領主代行・玉鶯の狙いとは? 
そして、猫猫は無事、危機を脱することができるのか? 

感想

蝗害騒動からひと段落。
それでも、混乱はまだ続いている。

医官達も多忙な中、玉鶯の孫に急患がでる。
腹痛を訴え、嘔吐を繰り返す。

診断の結果は腸閉塞。
腹を切って、詰まったモノを除去したら干し柿と髪の毛が出てきた。

自身の髪を食べてしまう癖があったようだ。
その原因は心因的なストレス。

孫の髪の色がちょっと違うだけで嫌悪感を出すとか、、
地域的にそれは不可能だろう。
それが孫の腸閉塞の原因になってしまうとか孫が気の毒に。。
食が細いのもその辺りが原因なのかもな。

本人が望んでその姿になったわけじゃ無いのに嫌がるとか、どんだけ君主としての器が小さいんだ?
いや、それに過敏に反応する親が情けないのか?

そして、変人軍師が呼び寄せた将棋の達人の林大人。
そこで再度出てくる犬の一族。

そして、中央では姚と燕燕が羅半に猫猫の現実を聞きに行くと、そこで出てくる西方で採掘出来る石炭。

そして、蝗害から20日が経ち少しずつ支援物資が届き出した。
さらに羅半兄もビタミン不足の対応にもやしを作る。

そんな状況で、本来は危機な蝗害ですら自身の権力の集中に使い、不満は皇弟の壬氏に集める玉鶯。

そんな時に、猫猫に3通来たが、、
手紙を読むだけで箱にしまう猫猫。

内容はあるようで無いような無難な手紙だったが、、
病み具合は燕燕がダントツww
どんだけ姚が好きなんだよww

蝗害による多発するようになった異民族の盗賊と隣国との関係悪化。
そして、遂に本性を出した玉鶯

そんな彼等の狙いは何なのかわからない猫猫一向。

都との連絡も遮断され、、
それに悩んでた一向ははたと気がつく。

猫猫に届いたあの3通の手紙が暗号になってた。。

そして知らされる石炭の事。。
うん?石炭?
何になるんだ石炭?

他国侵攻を企んでいた。
いま後宮に隠れ潜む巫女(♂)の母国の中立国を狙っている。
それによって港を確保してさらなる経済発展を遂げるそうだ。

旗頭は、巫女に迷惑をかけられた壬氏。

それを担ぐのが玉鶯。
更に遊びと本物の戦争が区別出来ない変態軍師も付く。

そして、今になって明かされる犬の一族の話。女系???

女は郷に残り、男は旅に出る?

という事は男がその辺に残ってるのか?

玉鶯が公に隣国に牙を剥いたが、、やり方が迂遠。

蝗害の不満は壬氏が受ける。
そして、遂に壬氏に民衆の暴動が届きそうになった。

その結果、地鎮祭を行う事になるのだが、、
それはあくまでもやってるだけ。

その裏で、玉鶯とその兄妹達が会合を開き隣国に攻め込む算段をしていたが、、
一枚岩ではなかったお陰で数人反対するが玉鶯は止まらない。

そしてそこでわかる玉鶯の出生の秘密。

隣国を侵略するために止めに来た乳兄弟を衝動的に殺した玉鶯。

根底には自身の出生の秘密も含まれてる。
私怨かよ。。

そして、それに駆けつけた陸遜が、、
家族の仇を討つ。

陸遜の生まれ、、、
犬の一族だった。
しかも、主上筋の一家だった。
そういう事かよ。。
コレは凄い。

全く先が読めなかった。

そして、戦争は回避出来たが領主代理が亡くなったせいで蝗害に加えて情勢が不安になってしまう。

そして、忙殺される壬氏、陸遜。
なんとも締まらないww

でも、これにて西都編は終わり!

次はどんな話になるのかな?
うん、楽しみだ。

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