「転生したらスライムだった件 16」感想・ネタバレ
どんな本?
“転生したらスライムだった件”とは、伏瀬 氏による日本のライトノベルで、異世界転生とファンタジーのジャンルに属す。
主人公は、通り魔に刺されて死んだ後、スライムとして異世界に転生。
そこで様々な出会いと冒険を繰り広げながら、魔物や人間との交流を深めていく。
小説は2014年からGCノベルズから刊行されており、現在は21巻まで発売されている。
また、小説を原作とした漫画やアニメ、ゲームなどのメディアミックスも展開されており。
小説のタイトルは「転生したらスライムだった件」だが、略称として「転スラ」と呼ばれることもある。
読んだ本のタイトル
転生したらスライムだった件 16
著者:伏瀬 氏
イラスト:みっつばー 氏
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あらすじ・内容
帝国との戦いは残り火が燻りつつも、ひとまずの終結を向かえた。リムルはこれからの対策のために仲間の状況を確認することに……。
感想
帝国との戦いがひとまずの終結を迎えた後の世界で始まる。
リムルは、これからの対策を練るため、仲間の状況を確認することにする。
戦いには勝利したものの、ルドラを乗っ取ったミカエルや妖魔王フェルドウェイの暗躍が新たな問題として残る。
同時に、リムルが帝国と戦っている間に起きた地下迷宮ラミリスの防衛戦もまた、不安を煽る出来事であった。
この巻では、ダンジョンでの戦いや帝国との戦争の後始末にスポットが当てられる。
戦力のインフレが顕著になり、特にゼギオンの強さに驚かせる。
また、ヴェルグリンドとマサユキの出会いや、帝国の人々がマサユキを受け入れる過程など、新しい展開が描かれる。
感想としては、帝国との戦いの裏で行われた迷宮防衛戦や、戦力調査が注目される。
また、巻末の味方の強さの展示や、ステータスの紹介が出たことで、物語の説明的な側面が強くなっていると感じられる。
一方で、ルドラやギィとの関係や、ヴェルダナーヴァの復活を目指す天使との戦いに向けた伏線が、物語に深みを加えている。
結論として、この巻は、帝国との戦いの後の世界を描き、リムルと仲間たちの新たな挑戦が始まることを予感させる。
戦後処理や戦力の確認など、一息つく場面もあれば、新たな敵の暗躍による緊張感も漂う。
キャラクターたちの関係性や物語の展開に期待が高まる一冊で、次巻への期待を大いに膨らませている。
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同シリーズ
転生したらスライムだった件
その他フィクション
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