記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

「魔王軍最強の魔術師は人間だった 1 」感想・ネタバレ

どんな本?

魔王軍で最強と呼ばれる第七軍団「不死旅団」の団長アイクは、実は前世の記憶を持つ人間である。
彼は圧倒的な魔術で敵をなぎ払うが、その正体を隠し続ける。アイクは魔王軍幹部としての任務を遂行しつつ、自分が人間であることがばれないように戦略を練る。
物語はアイクが自由都市アーセナムを攻略し、その領主を降伏させるところから始まる。
彼は領主との決闘で勝利し、彼の命を救うことで部下たちに優しさを見せる。
その後、アイクは領主の館で出会った人間の少女サティをメイドとして雇い、自分の正体を守るために彼女を手元に置く。

『魔王軍最強の魔術師は人間だった』は、羽田遼亮 氏によって書かれたライトノベルで、KUMA 氏がイラストを担当。
この作品は「小説家になろう」から始まり、大人気な魔界転生ファンタジーとなった。

物語は、魔王軍第七軍団に所属する不死旅団の団長、アイクを中心に展開する。
アイクは「魔王軍の懐刀」と呼ばれるほどの魔術師ですが、彼の正体は人間で、しかも日本人の転生者だった。
彼は大魔術師ロンベルクに気まぐれで拾われ、彼の知識と魔術を受け継。
普段は人間であることがバレないよう、仮面とローブを身につけている。

また、この作品は2024年夏にTVアニメ化される。

読んだ本のタイトル

#魔王軍最強の魔術師は人間だった 1巻
著者:#羽田遼亮 氏
イラスト:#KUMA  氏

Bookliveで購入 BOOK☆WALKERで購入

(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。

あらすじ・内容

魔王軍最強との呼び声高い、魔王軍第七軍団所属「不死旅団」。その団長を務める者の名をアイクという。絶大な魔術で敵をなぎ払うさまは、まさしく「魔物」。だが、アイクはある重大な秘密を隠していた。それは――「実は俺、人間なんだよね!」。魔王軍幹部として働くことになったアイク。だが、転生者は彼だけではなかった――!! 「小説家になろう」発、大人気魔界転生ファンタジー。

魔王軍最強の魔術師は人間だった 1

第一章 不死旅団長アイク

アイクは前世の記憶を持つ転生者であり、現在は魔王軍の第七軍団「不死旅団」の団長である。彼は約300名の部下を率い、戦況の変化に対応しつつ、部下の管理にも気を配っている。
アイクは部隊に命令を出し、城門の突破を目指しているが、その過程で部下が敵からの攻撃を受けることもある。
彼は部下を「魔王様から預かった大事な兵」と称し、彼らの手当てを優先させるよう指示する。
アイクは作戦を練り直し、城内に潜入することを決意する。
精鋭を選抜し、先陣を切って攻撃を行うが、参謀には危険を冒す行為として警告される。
アイクは魔法を用いてその決意を示し、自由都市アーセナムを攻略中のアイクは、市の広場で待ち構えていた敵兵を殲滅し、その後領主の館に向かう。
領主に降伏、自害、逃亡の三つの選択肢を提示し、彼の行動は魔王軍にとって戦略的な動きであることを示す。

第二章 イヴァリースの領主就任

魔王との謁見を終えたアイクは、イヴァリースの領主に任命される。
イヴァリースは戦乱の最中に位置し、彼の任務は街を守り抜き、税収を二倍にすることである。
アイクは戦略的に計画を立て、24時間体制で城門の修復を進めるため、人足と技術者を集め、輪番制を導入する。
これにより、城門は通常の三倍の速さで修復が可能となる。
アイクは効率的かつ人道的な管理を目指し、工事に必要な人員と資源を適切に配分する。
彼は敵情視察を目的に、サティを伴いイヴァリースの街を出る。市場で物資を購入し、イヴァリースへ戻り戦の準備を進める。

第三章 イヴァリース防衛戦と黒い影

翌日、ローザリアの軍隊が攻めてくる。
アイクは事前に察知し、準備を整えて防衛戦を展開する。
オークの重装歩兵や訓練されたゴブリンの弓兵隊が活躍し、リリス率いる魔法剣士部隊が敵陣を突破する。
この防衛戦は魔王軍の圧倒的な勝利で終わる。
戦後、アイクはセフィーロの呼び出しに応じて彼女の元を訪れる。
セフィーロは、軍団内に内通者がいることを疑い、アイクはその調査を進めることを決意する。

第四章 裏切り者の小鬼討伐

セフィーロは第七軍団の副団長ジェイスが裏切ったことを告げる。
アイクはジェイスの治めるロワーレの街を攻略する計画を立てる。
アイクはサティと共に敵地視察を行い、ローザリアの状況を調査する。
アイクは不死旅団の部隊を率いてジェイスと戦い、策略を駆使して敵を打ち破る。
ジェイスは最終的に裏切りの黒幕が第三軍団軍団長バステオであることを明かし、その後死亡する。

第五章 魔王様の夢

アイクはセフィーロと共に魔王城を訪れ、バステオの裏切りを報告する。
魔王は決闘で決着をつけることを命じ、アイクはセフィーロの代理として戦うことになる。
アイクは火縄銃を使い、バステオとの決闘に挑む。戦いはアイクの勝利で終わり、バステオは敗北を認める。
アイクは魔王の信頼を得て、人間と魔族の共存を目指す道を進むことを決意する。
彼はイヴァリースに戻り、サティと共に新たな生活を始める。

エピローグ

イヴァリースの執務室に戻ったアイクは、サティに紅茶を頼む。
彼は魔王軍での役割を再確認し、サティとの関係を大切にしながら、これからも魔王軍のために尽力することを誓う。
アイクの未来は明るく、新たな挑戦が待ち受けている。

感想

この作品の最大の魅力は、主人公アイクのキャラクター性と彼の周りを取り巻く個性豊かなキャラクターたちだ。
アイクの正体が人間であることがばれないようにしながら、魔王軍での地位を維持し、戦闘や策略を駆使して敵を打ち破る姿は見応えがある。
また、アイクの戦略や戦術が、現代や歴史的な知識を活かしたものであり、その知識がどのように魔界で通用するのかが興味深い。
魔王が織田信長の転生であり、火縄銃などの要素が取り入れられている点も斬新で面白い。
アイクが人間と魔族の共存を目指す姿勢も、物語のテーマとして深い意味を持っていると感じた。

アイクの成長や彼を取り巻くキャラクターたちとの関係性が、今後どのように発展していくのかが楽しみである。
また、彼の正体がばれることで物語がどのように進展するのか、期待が高まる。
全体として、ファンタジーと歴史が融合した魅力的な作品であり、次巻も期待せずにはいられない。

最後までお読み頂きありがとうございます。

(PR)さらに詳しく知りたい方は、以下のリンクから書籍を購入できます。ぜひご覧ください。

Bookliveで購入 BOOK☆WALKERで購入

(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。

同シリーズ

その他フィクション

#ラノベ
#ラノベ感想
#読書メモ
#読書好きな人と繋がりたい
#読書感想文
#読書レビュー
#わたしの本棚
#ネタバレ
#魔王軍

よろしければサポートをお願い致します。 サポートして頂いたお金は本の購入に使わせて頂きます。 サポートして頂けると「お前はこの世に居て良いんだよ」と勝手に解釈してメチャクチャテンションが上がります。