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「前にも書いたけど、それでもいいや」

noteを書いているとよく思うんですね 「あれこれ前にも同じようなこと書いたな」 私が自分の内面の話をしようとするとそりゃパニックを頻繁に起こしていた時期やお酒とタバコに溺れていた話は避けて通れなくて。何度も同じ話をしてしまいます でもまあ。別にええかなと最近気にしなくなりました 面白いもので何回も何回も同じ話をしてもその度に自分の中で新しい言葉が浮かんで、あの時はこう考えていたけど違う考えもあったな、なんて自分という多面体の気づいていなかった一面を知れたり 昨日の

    • 「涙が止まらないお別れでよかった」

      さてさて 少し久しぶりのnote 今回は明確に届ける人たちがいるわけなので 基本的に誰が読んでも何のことやらという文章です いかんせん卒業シーズンなもので お酒を毎日肝臓に流し込んでいました 就活も始まったもので 先日も初めての面接に行ってきました 手応えはそれほどありません なんなら40分の面接で相手の方が30分以上喋っていました これで落ちたとしてどうしろと まあまあそれはいいんですが 今回はお別れに関して思うことを 大学の卒業式がありまして 私の大学の同期はほ

      • 「きみは、ぼくの東京だった」

        グッナイ小形さんの曲のタイトルです このタイトルがどうにも好きでして どんな情景か、無責任な享楽を一つ その土地が、一人との思い出に全て染まる それのどれだけ美しいことか 以前音楽で同じような話をしました 一時期同じ曲を聴き続けていると その時期の出来事、感情、景色 それらが混合し、気づけばその曲を聞くと BGMとして様々なことが蘇る この曲もその一つ というかBGMとしての概念が曲として 輪郭を持ってしまった なんと美しい表現方法でしょうか 私はこの方の他の曲を知

        • 「どんな浪漫に溢れた言葉よりも、さようなら、に愛を込めて」

          個人的なこだわりというか なんとなく中学生ぐらいから決めてることがありまして 「一度さよならを言ったならもう振り返らない」 ということ 概念とか精神的なことではなくて 超物理的に 人はどうしてもお別れを飾りたくなるものでして 私も恋人と別れたら悲しむよりも先に その時の感情を歌詞という形で昇華します その後友達の家でバーガーキングを食べたりします しかし物書いといてなんなんですが 結局、「ありがとう」「さようなら」 これらに勝る言葉はいまだに見つからない 今年の1月

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          「その句読点、理由を聞かせて」

          句読点の打ち方は性癖だと思うんですよ いや待った ブラウザバックにはまだ早い せめてもう少し話を聞いてから去ってください LINEばっかりしていると どうにも句読点の付け方がわからなくなるもので そもそもこの文章にも全て 「。」がないわけですね 日本語として変なもの 英語で言うとピリオドがないわけですからね 浪人時代の恩師にどやされてしまいます しかし「、」 こやつの使い方にその人の言葉の味わい深さが出ると思っています 「そう言って彼は私を置いて出て行った」 「そ

          「その句読点、理由を聞かせて」

          「The more 読むほど The more 書ける」

          久しぶりに面倒臭いタイトル かつての悪い癖が戻ってきた気がします 書くことを日課としてから2ヶ月ほど なんにしても書く速度が上がってきました 以前なら30分かかっていたものが20分に そんな変わってないなこれ 多少でも上達は上達のはず その一つの要因として 「それなりのインプット」 があると思うんですね 私はそんな読書家というほど読まないんですが 月に2,3冊ほどは読みます ふらっと立ち寄った本屋さんで買った本を そのままその日に読み上げるのはプチ贅沢 すると面白

          「The more 読むほど The more 書ける」

          「もうすぐ今日が終わる」

          かりゆし58さんの 「ヲワリはじまり」 という歌の歌詞です 小学生の時 最後の競技が終わり 校長先生の最後の言葉に移行する時に この曲が流れていたのを不思議と覚えています あの頃はあんなにはしゃぎ回っていたのに 今となっては携帯をいじっていれば 簡単に一日が終わってしまう 私がメンタルを崩した時は そんな一日がとても大切でもあったんですが さて、体力の話でも 小学生の時は 中休みと呼ばれる15分間の休み時間に 迷わず外に遊びに行き、友達とサッカーをしていました 果

          「もうすぐ今日が終わる」

          「他人の地獄は見えないだけで、」

          さてさてまた飽きもせずに メンタルの話でもしましょうかね 今回論じたいのは 「絶望はゆっくりと迫っている  時に自分が待ってしまっているのではないか」 ということ なんのことやらという話ですね 絶望、言い換えると地獄 そんなものは誰でも持っていると信じています 5年も前のツイートですが 今でも鮮明に覚えている言葉です みんなみんな地獄も絶望も持っていて だけど絶望はそんなに早い存在ではない気が 童話の中の亀みたいに ゆっくりと忍び寄る存在 そいつらの速度は 私

          「他人の地獄は見えないだけで、」

          「いつもよりは自堕落ではなかった2月」

          閏年は何かテンションが上がる まず「閏」という感じがかっこいい 2月29日に生まれた子は それだけで個性ですもんね ちなみに私の誕生日は宮川大輔さんと同じ 姉の誕生日はイモトさんと同じ 遺伝子に刻み込まれたイッテQ 私ごとですが 毎度毎度2月は基本的に自堕落なんですね 大学は春休みに入り 基本は昼前まで惰眠を貪ります その上で昼寝もするもんですから もちろん夜は眠れない 結局お酒を飲んで寝るしかない そんなこんなで病みがちでもある2月 しかし今年の2月は例年に比

          「いつもよりは自堕落ではなかった2月」

          「大学に行けなくなり、血を吐いた日」

          映画の中などで 主人公が血を吐くシーンがありますね 病気にかかっていたりなんだりで 手のひらの血を呆然として眺めるシーン そのシーンに憧れではないですが 自分にそんな瞬間があったら 一種の主人公感情に浸れるのではないか そんなことを考えていた時期がありました 実際は何も考えられなかったんですが 大学3年生になって少しした頃 3つほどショックな出来事が重なり 私は大学に行かなくなりました しかし友人との関係は良好で 居酒屋に行けば会える男として有名に 全然仲良くもな

          「大学に行けなくなり、血を吐いた日」

          「教えるは人のためならず」

          教える、ということは私にとっては恐怖 すぐに調子に乗る私ですので 事実ではないことを教えないか 根も歯もない盛りに盛ったドデカパフェを人に提供してはいないか ふと怖くなる瞬間があります 素面で考えてもどうしようもないことではあるんですが でも教える、ということはたくさんのことを学べる場でもある 私は飲食店の厨房でアルバイトをしておりまして 4年目の古株お局になってしまいましたので 必然的に後輩や新人の指導をする機会が多いんですが 不思議なもので 「人に教える中で自分

          「教えるは人のためならず」

          「noteはいつかの私への、読む処方箋」

          ふれきしぶるでこんすたんとにこみっとすることが求められる現代社会です 手違いで私の呼吸に歩合制で給料が発生すること 今か今かと待ち続けて23年、三千里 遂に就活をしないといけない段階になってきた どこで道を踏み外したのだろう でも道に乗った覚えもないから無難でもある さて。効率、という言葉がありますね 私自身、アルバイトで飲食店の厨房で働く中で この概念の大切さは身に染みてわかっています そりゃ1時間で1の仕事をする人間と 1時間で3の仕事をして 換気扇の掃除もして

          「noteはいつかの私への、読む処方箋」

          「もしもタイムマシンがあったら」

          大好きな本 有川浩さんの『図書館戦争』シリーズ その中の『別冊 図書館戦争Ⅱ』の 第1章のタイトル、です。はい 私はキモいオタクなので 副隊長が好きなんですよ わかりませんか??? 豪快で行動力に溢れるが その行動による迷惑は考えない隊長 そんな隊長に信頼され いつもその尻拭いをする副隊長 そのポジションのキャラにいつも惚れてしまう 「もしもタイムマシンがあったら」 はそんな緒方さんというキャラクターに スポットライトを当てたお話 簡単に説明しますと 「本を一方

          「もしもタイムマシンがあったら」

          「大学生になる君へ伝えたいこと」

          先日家の周囲がやけに賑やかで 私の知らない地魂祭でも始まったのかと 身構えていたんですが よく考えたら大学の二次試験でしたね 薄情なものです 浪人してまで受験にしがみついていたのに 4年もすれば日常すぎて なんならお店が混むことに苛立ちすら覚えました 私の従兄弟が来年度から大学生になります 本来は大学生として交わることはないんですが なんの因果か 1年だけ同じ大学生という身分になります 大学生になるたくさんの皆さん 心を躍らせ、キャンパスライフを思い描く 懐かしいです

          「大学生になる君へ伝えたいこと」

          「えーえんとくちから」

          このタイトルだけでピンときた方とは 一緒に美味しいお酒を飲めそうな気がします こちらは笹井宏之さんの歌集のタイトル もちろんこれだけでは意味がわからなくて 全貌が見えて初めて意味がわかる でも最初から答え合わせをするより 自分で意味を手繰り寄せて 悩んで、答えを捻り出して それからの方がこの歌は美しいと思うので 少しお付き合いください さて 「えーえんとくちから」 率直にどんなイメージが湧きますか? 私に浮かんだのは 泣いている幼い子 声を押し殺すことなんて

          「えーえんとくちから」

          「私の黒歴史と、私は黒未来」

          今日も今日とて ブラックニッカのハイボールを飲んでいます  私は家にお酒が40本ほどあり そのうち20本ほどがウイスキーなんですが 恋人の家でもハイボールを楽しめるように ブラックニッカクリアをボトルキープしています この記事を書いている現在 恋人と4ヶ月ほどのお付き合いで10本目です さて、ブラックニッカとの同棲生活について また書くとして 今回の本題は「黒歴史」について よく言いますね 「黒歴史」 皆さんにはございますでしょうか 私は羞恥心というものが少し欠如し

          「私の黒歴史と、私は黒未来」