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カルロス・モスカルディーニ来日公演、笠間公演決定。

久しぶりの投稿です!
マメに投稿をしたいと思いながら、光の速さで日々を過ごしておりました。だんだんと夏が近づいて咲いてる花の感じも、桜やツツジなどから、バラやヤグルマソウなどに変わり、うっそうとした緑緑した山になってきましたね。

さて、今年8/10は、みなさん、ぜひ空けておいて下さい!アルゼンチンよりギタリストの巨匠カルロス・モスカルディーニ氏が来日し、全国ツアーを行います。このツアーを計画してるのは、フォルクローレの公演で大変お世話になっておりますRio del Bosqueのお二人、清水悠さんと、森井ヒデさんです。東京や所沢、岡山など各地で公演を行ったのち、なんと地元茨城へもいらっしゃいます。しかも笠間のトモアに🙌
このツアーは在日本アルゼンチン大使館の後援もいただいているそうです☀️

なかなか笠間にいて、本場アルゼンチンの巨匠の演奏に触れる機会はないかなと思いますし、もしかしたらこの機会を逃すとそう簡単にこの先聴ける機会はないかもしれない人の公演です。35時間以上かけて日本へ来てくれるので、ぜひあたたかく迎え入れることができたら良いなと思っています。暑い真夏ですが、夕方開催にしましたので、是非是非みなさんお出かけください😊

今回の共演は、このツアーを企画しているお二人 (清水さん、森井さん)と、大柴拓さん、そして私の4人で開催します。

このメンバー、演奏がとても素敵なのは聴いてくださってる方々は知っていると思いますが、みなさんこれまでも茨城へ何回も演奏に来てくださっていて、毎回、ただどうぞよろしくと来るだけではなく、この公演はこうしたらもっとプログラムが特徴的で面白いものになるとか、地元の人と関わって何かを作るときには自分達はどういうものを取り入れたら良いか、そしてこの会場・空間でやる時にはこういう演奏スタイル・公演形式が合っているのではないか、などなど音楽的な内容から公演の事務的な部分まで数えきれないほど現地に足も運んで見たり聞いたり試したりしてくれて、公演に一から関わって熱意を持って協力し続けてくれている方々です。

いくら企画して大きなことをやっても、関わる人が全て当日来てよろしく、また呼んでください、ではではまた、という形だと、中心になって進めてる人がそれまでの間にいくら頑張って動いても、最終的にとても孤独な気持ち、辛い気持ちになることも多く見て来ており、企画を長く育てていくようなものにしていくのは非常に難しかったりします。なので、こういったここぞという企画のときには、協力的であり、サポートしてくれて、一緒にコンサートを作っているという認識で助け合って企画を進めることができ、人間性も信頼できる人にお願いしたいなということがこの時代とても大事だなと思う今日この頃。そんな時間を経て、このメンバーでの公演がこの夏に実現します。

フォルクローレは、メロディは美しく、簡単なものも多く、取り組みやすそうに見えてとても複雑な音楽だなと感じております。その音楽の持つ土着感や、人々の中で生まれた音楽であることから、ショーを見るだけや、このリズムのフォームはこれだからこの通りやれば形になる、習えば良い、みたいなものとは全く違う道を歩んでる音楽だと私は感じています。コスキンフェスティバルに出場したときに、多くのペーニャと呼ばれる場所で踊りにチャレンジさせていただきましたが、本当に一般の若者やおじさんおばさんがみんな踊れて楽しんでいる、音楽が民衆の中から生まれて、それをみんなが愛しているその風景を見て、笠間の昔の陶炎祭を思い出し、あ、これは私の街でもきっと楽しんでもらえるなと確信して帰ってきました。

タンゴとフォルクローレは同じ国の音楽でありながら全く雰囲気や活動場所が違うので、どちらも両方取り組むという演奏家は他の国ではとても少なく感じますが、アルゼンチンではみんなバリバリ両方やっているし、どちらも知っているが故のアプローチが沢山感じられて、一方しか知らない人とやアルゼンチン全体の音楽を知ってる人とで、全然演奏の幅が違うと感じました。どちらも理解した上での自分の音楽、自分の演奏をやりたいなぁとここ最近は私自身思っております。

この先もこの音楽を街の皆さんと育てていく上で、とても重要な公演になるなと感じてますし、きっとこの先も一緒に素敵な音楽空間を作っていくであろう演奏仲間と、この夏は私も沢山吸収して勉強しようと思っています。

笠間での公演、是非、お出かけください😊
お待ちしております!

ご予約は 0296-71-6637 (トモア)まで。

ブエノスアイレスで、モスカルディーニと。

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