2022.10.29🌸日本代表VSオールブラックス観戦記録

2022年11月3日 00:47

またまたちょっと遅れた観戦記録
もうずっとずっと決定から楽しみにしていた10月29日の
日本代表ブレイブブロッサムズ対 NZオールブラックス戦の
思い出記録です。よかったおつきあいください。

秋晴れのスポーツ日和

さて会場は国立競技場。
当日は少し早めにつきましたわたくし、
その夜にはプロ野球のオールスターゲーム
第6戦が行われる神宮球場を横目にぶらぶらとお散歩。
お昼は大学野球やっていたようですね。
そして体育館ではバレーボールの試合という
スポーツの秋にふさわしいにぎやかな周辺でした。

そうなのです、だから帰りの駅では
ラグビージャージの人がのりこみ
ベースボールシャツの方が降りてくるという
入れ替わりの光景が
妙に楽しく感じました。

早々に！会いたかった方々がピッチに登場！

さて、マッチデイプログラムを購入して、
いつも皆さんのウォーミングアップの様子を
みるところからわくわくのお楽しみのわたくしです。

今回も当然、早々と座ってきょろきょろ。
すると、そこへぱらぱらっと
オールブラックス側から出てきた数人。
でもアップの選手にしても
時間が随分早いなあと思っておりましたら…

あれは？！もしや、あの体格、髪型！？
ジョーディー・バレット選手？！
早速カメラのズームでお顔を確認、
間違いない！

わたくしのお席は今回、バックスタンドの2層だったので
こうでもしないと確信が持てず…

そしてお隣にはボーデン・バレット選手！
さらに追加招集で来日はしたけれど
結局メンバーには入らなかった
ダミアンマッケンジー選手！
なんとボーディーとマッケンジーが
お互いを相手にキックをはじめたり
パスをしたり、みんなで順番にゴールキックなど
練習を見せてくれていました。

控えの選手はアップの時に
当日のメンバーの練習の相手をしていらっしゃいますが
出場選手が出てきたのは、やはり随分後でした。
なので、これもファンサービスかなと喜んでおりました。

そう、そしてこれは試合終了後も同じでした。
通常も、クールダウンで動く選手とか、
特に控えだったりして出場しなかった選手が
少し体を動かしてから帰るような場面はよく拝見します。
が、今回はこれがまた長かった！

アップ時と同じくボーディーやジョーディー、マッケンジー
そしてサムホワイトロック、スコット・バレット選手
他にも数名の皆さんが
フォワードもバックスも一緒になって
二手に分かれてミニゲームのようなものが
繰り広げられていました。

もうすでに会場は少し暗くなり、
お客さんも9割は席を立っているのではないかと
思うくらいでしたが、ずっとうごいてくれました。

そして普通は、チームのベンチ側だけでしょうが
試合が終わっているから、
逆側のゴール前までもきてくれて、
つまり会場中のみんなに、それを見せてくれるようで
この時間も結構なファンサービスでした。

そしてついに、会場DJが
「Thank you All Blacks for coming to Japan.」とアナウンス。
「もう引いてきてください」と、
暗に促す声に聞こえましたが、
それを機に選手に皆さんは戻っていかれました。

…と、勿論、そんなことを知っているのは
当然わたくしはその時もまだ
ずっとお席で見ていたからですが…

そうそう、それにボーデンバレット選手は
ウォーターボーイとして試合中もピッチに登場。

https://www.instagram.com/p/CkXzl7ESueU/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

でも、本当は今はもう、ピッチの中に
入ってはいけないことになっていると思いますが、
ハドルの中にまぎれてあれこれ話してましたけど、
この日はこれも特別だったのでしょうね。

ハカからのkick off

さて時間を試合前に戻しまして、
勿論、両国のナショナルアンセムの次はハカですね。
ちなみに私はNZのアンセムが大好きで
マオリ語の部分だけ歌えます。ちょっと自慢でした(笑)

それはともかく、始めて生でみたカマテ
期待通りアーロン・スミス選手がリードとってくれて
嬉しかったですし
それを一列で受け止めるジャパンの姿にもしびれました。

そしてハカが終わったあとに、
ジャパンは全員で一列になって
さっと走り出しました。
鳥肌がたちました。👇

興奮の試合展開

試合の方は、素人なのでよくわかりませんし
勝手な印象だけでお話しますので
その点はご容赦いただきたいのですが、
前半終盤まではひたすら
「やっぱりオールブラックスって凄いなあ！」
「オフロードパスかっこいいなあ～」
「みんなで同じ絵を見て動いているって言ってたけど
こういうことなのかなあ～」
「でも日本も頑張っているよなあ」という感じでした。

しかし！！
前回の配信でも嬉しいスタメン、活躍が楽しみだと話していた
ファンタジスタ！山沢選手のトライ！
あれは山沢選手にしかできないのではないかと
勝手に興奮しておりました。

メンバー発表時に興奮ぎみに話していた配信はこちら

さらにその後すぐ
ディラン・ライリー選手の華麗なステップからのラン！
セブリース選手をかわして！！速かった！
そして私の大好きなバックフリップパス！！！
ちゃんとサポートについている
流大選手がそれをうけてトライ！

それ以前もここぞと言う所で
ライリー選手は遠目にみても
ディフェンスでも大活躍に見えたのです。
なのでこう来たかあ！と大興奮。
そして前半終了、会場中がわくわくでした。

そして後半には
20歳のワーナー・ディアンズくんが
フィンレー・クリスティー選手のキックをチャージ。
そのままキャッチして走りだして独走トライ。

ニュージーランド出身、
高校生から日本にいて
リーチ選手を尊敬しているからと
高校卒業後に東芝ブレイブルーパスに入って、
日本代表でスタメンスタート。
そして、なかなか試合する機会はないであろうオールブラックス、
母国のヒーローたち相手にトライって！！
そりゃあ嬉しかったよねえ、と
勝手に大喜びする近所のオバサンのようなわたくしでした。

そしてすぐに思い浮かんだのが
イングランドのマロ・イトジェ選手。
イトジェ選手の近くで、こんな低めのキックはとっても危険、
絶対チャージされます。
なのでディアンズくん、
イトジェみたいになってね、
いやイトジェを超えてね、とも強く思ったのでした。

そして多分、このトライがあったから、
アーロン・スミス選手が早めに出てきてくれたのじゃないかな
と勝手に思い、これもまた感謝なのでした。

音声での記録はこちらから是非👇

オールブラックス側では
前半、ファーストトライはレタリック選手。
お帰りなさいレタリック選手！でしたが、
残念だったのは途中で、
危険なプレーでレッドカード退場となったことでした。

でも会場でも、周囲の人たちも、
え？🟥レッド？そこまでしなくてもという雰囲気でした。
遠いからどれくらい危険が見えませんでしたが
いずれにしてもカードが出る試合ではない方がいいし
できればせめてイエローくらいだったらよかったのになと
無責任なことを考えておりました。

ジャパン側は数的優位になりますけれど
何よりこの後、ヨーロッパツアーでも
出られないことになるレタリック選手。
心情的にはちょっと気の毒になりました。

他にはラインアウトから
そう走るのですか？！と
びっくりのセブリース選手のトライもあったり
後半早々には、
私の大好きな、ケイレブ・クラーク選手が倒されない
粘り腰？の体裁きでのトライもありました。

ジャパンは惜しい所まで行きますが
ぺナルティなどでなかなか点が動かず。
惜しい惜しいと思いながら時間が迫った残り時間2分！
粘ったフォワードの中から姫野和樹選手が
自分で持ち込んでトライ！！
元チームメイト、アーロンスミスの目の前で。
それをちゃんと、若手のリ・スンシン選手が
ゴールキックをきめて点差は4点になりました。

ワントライで逆転、
まあそんなに簡単なことではないのも重々承知です。
でもその可能性がこの時間にあるということが
もう、とてもとても嬉しいことでした。

そして、ぎりぎりまでがんばったけど
小さい行き違いというか、
相手からのプレッシャーもあったことでしょうね、
ミスが出て、
逆転と言う所にまでは届きませんでした。

その間、ずっと力が入った状態で見守って
「終わらないで～！！」と
思っていたのは私だけではなかったと思います。

最後にはペナルティがあって
ゴールが決まって
結局 38対31の7点差で敗北、
試合終了となりました。

Full-time後の選手に頼もしさ！

いや～、本当に本当に良い試合を見せてもらいました。
オールブラックスのメンバーが
フルメンバーではないことも解ってはいますが、
大健闘だったと思います。

これからヨーロッパツアーにでて
アウェイとなるので、
せめて今回の体感をそのまま持っていって
敵地でも変わらず
持てる力を存分に発揮してほしい、
願うのはそればかりです。

そうそう、下川寛治選手初キャップおめでとう！
と、同時に試合終了間際にも私が気になって見ていたのは
ひとりだけ出場機会がなかった日野剛志選手。

ポジション的にキャプテン坂手選手の替わりになるから
もしかしたら勝てるかもという試合の展開で
替えるのは難しかったのかもしれないけれど、
後半もう、あと10分もない、あと5分になったと
そんな中でベンチの前で、独り走ってアップを続けているのです。
当たり前の事なのかもしれないですけれど、
なんだか私にはその姿がぐっときまして、
出たかっただろうな、次は出られますように！と
ゲームを観ながら興奮しながらも
こちらもまた気になっておりました。

そして試合終了後の選手たちが
手ごたえありつつも、とっても悔しそうなお顔に見えて
これも勝手なわたくしの印象ですが
これがまた頼もしく感じたのでした。

それにJapanのアイランダーの選手たちとか
オールブラックスの選手が談笑したり
ジャージ交換をしている姿にも
頼もしさを覚えましたね。

ただ、これも余計なことでしょうけど
その中に日本人選手が少ないことがちょっと残念でした。
姫野選手だけは、ちゃんと入っていたので
この前の経験があるからでしょうし、
なんかそういうところって、大事かなとか
勝手に思ったりしておりました。

ともかくオールブラックスがみられるという
そこに日本チームの善戦と、
本当に行ってよかったと大満足でした。

そしてジャパンは今日ヨーロッパに旅立ちましたね。
2022オータムネーションズシリーズ
先週からはじまっていますが
今週末は、オールブラックス対ウェールズが楽しみです。

そして12日には、日本がイングランドと対戦。
頑張ってほしいなあと思いつつ
選手の皆さんにエネルギーをもらった分、
私もお仕事を頑張ろうと思います。

今回の学び

そして、最後に、
今回とても教えてもらったなと思うこと。

ジャパンはまだ勝てない、まだ弱い、
そして勝てるようになるまでの道の最中、
それをたどっている所だと思います。

だから例えば、勝てなくて、とてもくやしくても、
「せめて、ここまでできれば」と言う所までできたなら
今やっていることや、やってきたことは
間違ってはいないというか、
「方向性は正しいのだ。だって伸びてきているのだから」と、
確信が持てるのではないかと思うのですよ。

そうするとトレーニングや努力への集中度合が
もう一段階深くなって、
それがアウェイ＝いつもの自分たちのフィールドではない、
少し緊張しがちな場面でも、発揮できる力が増すのではないか、
と感じたのでした。
そしてそれは一般の人の生活でも
同じじゃないかなと、学ばせてもらったように思います。

ということで、今日はまたまた
まやまの勝手にラグビー話、思い出話に
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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