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【マルチタスク厳禁】 もっと早く仕事をかたづけるために大切なこと

「私ってマルチタスクできちゃう人なんですよね〜」

という方も多いと思います。

ただ、最近の研究ではほとんどの人間の脳はマルチタスクを行っておらず、複数の作業を連続的に切り替えているとのことです。

脳はマルチタスクが苦手で、「人間は本質的にマルチタスクはできない」といったほうがいいくらいなのです。
例えばA・B・Cという3つの活動を、脳は厳密な意味で同時に進めることはできません。
このようなマルチタスクをすると、いや正確にはマルチタスクをしていると思いこんだ行動をしていると、脳内でストレスホルモンのコルチゾールが増えていきます。


一方、私は根っからのシングルタスク人材です。

一つのことをやると他がおろそかになります💦

会議中に内職すれば会議内容は抜けてしまい、音楽を聴きながら電車に乗ると、気を取られてよくものを忘れていきます(傘とか🌂)

本日はそんな私が調べたマルチタスクのデメリットと、回避するための心がまえをご紹介いたします。


マルチタスクのデメリット

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まず最初にマルチタスクのデメリットのご紹介です。


いまお使いのPCを想像してください。

同時に複数のアプリケーションを起動させておくと、動きが遅くなりますよね。

これは脳内でも起こっており、複数の作業を同時に行う場合、脳のメモリの空き容量が減るため、ひとつひとつの作業の処理が落ちてしまうわけです。


また、冒頭にお伝えした通り、頭の中では複数の作業を連続で切り替えています。

ひとつの作業が終わらないまま別の作業に切り替わる際には、前の作業への注意が頭の中に残った状態になります。

これを難しい言葉で「注意残余」と呼ぶそうです。

この注意が残るため、次の作業への集中力がなかなか上がりません。


以上から、ひとつの作業を連続的に切り替える状態(≒ マルチタスク)は、結果的に全体の作業効率を悪くさせてしまうわけです。


偉そうに書いている私ですが、昔から要領が悪く、毎日遅くまで残業をしていることもザラでした😭

ある時にこの仕組みを知り、そこからタスクとの付き合い方を変えました。


効率的なタスク処理をするには

まずは作業に対する考え方のおさらいです。

ありがちな考え方
・マルチタスクすれば並行で物事が進められて効率的である

↓ ↓

効率的なタスク処理の考え方
・マルチタスクは結果的に全体の作業効率を落としてしまう
 ・同時作業は脳内のメモリ容量がなくなり作業効率が悪い
 ・ひとつひとつの作業への注意が散漫になり集中力があがらない

では具体的にどのようにタスクを処理していけば良いでしょうか?


具体的ノウハウ

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① 今抱えている作業を、ひとつひとつの作業に可視化、分解する
② ひとつひとつの作業を同時には行わず、処理する予定をスケジュールに落とし込む
③ スケジュールに沿ってひとつずつ完了させながら次に移っていく

以上です。

「当たり前じゃん!」と思われるかもしれませんが、意外にできていないものです💦

これを機にぜひ自己点検をしてみてはいかがでしょうか?

②の処理する予定のスケジュール化については、以前の記事で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

最後に

つい目の前にタスクがあると、すぐに着手してしまいたくなります。

多忙な時こそ、その気持ちをおさえて「何からやるか」「いつやるか」を少しだけ足を止めて準備をすることが、結果的に早いタスク完了につながると個人的にも実感しております。

機会がありましたらぜひ参考にしてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️
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